嫌われ政次の高橋一生

昨日の大河ドラマ「おんな城主 直虎」はすごかったですねえ。
さよなら政次。但馬、いや、鶴。
わかってても辛かったなあ。

ていうか、想像以上だったんですけどね。
直虎、まさかああ出るとは。
もおお、びっくりですよ~。
なんつーわかり合ってる二人。
やめてよ、ホント、こういうの。
早く戦国時代終わればいいのに。

にしても、よくまあ井伊家は生き残れたものですね。
言ってはなんだが女子供がトップの弱小領主。
今回の近藤は「おのれ近藤許すまじ」としか言いようがないけど、隙あらばいただき!って思ってた大名や国衆は多かったろうし、今川に取り潰されたの一つ振り返っても、やっぱりよくぞ生き残ったものだなあって感じ。

徳川に近かったってのが幸運だったですね。
家康が最終的に天下を取らなかったら、血は残ってもお家の歴史は埋もれて消え去ってたでしょう。
小野家もこんな風に日の目を見ることはなかったよね。
いやあ、もう、実際に何が起こったのかはわからないけど、高橋一生のおかげで小野但馬政次は超名誉回復ですよ。
よかったですねえ。
でもこういう人と付き合うのはしんどそうだ(苦笑)。

こういう生き方しか選べなかったし、結局こういう生き方しかできなかったのだろうし、こっちが思ってるよりは本人は案外しんどくなかったかもしれません。
でもしんどいのは変わらないし、なんかもうねえ、難儀な人生で、しんどい最期でしたね。

辞世の句が超絶素直だったのが、いや~、もう、なんて言えばいいのか、世が世ならこういうタイプは交換日記がよかったのかもと、わけわからん感想が出そうになります。
碁、良かったですよね。
使い方が効いてました。
豆狸こと家康もしょっちゅう打ってるけどね。
政次と直虎がじっくり打ち合う間柄で、瀬名は家康の打ってた碁を……もしかしてバラバラにしてたっけ?
あ、なんだか嫌な予感。
もしかしたら既にそのつもりの演出がなされていたのかも。



ところで、今回のサブタイトルは「嫌われ政次の一生」。
「おんな城主 直虎」は既存の映画のタイトルがサブタイトルに使われてるんだけど、今回のは「一生」が上手いこと意味が重なってていいですね。
これまでも「ネタ元まんまじゃないか」というのやら、「これは上手くひねってるな」とニヤリとさせられるものやら、いろいろありました。
政次関連は「あるいは裏切りという名の鶴」もだったけど、インパクトが強いです。

ちなみに来週は「隠し港の龍雲丸」。
これまたなんというわかりやすさ。
どうやら龍雲丸がメインのようです。
キラキラの亀に続き素敵政次もいなくなって、これからは龍雲丸には貴重な目の保養として頑張ってもらわねばなりません。
あ、あと傑山さん。
いい男にはたくさん活躍してもらわねば。

今回明らかに一線を踏み越えた直虎がどうなっていくのか、それも合わせて楽しみたいです。
井伊家の皆さん、その周りの皆さん、頑張れ。




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# by teri-kan | 2017-08-21 14:18 | 大河ドラマ | Comments(0)

「セルヴァンドーニ街の奇怪な事件」

コメント欄でお薦めいただいたウンベルト・エーコの「小説の森散策」(岩波文庫)から、デュマの「三銃士」について書かれたところだけ先に読んだので、そこの部分の感想を。

この本はエーコがハーバード大学のノートン・レクチャーズで行った文学講義の記録で、全6回分が収められているのですが、「セルヴァンドーニ街~」はその第5回目。
それまでの流れもあっての内容なのだけど、とりあえずそこだけ読んだ印象としては、いやー、面白かったですけど、作家先生は細かいなあ(笑)。

いろいろと勉強になりました。
「三銃士」のセルヴァンドーニ街に関して、自分の読み方は人と違っていたということもわかりました。
読み方というか、パリの街の見方ですね。
パリの街に不案内な人間だったからこそ、エーコのような思索に向かわず、「あれはデュマのミス」で簡単に片づけちゃったところもあったかなと、ちょっと思わされました。

というわけで、その辺のことをつらつらと。





古い人とつながる感覚
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# by teri-kan | 2017-08-18 11:42 | | Comments(0)

世界陸上からオリンピックへ

今やってるロンドンの世界陸上。

これまでの大会と比べてイマイチ日本で盛り上がってないように見えるけど、時差があるからこんなものなのかな?
次のオリンピックが自国で開催されるというのに、それへ向けての盛り上がりがイマイチ欠けてるというか、でもまあ3年前だとこんなもの?
さすがに次の大会は1年前だし「東京へ向けて!」みたいなことになるんだろうけど、3年なんて短いのに、「いいのかな?こんな雰囲気で」とちょっと思ってしまう。

「いいのかな?こんな内容で」と感じるのは競技自体にもあって、うーん……、日本選手、伸び悩んでますねえ。
私もあまり見れてないけど、決勝進出できた種目って……今のところもしかしてゼロ?
いたらごめんなさい。
でも東京はこれで大丈夫なんだろかって心配になるくらい、言ってはなんだがパッとしない。

男子100mくらいかなあ、先に期待が持てそうなのは。
これだけは大会がどうこうというより、10秒00台を走る選手が増えたことで、競技自体が日本で盛り上がってます。
サニブラウンの準決勝にはガクーッときたけど(期待してた分ガッカリ感が大きかった)、彼を筆頭に男子100mは本当に楽しみ。
これはオリンピック云々抜きで楽しみです。



でも他が……。
特に女子がダメだ……。

日本で女子の陸上といえば何を置いてもマラソンでしたが、肝心のマラソンがとうとう入賞者ゼロ。
もはや期待をすることは選手のためにならないような気がしてきた。
マラソンがダメだと女子は苦しい。
女子マラソンの不振が盛り上がりに欠ける要因の一つには、多分なってますよねえ。

男子と女子のマラソンが同日開催だったのも、テレビの盛り上がり的には辛かったかな。
分かれてた方が見る方も楽だったし、得をしたのは運営側だけのような気が。

あ、男子のマラソンは別の意味で面白かったですね。
川内はやはり見るに値するランナーです。
代表はこれが最後とのことだけど、もったいないなあ。
まあ本人が言ってる通り、川内に頼ってるようじゃ日本のマラソンはいよいよ末期なんですけどね。



んー、パッとしない話題ばかりです(苦笑)。
思えば女子マラソンと室伏でメダルを計算出来てた頃は華やかだったなー。
今は苦しいですね。
3年後に向けていい感じなのは競歩と、やっぱり男子100m。
サニブラウンの200mも。
あとリレー。

なんとか他の種目も頑張ってもらいたいな。
3年後に期待が持てるような、せめてそういうのをよろしくお願い。




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# by teri-kan | 2017-08-09 11:01 | スポーツ | Comments(0)

記憶喪失ってひどい

周りの大人の皆さんについて。
「ひよっこ」は人々の繊細な感情がきちんと表現された、とても良いドラマだと思います。





みんなしんどい
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# by teri-kan | 2017-08-07 01:45 | 朝ドラ | Comments(2)

内はだるだる、外ぱんぱん

ついでに前もぱんぱん。

……太もものことなんですけどね。
真面目なことを書く気力がないので、超軽いどうでもいい話題を。





本当にどうでもいい話です
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# by teri-kan | 2017-08-04 13:57 | その他 | Comments(0)

パリの学生とプレ・オ・クレールの決闘

例の古地図を眺めて以来、パリの成り立ちに興味が向かっているのですが、助けになる良い本はないかと、とりあえず手持ちを探したところ、次の一冊がありました。

「フランス中世歴史散歩」
レジーヌ・ペルヌー、ジョルジュ・ペルヌー著。白水社。

読んだのは随分昔で、内容はきれいさっぱり忘れています。
ほとんど初めて読む感覚でパリに関する部分を再読してみたのだけど、ありました~、今まさに欲しかった情報が。
プレ・オ・クレールという草原が、なぜプレ・オ・クレールと呼ばれるようになったのか、その由来がバッチリ。

せっかくなので記述をそのまま載せさせていただきます。
「三銃士」を読んでる方さえ興味を持ってる方は少ないかもしれませんが、一応さらっとデュマが書いてたことにも、長い歴史があるんだよということで。





続き
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# by teri-kan | 2017-08-02 10:26 | | Comments(0)

ナチス支配下のワルシャワと未完成交響曲

土曜の夜にNHK・BSプレミアムで、「玉木宏 音楽サスペンス紀行~亡命オーケストラの謎~」が放送されました。
後半部分しか観れなかったのですが、シューベルトの交響曲第七番「未完成」を第二次世界大戦の映像と共に演奏するところは観れたので、それについて。





More
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# by teri-kan | 2017-07-31 16:04 | 音楽 | Comments(0)

知らない人のドラマは面白い

朝ドラの「ひよっこ」のことなんですけどね。
今日の分はまだ歌が始まる前のところまでしか見てません。
女優さんがお父さんの写真を見て衝撃さめやらぬ……といったところまで。
うおおおおおおお、気になるううううううう。

このドラマ、お父さんが行方不明という、何気にサスペンス風なのが、成功してる要因の一つかなと思います。
謎を抱えてるってのはドラマ的に面白い。

もちろんみね子が可愛いのも良い。
地に足着いてる性格なのが、人間関係に恵まれて育った田舎出身の子というだけじゃなく、父親の事件も抱えているからだというのが、説得力があって良い。
能天気で素直なだけの子だったら、島谷さんとはずるずるいってたかも。
家族に対する考え方は、みね子は年に似合わず現実的です。
その辺の芯の強さと柔軟さが、きれいごとでも無理矢理でもなく、うまく描けてるなあと思う。

「ひよっこ」が始まった頃、沢村一樹が「オリジナルの人物なので先がどうなるのかわからないところを楽しんでほしい」みたいなことを言ってて、「そういえばここんとこ三作続けて企業を起こした実在の女性ばかりだったねえ」と思ったものでした。
実在の人物が主人公だと、ストーリーがとりあえずウソじゃないから、ドラマ自体がしっかりしたものになって、朝ドラ的にはそこそこの成功は見込めるんですよね。
まあそれも「べっぴんさん」で「そうでもないな」ってことになったけど、それでも変なオリジナルストーリーよりは安心して見られるというのはあると思います。

オリジナルはね……時々とんでもないのを作り出してしまいますからね。
もちろんそうでないのもあるんですけどね。



といったわけで、これからどうなるのかわからないのが楽しみな「ひよっこ」。
そうはいってもお父さんが見つかって、お父さんの記憶が戻って、家族みんなで喜び合って、みね子はヒデ君と上手くいくなりなんなりして、大団円で締めくくる、ということにはなるのでしょう。
むしろそうなってもらわないと困る。
いくら先の展開が読めないのがいいっていっても、幸福は外してほしくない。

「純と愛」はそこがサイテーだったよね……。
先が読めない楽しさと、落ち着くべきところに落ち着く安定感と、どうか両方を満たしておくれねと、この先も大期待の「ひよっこ」なのでした。




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# by teri-kan | 2017-07-28 11:33 | 朝ドラ | Comments(2)

牢獄・刑場・墓地ツアー

「三銃士」でボナシューがバスティーユに投獄されて、その後わけもわからず馬車に乗せられどこかへ連れていかれるという、大変気の毒、かつ笑える場面があるのですが、そのボナシューの恐怖の道のりを、古地図を眺めながら辿ってみたいと思います。

またまた前回と同様の地図を使用します。
今回は川の真ん中のシテ島から地図で右に進んだところ、赤と緑の線上にある有名なバスティーユ(La Bastille)が起点になります。
バスティーユは元は要塞ですので、当時は城壁(赤と緑の線)にくっついていました。
すぐ上にあるのがパリに出入りするための東の門、サン・タントワーヌ門(Port S Antoine)。
ダルタニアンが上京した際にくぐった門ですね。





おどろおどろしいパリの右岸
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# by teri-kan | 2017-07-26 10:35 | | Comments(0)

三銃士が西に東に活躍したパリ

以前パリの古地図が欲しいと書いたことがありましたが、ネットが発達した世の中ってのはありがたいですねえ。
使い勝手のよい貴重な地図がタダで見られる。
なんと素晴らしいことでしょう。

いろいろ探した中で一番のお役立ちはこの地図でした。→ 1716年のパリ
現在のパリと重ねることができるスグレモノ。
なんと右上に古地図と現在の地図を入れ替える機能がついているのです。
航空写真と地図は左上で調節できます。

1716年はルイ14世没年の翌年ですので、1625年から物語が始まる「三銃士」の時代とは離れてるのだけど、革命以前のパリなので雰囲気は十分伝わります。
通りが現在よりシンプルな分、登場人物の行動も理解しやすい。

というわけで、これを駆使してさっそく第一巻の四人を想像しましょう。

(原作では「フォッソワイユール街」というように「街」とあるけれど、ここでは現在の地図に合わせて「通り」を使用します。
地名の単語は古地図から拝借してるので、現代の綴りとは違うところがあります。読みにくいところは適当に書いてるので、違っていたらすみません。)





若々しいパリの左岸
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# by teri-kan | 2017-07-24 11:07 | | Comments(4)

「ダルタニャン物語」の出版事情

これから読んでみたいと思われた方へのアドバイスになればと思います。
第一部「三銃士」だけを読むなら簡単なのですけど、第二部・第三部となると、現状途端に困難になるので。





改善要求!
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# by teri-kan | 2017-07-21 12:55 | | Comments(0)

「ダルタニャン物語」と「マスケティアーズ」

同じだけど違う、違うけど同じな、原作とドラマの愛すべき四人について。
彼らは永久に不滅です!
(原作とドラマ両方のネタバレありです)




キャラクターのつくりかた
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# by teri-kan | 2017-07-19 10:38 | | Comments(2)

八度目のウィンブルドン優勝!

強いフェデラーを見れる幸せ。

惚れ惚れするほど美しかったですねえ。
全盛期の「どうやったらフェデラーに勝てるんだろう?」と思ってた頃のような、圧倒的な感じが戻ってきました。
全豪も驚いたけど、ウィンブルドンでまた優勝するところが見れるなんて、去年までは想像もできなかったですよ。
すごい人だなー。

決勝戦自体はチリッチのコンディションに問題があって、白熱したとはとても言えなかったけど、白熱しすぎたらこっちも胃が痛くなるので、まあいいか(苦笑)。

これで8度目のウィンブルドン優勝、19回目のグランドスラム制覇。
いつまでもこの調子で頑張ってもらいたいものです。

優勝おめでとう!



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# by teri-kan | 2017-07-17 01:15 | スポーツ | Comments(0)

「剣よ、さらば」 その2

最終巻の感想の続きです。
第三部はなぜ「ブラジュロンヌ子爵」というタイトルなのか、ということも含めた、彼らの生きた時代、彼らの生についての考察です。





良き時代は遠くなりにけり
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# by teri-kan | 2017-07-14 11:22 | | Comments(0)

「剣よ、さらば」 その1

ダルタニャン物語の第11巻。
アレクサンドル・デュマ著、鈴木力衛翻訳。
講談社文庫。

最終巻です。
前巻を受けての鉄仮面事件の顛末と、その後の騒動がメインで描かれています。
ダルタニアンら四人もそれぞれの運命を迎え、長かった彼らの物語がとうとう終了しました。

感想は最終巻はもちろんのこと、「ダルタニャン物語」全体に及びました。
なので少々長いです。
その1と2に分かれる予定です。




まさかこんなことになろうとは
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# by teri-kan | 2017-07-12 11:05 | | Comments(4)

「ダルタニャン物語」を読み終わって

無事読了。

本来なら前回までの続きで最終巻である第11巻、「剣よ、さらば」の感想を書くところなのですが、読み終わって真っ先に思ったのは四人との別れ。
旅立った彼らへの思いを吐き出さずにはストーリーを振り返ることができないので、まずは最後の最後まで愛すべきヤツラだった四人+αについて書きます。





三銃士+1は永遠に
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# by teri-kan | 2017-07-10 16:41 | | Comments(4)

福岡と大分の豪雨

あまりの惨状にショックを受けてます。
ここ数年九州は甚大な災害が頻発してて、住んでる方々の心労もかなりのものと推察します。

原因は積乱雲が次々と発生する線状降水帯とのことですが、これ、最近よく聞きますよね。
同じ所にずっと雨雲がかかり続ける現象。
これは地球温暖化や気候変動が関係していて、そのために近年よく起こるようになってるのでしょうか。
それとも以前からある?
あと、そういうことが起こりやすい地形とか場所とかってやっぱりあるのかな。

福岡と大分の境って数年前も豪雨災害があったと記憶してるんだけど、地理的なものが関係してるとみていいんですかね?
九州北部が被害に合う前日は島根と広島の県境周辺がひどくて、広島では死者も出てるんだけど、ここもやっぱり数年前に酷い被害を出した豪雨がありました。
そのちょっと前の新潟の豪雨もやはり以前に被害があったところだというし、起こるところは定期的に起こるといった印象があります。

そうであるならしっかりとした対策を、と思うのだけど、これって考えないといけないことが山のようにありますよね。
避難方法の徹底もそうだけど、避難場所になる公民館等は住民が集まりやすい場所&水に浸からない高台&土砂崩れの心配のない山から離れたところ、そういった場所にないといけないし、結構厳しい条件だと思います。
学校は川沿いに建ててはいけないとか。
川の近くの学校は環境が良くて個人的には好きなんですが。

絶対に必要だと思うのは山林の整備だと思うのだけど、現状はどうなってるんでしょう。
広島の土砂災害の時も思ったのですが、山林管理はホントに真剣にやらないとダメなんじゃないですかね。
豪雨になったら土砂崩れはどうしても起こるけど、できるだけ被害を小規模なものにするためにやれることは徹底的にやるということをしないと、やっぱりいけないと思います。
少しでも雨に強い山を作るというのが、それこそ大々的なキャンペーンを張ってでもやるべきことではないかと。
政府はそういったことにもっと予算をつけるべきではないかな。

下流に流された大量の木を見てると、もうちょっとどうにかならないかと思います。
流木が川の流れを堰き止め辺り一面を池や湖のようにするというのは、本当に辛い光景です。
家が崩れてるのはもちろんだけど、畑や田んぼが水没してるのは、作物自体が可哀想だし、農家の方々がお気の毒でならないんですよね。
堤防をもっとしっかりさせて……というか、雨雲のコントロールってできないんですかね?
誰かえらい人考えてくれないだろうか。
いい加減毎年豪雨多過ぎ。




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# by teri-kan | 2017-07-07 11:21 | その他 | Comments(0)

「鉄仮面」

ダルタニャン物語の第10巻。
アレクサンドル・デュマ著、鈴木力衛翻訳。
講談社文庫。

有名なフーケの大園遊会がとうとう行われるのですが、デュマの緻密さに感心。
史実と事件の絡ませ方が上手いなあ。
史実と登場人物の感情の絡ませ方が上手いなあ。
いやー、すごい話だった。
こんな恐ろしい話を書くなんて、デュマ、恐ろしい人。

今更ながら、ここから先はネタバレです。
これまでもそうだったけど、この巻は鉄仮面関係の、というより第三部の肝心要部分が書かれてるので、知りたくないという方は避けて下さい。

以下は大ネタばらしの第10巻「鉄仮面」の感想です。





王がいる時代が当たり前の王
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# by teri-kan | 2017-07-05 10:49 | | Comments(2)

B'z の思い出

以前「Eat The Rich」について書いてから、エアロスミスの曲を聴いてたんだけど、聴いてるうちにB'zを思い出したので、ちょっとつらつら綴ってみる。





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# by teri-kan | 2017-07-03 13:33 | 音楽 | Comments(0)

今週の人物

・藤井聡太四段

29連勝の新記録達成です。
すごいですね。
将棋は子供の頃遊びでやってた程度で、駒の動き方を知ってるだけの素人なのですが、それでもこのニュースにはワクワクします。
将棋習いたてのお子様から筋金入りの年配将棋ファンまで、皆が皆熱狂してるのが良いですね。
ホント素晴らしいです。

最初に話題になったのは、最年長プロ棋士と最年少プロ棋士が対決するという、例のひふみんとの対局前のことだったと思いますが、あれからあれよあれよとここまで来ました。
あっという間のような気がします。

ここまできたら行けるところまで行ってほしいですが、どうなりますかねえ。
連勝が止まれば過剰なマスコミの取材ぶりも落ち着くかなあと思ったりしますが、でも頑張ってもらいたいですね。

いやー、ホント、将棋界は藤井四段様様ですね。
将棋ソフト不正疑惑のゴタゴタで「なにやってんだ?」って将棋連盟が呆れられてたところに、まさに救世主のように登場してくれました。
今ではあんなことがあったこそさえ忘れられてると思います。
結構な騒ぎだったのに。

いろいろな意味でありがたい藤井四段ですね。



・稲田防衛大臣

防衛関連に向いてないのか大臣に向いてないのかわかりませんが、とにかく軽すぎます。
今となってはなぜ防衛相に任命されたのか、他の大臣職ではいけなかったのか、疑問だらけの方ですね。

以前なら既に大臣を辞任するなり解任させられるなりしてたと思いますが、民主党政権時代の負の遺産がここでも効いてます。
民主党の大臣はなかなか辞めませんでしたもんねえ。
あれで大臣の発言や在り方としてのハードルが下がり、現在の一強状態で更にゆるみが進んだといった印象です。

今一度規律を正してもらいたいですね。
野党に政治は任せられないとほとんどの国民が思ってるにしても、与党がそれに甘えたら、いよいよグダグダですから。



・小林真央

病気が公表された時のショックの方が大きくて、死去の報は、残念でしたけど「受け入れるしかない」といった気持ちでした。
この件に関してはいろいろな面で思うことがあって、簡単には書けません。
ただ、テレビのこちら側にいる視聴者としては、團十郎夫人としての彼女を見てみたかったなあと。
ずっと海老蔵のそばにいてあげてほしかったと思います。

合掌。




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# by teri-kan | 2017-06-30 10:08 | その他 | Comments(0)

「三つの恋の物語」

ダルタニャン物語の第9巻。
アレクサンドル・デュマ著、鈴木力衛翻訳。
講談社文庫。

盛り沢山の巻でした。
なんだかいろいろありました。
ホントにいろいろありました。
結構オールスターキャスト。
あ、肝心の人物がいないか。
アトスはなにやってるんだアトスは。
大事な息子の危機だというのに。
……うっっ(涙)……ラウルかわいそう……(涙)。
なんかすごいことになっちゃったなー。

……といった感じの「三つの恋の物語」の感想です。
宮廷で恋愛するというのは大変なんだのう……。




ダルタニアンLOVE
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# by teri-kan | 2017-06-28 10:39 | | Comments(0)

桶狭間の後の今川さん

とっくの昔に桶狭間で敗れた今川氏。
でも未だ健在で相変わらず井伊に対してネチネチネチネチ。
……大河ドラマ「おんな城主 直虎」の話なんですけどね。
今まで私は今川氏のことを全然知らなかったなあと、ドラマの氏真を見ながら痛感しているところです。

「桶狭間で義元が殺されて今川氏は衰えた」
思えば今川氏について知ってる知識といえばこれだけでした。
義元が死んだからってお家が潰れたわけじゃないんだから、その後の今川氏のお話もあってしかるべきなんですけど、すっかりその辺抜け落ちてたというか、気にしたことこれまで全然なかった(笑)。
今回のドラマは新鮮です。

で、昨日のエピソードもそうなんだけど、こんな支配の仕方をしてたらいざという時すぐに離反されちゃうよ?というようなことを、今川はさんざん井伊に対してするのだけど、かといって優しくしたら今川は安泰かといったらそうでもなくて、いやー、弱肉強食の世界って厳しいね。
戦国時代ってやっぱり恐いわ~。

でももっと恐いのはこれからで、家康が信長の苛烈さにビビりまくって、「雅な今川の方がのほほんとしてて良かったよおおおお~」みたいな愚痴をこぼしてたけど、信長の登場ってそういうことなんでしょうね。
旧来の世界秩序の中でバランスをとって生きてた人には悪魔にしか思えなかっただろうなあ。
その流れに乗れた人、乗れなかった人、これからまた淘汰が始まるのかと思うと、やっぱり戦国時代って恐いです。

ドラマとしては、キラキラの亀が早々に退場して随分寂しい思いをしたのだけど、抗えない魅力の政次はいるし、ここんとこワイルド龍雲丸が画面を賑わせてくれたので、絵的には良い水準をキープしてると思います。

そうそう、龍雲丸ってこれからどうなるんでしょう。
何者かになりそうな大きな器の持ち主ですが、彼の今後はとても気になる。
なんといっても龍だし!
虎と龍ですよ。なんと縁起のよい組み合わせ。
二人のパワーが合わさればなんでも出来そうです。
子供時代の「鶴・亀・とわ」も良い組み合わせの名でしたが、「龍虎」も良いですね。

井伊は小さい家だし主人公の当主は女性だし、天下国家を語る戦国モノとは全然違う大河ドラマだけど、作りは丁寧でなかなか面白いと思います。
ほぼ半分が終わったところですが、今のところは良い。
今後も期待です。



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# by teri-kan | 2017-06-26 11:45 | 大河ドラマ | Comments(0)

「だめだし日本語論」

橋本治、橋爪大三郎著。
太田出版。

次々と本を出されているお二人の対談本。

「日本語は、そもそも文字を持たなかった日本人が、いい加減に漢字を使うところから始まった―
成り行き任せ、混沌だらけの日本語の謎に挑みながら、日本人の本質にまで迫る。あっけに取られるほど手ごわくて、面白い日本語論」

と、紹介されている本です。




感想
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# by teri-kan | 2017-06-23 10:18 | | Comments(0)

最近のニュースいろいろ

サッカー界の英雄マルディーニ、テニスでプロデビューへ!49歳で超異例の挑戦

見たい!
テニスしてる姿もきっと美しいでしょう。
もういい年だけど、動きは力強くて綺麗なはず。
この人のピッチ上での体の動きの品の良さはホントに好きだった。
テニスでもきっと綺麗なはずだ。
ちょっとでいいから見てみたいなあ。



・小出恵介を始めとする周囲に迷惑をかける人達

小出の女癖の悪さは論外として、気になったのは酒癖が悪かったということ。
酒癖の悪い人は残念ながら駄目ですね。
それだけで人望をなくしてしまうので、飲み方については周囲の誰かがどうにかしてあげられなかったかと思います。

NHKがのだめの映画を予定してたのに放送中止にしたと出た時は、ドラマ版ならともかく「え?あんなちょっとの出番で?」と思ってしまいました。
しばらくは一瞬でも映ってたら駄目なんでしょうけど、他の方々にとっては迷惑な話です。

橋爪遼が逮捕されて、映画「たたら侍」が上映中止になった件でも、島根が落胆しきってたのが本当に気の毒で、再編集するという話にはなったけど、周囲にかける迷惑が本当に芸能人はハンパない。
責任感とか覚悟とか、結局そういうものがないってことなのかなあ。
最近甘えた芸能人が多くて不祥事ばかりですね。



・フィリピンがヤバい

ミンダナオ島でフィリピン軍とイスラム勢力が戦闘状態に入ったとか、そのせいでドゥテルテ大統領の訪日が中止になったとか、先月そういったニュースは見たけど、知らないうちに事態は酷いことになってて、既に民間人含めて300人以上が犠牲になってるらしい。
IS系の過激派がインドネシアとかから入り込んで、ISに奴隷化された市民が逃げようとして射殺されてるというニュースもあったりして、早くなんとかしてよもう、な気持ちです。

そういえばバグダディ容疑者が死亡した説ってどうなったんでしょう。
彼がいなくなってもシリアやイラクのISはともかく、イスラム過激派は拡散してあちこちでテロを起こすだけって言われてたりして、相変わらずお先は真っ暗。

東南アジア、結構どこも不安定ですよね。
嫌な感じです。



・音楽教室がJASRACを訴えた件

心情的には完全に音楽教室側なのだけど、JASRACにも理があるのかな?
当のミュージシャンはどう思ってるんですかねえ。
宇多田は「自由に使ってほしい」と発言してたけど、他の人達はどうなんだろう。

日本の著作権の問題はかなり構造的なものみたいだけど、そのしわよせがただ単に音楽教室に向く、といった形に見えるのは、やっぱりよくないんじゃないかと思うのです。
なんていうか、「そこじゃないだろう」って思えてしまうので、この際裁判でコンテンツ産業のありかたまで問えるような空気にもっていってくれれば、少しは良い方向に進むのではないかと、そこだけはちょっと期待したいです。

でも心情的には、音楽教室がんばれ!
JASRACに負けるな!です。



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# by teri-kan | 2017-06-21 09:39 | その他 | Comments(2)

「華麗なる饗宴」

ダルタニャン物語の第8巻。
アレクサンドル・デュマ著、鈴木力衛翻訳。
講談社文庫。

いや~、饗宴は華麗なんですけどねえ。
ダルタニアンが活躍したのは最初だけ。
アトスはほんのちょっと出ただけ。
ポルトスにいたっては影も形もない。
アラミスは相変わらずコソコソしてたけど。

うーん、激しく四銃士不足!

一体彼らを出さずに物語は何をしていたのかというと、あれですよあれ。
ビバ・若者。
第8巻はタイトル通り、華麗なる、ザ・宮廷恋愛物語。
王は「仮面の男」のルイに近づきつつあるのです。
宮廷内の恋愛はこみこみに込み入ってるのです。
はっきりいって悲劇が起きない方が不思議な展開……(涙)。




あ~い~それは~はげしく~
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# by teri-kan | 2017-06-19 10:38 | | Comments(0)

「SWAN」ドイツ編 その12

「SWAN MAGAZINE Vol.48 2017年 夏号」を読みました。

うーん……仕上げ段階なのがアリアリと。
最終回が来るんだなあ。



なぜクリスの心がそこまで読めるのか!?というツッコミどころはあるけれど、母性のなせるわざと解釈すればいいのでしょう。
母の愛がクリスを救った、みたいな。
デズデモーナの愛の根源もそれで、真澄の今の踊りになってるとのことだし。

なんでこんな時に妊娠しちゃったんだと思ったけど、今このタイミングだからこそ究極の愛のデズデモーナが生まれた、みたいな感じでいいのかな。
ラウラを抑えて選ばれた理由としては説得力があると思います。

今回のレオンは「そりゃそうだよね」と、こっちも納得のレオンでした。
ストップかけるのが、まあ普通。
結局押し切られちゃうけど。
この二人はこれからずっとこうなんじゃないかな。
真澄に押し切られ続けるレオン。
昔は真澄の方が振り回されてましたけどねえ。
真澄の才能にレオンが惚れ込んじゃってるからしょうがないですね。



「終わりなんだなあ」ということばかりが心をよぎった回でした。
ノイマイヤーの評価は既に得てるし、無理して踊らなくてもいいんじゃない?と思うけど、華やかに踊って最終回、の方が綺麗ではあります。
何もかもが上手くいって大団円。
今となってはそれを望むかな。
ええ~?できすぎ~(笑)と思えるくらいのハッピーエンドが、心残りもなくて良いなあ。



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# by teri-kan | 2017-06-16 22:07 | 漫画(SWAN) | Comments(2)

ヴァンヌから広島へ

「ダルタニャン物語」の第三部「ブラジュロンヌ子爵」を読んでるところなのですが、若い頃聖職者志望だったアラミスは、第8巻現在でヴァンヌの司教を務めております。
只今「地図と物語の照らし合わせ」にハマっているワタクシは、そんなわけでヴァンヌについてちょっと調べてみました。





心にうつりゆくよしなし事をそこはかとなく書きつくれ~
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# by teri-kan | 2017-06-14 14:40 | フランス映画 | Comments(0)

「ノートル・ダムの居酒屋」

ダルタニャン物語の第7巻。
アレクサンドル・デュマ著、鈴木力衛翻訳。
講談社文庫。

若きルイ14世のご親政が始まるということは、国自体も若々しくなるということ。
ブラジュロンヌ子爵ラウルと彼のお友達のエピソードも俄然増えて、雰囲気が華やかに、そして少々軽薄になりつつあります。
軽薄というのは作品がというのではなく、若者だから。
若者は若者というだけで危ういです。
今まで読みながら映画「仮面の男」を思い浮かべても、「おとーさんがアレ」というトンデモ設定だったため、「映画は完全な作り話で原作とは違うんだ」と考えてたのですが、ここにきて不安が大きくなってきました。

映画みたいになったらイヤだなー。
原作のルイ14世は映画よりマトモだけど、別のところでややこしそうな人がいるし。

ふと思い出したんだけど、そういえば「仮面の男」を公開時に見た時、「年とった三銃士のお話を思い付くなんてすごいなあ」と、確か感心したんですよね。
壮年・老年の彼らの話が原作にあるということを知らなくて、「うまいこと考えたなあ」って感動すらしてた(笑)。
デュマの鉄仮面の話もよく知らなくて、ていうか、鉄仮面は鉄仮面で、三銃士のお話とは別個のものだと思ってたから、「おおー、鉄仮面と三銃士の話が合わさるのかー、面白い映画だー」って、それこそ大感動してた(笑)。
思い返すと笑えます。



……といった、映画の成り行きを思うと先がかなり心配なラウルと、相変わらず精力的なダルタニアンがメインの第7巻「ノートル・ダムの居酒屋」。
この居酒屋をめぐる騒動が大笑い。
ダルタニアンはやはり大活躍なのでした。




初めて銃士隊が剣を振るって仕事してるところを見たかも
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# by teri-kan | 2017-06-12 10:56 | | Comments(0)

教育行政をまともなものに

無理な話だろうけど、一応希望を込めて書いてみる。





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# by teri-kan | 2017-06-09 11:35 | その他 | Comments(0)

ACL決勝トーナメントでの浦和と済州の乱闘騒ぎ

ラグビーは紳士がやる野蛮なスポーツで、サッカーは野蛮人がやる紳士なスポーツ、だったっけ?
某映画でこんなことを言ってた記憶が。

サッカーが紳士なスポーツというのは、相手を故意に倒すことはいけないってルールだからですかねえ。
やってる人間が野蛮人というのは、「でも審判が見てないところではおっけー」みたいなことがまかり通ってるからかな。

そんな野蛮人がするというサッカーの試合で、野蛮そのものの映像が先週全世界に流れました。
いやー、驚くしかない事件です。
ホントに野蛮人だった。
ただただサイテー。




胸糞悪い話
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# by teri-kan | 2017-06-07 14:43 | スポーツ(サッカー) | Comments(0)