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「魅せられて」(1996)

ベルトルッチ監督作品。

リブ・タイラーがいい。大人の入り口に立つ少女のみずみずしさで溢れている。
トスカーナの風景もキレイ。ベルトルッチの映像はやっぱり美しい。

ジェレミー・アイアンズが病篤い作家として出演しているのですが、この人、破滅的な役柄がピッタリな上に病人の役もハマッてるんですよね。「チャイニーズボックス」が97年の作品なんで、この頃立て続けに白血病で死ぬ彼を見たことになるんですが、まあ非常にスリムな方で病人の役もお似合いとはいえ、もっとカッコいい彼が見たいと思うファンにとってはもどかしくもある時期でした。

でもリブ・タイラーは本当に素敵だったので、それだけでこの作品はいいのです。
生と死、年長者と若者といった物語の中で、彼女はまさしく生命力にあふれた少女でした。
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by teri-kan | 2009-03-07 01:38 | アメリカ映画 | Comments(0)

本や映画、もろもろについて思った事。ネタバレ有。


by teri-kan
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