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「裏窓」(1954)

足を怪我して自宅アパート療養中のカメラマンが、あまりの暇さによそんちの窓を眺めているうち、とある住人の不審な行動に目をとめる……というお話。

監督はヒッチコック。怪我のせいで車椅子に座りっぱなしのカメラマンにジェームズ・スチュワート。その恋人役にグレース・ケリー。

この映画はなんといってもグレース・ケリーの美しさ。
登場シーンから、もうありえないくらい綺麗で、同じ人間とは思えないほどなのです。顔だけじゃなくてスタイルもたたずまいも完璧で、もうパーフェクトな美しさなのです。
画面からほとばしる彼女の美しさに、どれだけヒッチコックが彼女に惚れ込んでいたかがわかります。そもそもこの作品ではモデルの役柄なんで、美しさが際立つ演出がなされていて当然なんですが、それにしてもホレボレするほどの美貌です。彼女だけでこの映画は観る価値あると言っていいくらいに。

ジェームズ・スチュワートはものすごく安心感のある人。
風貌がやっぱりいいんですね。見るからに信頼できそうな顔してる。

でも覗き見行為は基本的に誉められたものではありません。映画では職業柄仕方ないと納得できるけど、普通のなんでもない人があんな風にして人の家覗いてたらやっぱり嫌だなあ。
お手柄だったけど、ハッピーエンドだったけど、最後のあの姿は、さすがにちょっとバチが当たっちゃったのかもしれないと思います。

上手いオチですね。ああいうセンスは大好きです。
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by teri-kan | 2009-03-21 01:18 | アメリカ映画 | Comments(0)

本や映画、もろもろについて思った事。ネタバレ有。


by teri-kan
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