「007 ゴールデン・アイ」(1995)
2010年 05月 12日
冷戦終結後初の作品で、旧ソ連時代の秘密兵器「ゴールデン・アイ」をめぐってロシアの犯罪組織と戦うボンドが描かれています。
6年は長いですね。社会情勢が変わった以上に映画の雰囲気がガラリと変わりました。
スピード感があってとても今風。今の若者もここからはあまり古臭さを感じずに観れるんじゃないかと思います。
冒頭の工場からの逃走ダイブシーンといい、サンクトペテルブルグの爆走破壊シーンといい、「007」に期待するものを期待以上にやってくれて、笑わずにはいられない作品でした。
ゼニア・オナトップという女殺し屋が出てくるんですが、これがまた印象的で、完全にイッちゃってるんですよ。殺すの快感♪殺すの大好き♪っていう女で、まあホントに気持ちよさそうに人を殺すのです。
PCオタクっぽい男も登場してきて、「のめりこむ狂気」をこの作品では見ることができるのですが、その描き方が新しい時代の「007」という感じがしたものでした。
Mが女性になってたり、ロシアに自由にボンドが出入りできるようになってたり、いろいろと変化を楽しめる作品です。
今回から4作にわたってボンドを務めるのはピアース・ブロスナン。
彼の起用は大成功で、スパイのハードさとオシャレな色男ぶりと、とてもバランスのいいボンドになっています。
どっちかというとちょっと甘さの方が勝ってて、ニヤけたところに好き嫌いが分かれるかもしれないけど、やっぱり顔がいいというのは素晴らしいです。もし私がボンドガールになれるなら、6人の中だったら断然ピアースの相手役になりたい。
とはいえ胸毛復活には考えるものがありますが。
ロジャー・ムーアはスッキリしてたもんねえ……。
冒頭の007と006の破壊工作は超カッコよくて、絵になるコンビだなあとしみじみすることうけあいです。
胸ときめくコンビで、わずかな時間なのが本当に惜しい限りです。
そして五代目ボンド登場!
>サンクトペテルブルグの爆走破壊シーン
痛快でした!
>どっちかというとちょっと甘さの方が勝ってて、ニヤけたところ
ゼニア・オナトップにもやられっぱなし。
女性に対しては最弱のボンドと言われています。
でもまあ、いいんじゃないんですか・・・?
僕もブロスナンのボンドは好きです(苦笑)
by 奥さんに頭が上がらない男・・・間諜X72
>女性に対しては最弱のボンド
そんな言われ方をしていたとは……(苦笑)。
でもピアース・ブロスナンはそういうボンドが似合ってました。
ゼニア・オナトップは強烈でしたし、あれにやられちゃうのは仕方ないかも。
やはりそれまでのボンドと比べて感情がわかりやすかったですね。
親近感が持てました。
ロジャー・ムーアのボンドも優しそうだったけど、ピアースの方がお近づきになれそう。
いい言葉ですね~!
>スパイのハードさとオシャレな色男ぶりと、とてもバランスのいいボンド
それも当時の雑誌に書かれていました。
>オナトップは強烈
ファムケ・ヤンセン。「96時間」で演じた主人公の元妻。
40代熟女の色っぽさが好評でした(笑)。
それではまた。あと1日頑張れば休日です・・・。
全体的なピアース・ボンドの評価って、大絶賛されてるわけでもないけど悪い評価はないって感じですかね?
老若男女、幅広く支持を集めた印象があります。
スパイにしては人好きのする外見すぎるかなあと思いますが、個人的にはそこも含めて好きでした。
やっぱり男前でしたよねえ。
ファムケ・ヤンセン、綺麗な人ですよね。
強烈すぎましたけど。
007の敵の女ランキングを取ったら上位間違いなしの、とにかくキョーレツな人でした。
色っぽいというか、えげつなかったですよねえ(笑)。
あと一日、お互い頑張りましょう~。
さて、僕は昔からビートルズの大ファンです。
そして、4人のうちジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスンはアイルランド人。ピアース・ブロスナンもアイルランド人。そのあたりにも愛着を感じたのかも知れません。芸術科が多くて、酒が好きな陽気なアイルランド人。
>007の敵の女ランキングを取ったら上位間違いなし
第1位かも!?
>探偵レミントン・スティール
一度見たいです。僕の友達が「ちょっと抜けた所がいい。」と言ってました。演じたのは・・・・ピアース・ブロスナン!
アイルランド人ってお酒好きで音楽とダンスが大好きな人達というイメージがあります。
土地が豊かでない分、かえって明るくて前向きで努力家というか。
いいイメージすぎますかね(笑)。
「風と共に去りぬ」のスカーレットのお父さんとか、思い出します。
そういえばピアース・ブロスナンはアイルランド人でしたか。
ビートルズは三人もアイルランドにルーツがあるとは知りませんでした。
間諜X72さんはビートルズファンなんですね。
ビートルズとアイルランドのつながりは初めて知りました。
そういえば、ピアース・ブロスナンの他の出演作品って見たことがありません。
あ、「マーズ・アタック」は見たけれど、あれは俳優の評価は難しい。
ピアースはやはり陽気な雰囲気があるのが良いところだと思います。
ボンド役もシリアスでも重くなりすぎないところが良かったですね。
リンゴ・スターはショーン・コネリーと同じ。スコットランド人です。
>アイルランド人って
>土地が豊かでない分、かえって明るくて前向きで努力家というか
そうですね。それとアメリカに移民したアイルランド人は警察官とか消防署員とか、最前線で闘う(?)公務員と言うイメージもあります。
>ボンド役もシリアスでも重くなりすぎないところが良かったですね。
同感です。やっぱり007シリーズは楽しみながら見たいです(笑)。
>間諜X72さんはビートルズファンなんですね。
特にジョン・レノンの大ファンです。
一昨日はジョン・レノンの命日。
36年前のあの事件に対する悲しみ・怒り。
今でも思い出します・・・・。
お返事が遅くなりましてすみません。
>特にジョン・レノンの大ファンです
ああいう殺され方をしてしまったカリスマ的人物のファンの方の気持ちって、想像を超えてます。
きっと言葉には表せられないほどなのだろうなと。
私は当時ニュースになってたことは覚えてる、といった程度ですね。
親が驚いてた記憶があります。
>リンゴ・スターはショーン・コネリーと同じ。スコットランド人
四人ともケルト系っていうのが面白いですね。
エマニュエル・トッドがビートルズのような時代を変えるようなインパクトのあるミュージシャンはアングロ・サクソン社会であるイギリスでないと出てこないと言っていて、そういうのと合わせてもビートルズが誕生した意味というのは面白いなと思いました。
プロデューサーのジョージ・マーティンはイングランド人なのでしょうか?
ビートルズについては一般的なことしか知らないのですが、それぞれの家庭環境や音楽的指向を掘り下げたら、きっと楽しいんだろうなと感じました。
>ジョージ・マーティンはイングランド人なのでしょうか?
色々調べて見ましたが・・・わかりません。たぶんそうかなと思います。
>それぞれの家庭環境
ジョン・レノンの家庭環境はあまり良いとは言えません。
オノヨーコと結婚した理由もそのあたりです。
>親が驚いてた記憶があります。
青春時代にビートルズの曲をお聞きになったのでしょうか?
>アングロ・サクソン社会であるイギリスでないと出てこない
歴史にも深く関わりそうですね。
>006
最後は、なかなかしぶとい!
演じたショーン・ビーン。アクが強い演技でした。
王立演劇学校卒。4回の結婚歴。波乱万丈です(苦笑)。
>色々調べて見ましたが・・・わかりません。たぶんそうかなと思います。
すみません。調べていただいてありがとうございます。
ジョン・レノンの家庭環境はよくなかったのですかー。
オノ・ヨーコとの結婚にも影響してるというのは、ようするにオノ・ヨーコとの結婚でジョンは救われたということになるのでしょうか。
あの結婚は歓迎されてなかったようですけど、ファン的にはどうだったんでしょう。
オノ・ヨーコ、結構批判されてたんですよね?
うちの親は特にビートルズファンというのではなかったです。
ジョン・レノンが有名だったから驚いたんじゃないかと思います。
>ショーン・ビーン
良かったですよね。
イヤな悪者だったけど
結婚4回ですかー(笑)。
エネルギッシュですね。