大河ドラマ50作品
2011年 01月 07日
視聴者が選ぶベストテンなるものもやってたのですが、なんかねえ、こういうこと言ってはいけないのかもしれないけど、やっぱり組織票を疑われてもしょうがないですよねえ。
だってさ、「義経」ですよ「義経」。大河ドラマ49作品の中のベストワンが、なんと「義経」。
大河ドラマの主役の容姿って重要で、1年間見続けるのだから「顔が好ましい俳優でないといけない」というのは私の中で絶対的な条件としてあって、タッキーが義経役だと発表された時には、「うん、まあタッキーの顔ならいいかな」と、私はお気楽に思ったのでした。
ですが今ではその条件はすっかり変わって、「大河の主役は演技力のある俳優でないといけない」というのが第一になっています。それは「義経」の時につくづく思い知らされたんだけど、ホントにねえ、なんでこんな必要最低限の条件があの時はあんなにないがしろにされていたんだろう。
そんな「ドラマを作るにあたって重要な至極当たり前のこと」を改めて気付かせてくれたタッキーの「義経」。
好みは人それぞれだと思いますが、まあ、1位はないよね。
俳優の人気投票に成り下がったとはいえ、せめて直近の「龍馬伝」が1位なら番組の体裁も保てたのにね。
とはいえ「義経」も悪いばかりじゃなかったです。平家一門が出てるまでは結構面白かったです。
印象的な人物もいました。稲森いずみの常盤御前はキレイだったし、加藤雅也は出番がちょっとだけだったけどカッコよかった。
この二人が一応タッキー義経の両親になるわけだけど、大河ドラマで主人公の両親役って結構気になるところなんですよね。「義経」の両親は一緒に映ってるシーンは僅かだったけど、美男美女でなかなかよろしかった。
そういえば「北条時宗」の両親役は渡辺謙と浅野温子だったんだけど、この二人も華やかでカッコよかった。「北条時宗」はあの二人のおかげで初回放送からかぶりつきで観てたなー。あの時の渡辺謙と浅野温子コンビは視聴率アップに随分貢献したと思います。
今年の「江」の父親は時任三郎で、母親は鈴木保奈美。
歴史上有名すぎる夫婦をどう演じるのか興味のわくところですが、ちょっと時任三郎は武将にしては線が細いかな。鈴木保奈美とのバランスがどうなるのか結構不安。
でもまあ頑張ってもらいたいものです。
初回は肝心ですのでね。
頑張れ両親。