福島県のイメージ

TVのニュース番組に出ていた福島県の年配男性のしゃべり方が西田敏行そっくりで驚きました。
今回の震災で初めて西田敏行が福島出身ということを知ったのですが、あの人の特徴的なしゃべり方は福島弁だったんですね。福島って温かいしゃべり方をするところなんですねえ。

西日本の自分にとって福島県は遠い土地で、「福島といわれて、さて、何を思い浮かべるか」と考えても、残念ながらステレオタイプなものしか浮かんできません。
真っ先に思いついたのは幕末から明治にかけての会津藩の悲劇で、これは昔のTVドラマの「白虎隊」のイメージが大きいのですが、福島県(というか会津)は大変苦労した歴史を持っている地域というイメージが、もうずっと頭の中ににこびりついています。

あのドラマは涙なしには観られなかったですよ。
で、歌がまたドラマの内容にピッタリでですね、最後に曲が流れてきた途端また涙涙なのですよ。
「もう少し時がゆるやかであったなら~」
堀内孝雄の「愛しき日々」。小椋桂の詞がいいんです。
もう随分前のドラマだし、歌もたまに流れてくるのを耳にするだけですが、「白虎隊」は今でも忘れられなくて、「福島→会津藩→白虎隊」という思考は未だ健在ですね。

あと福島で思い浮かべるものといえば、現在うちの地元県で活躍しているマラソンランナーの佐藤敦之。
とりあえず一番よく知ってる福島人が佐藤ということで、実は私の中では佐藤の性格が福島の人のイメージになってるところがあります。
真面目な努力家という性格ですね。いかにもコツコツ頑張る陸上選手って感じの。
実は福島県って良い長距離ランナーを結構輩出してるんですよね。箱根駅伝の「山の神」と「新・山の神」の両方ともが福島出身者っていうのもすごいし、黙々と山を登る姿は私の中ではすっかり福島のイメージ。耐えて頑張ることのできる辛抱強さそのものです。

ですが、だから現在のこの状況でも福島の人なら耐えられる、とはとても言えません。
むしろまたここの人達は大変な苦労を背負わなければならないのか、としか思えなくて、どう声をかけたらいいのかわからない。

例のドラマ「白虎隊」は、故郷を追われる会津藩の方々が、それでも生き残ったんだからと顔を上げて北へ向かうシーンで終わるんですが、彼らのその後が大変過酷だったのは知られている通りで、実は会津の人達に対する同情はそういったところからもきています。故郷をまるまる奪われるというのも辛いですが、過酷な土地で故郷を思う気持ちはどんなだっただろうと、想像するだけで胸が苦しくなるのです。
で、今まさに福島では放射能によって故郷を奪われようとしている人がたくさんいらっしゃるわけで、きっと二度と帰れないという方も数多く出てくるでしょう。
これは本当に辛いと思うんです。もうね、言葉なんてないですよ。



遠い西日本でも福島のことを考えよう!と思ってこうして書いたはいいけれど、なんか考えれば考えるほどしんみりしてしまうかも。
「辛抱」が真っ先に思い浮かんでしまうからかな……。
ああ、そういえば福島の名産とか美味しいものとか、そんなのも知らない……。

今までホント接点がなかったんだなあ……。
他の東北地方の県より知らなかったかもしれないと、今になって思いますね。
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by teri-kan | 2011-04-13 11:28 | 事件・出来事 | Comments(0)
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