キャンディーズのスーちゃん

私は年齢的にはキャンディーズの活動の最後頃に引っ掛かっていた年代で、記憶に残っている一番古い女の子アイドルは、多分キャンディーズなのです。
浅田美代子とかもTVでは観ていたらしいのですが(母親によるとTVで歌う浅田美代子に向かって「このひとヘタ!」とか言い放つ子供だったらしい。私は覚えてないのですが)、でもそういった歌番組の記憶はさっぱりなくて、私がキャンディーズを思い出す時は「8時だよ!全員集合」と完全にセットなのでした。
マット運動や跳び箱やってたなあとか、もちろん「8時だよ!全員集合」は彼女やゲスト達の歌もあって、あの大エンターテイメント番組のインパクトがあったからこそキャンディーズの記憶が子供ながらに鮮やかに残っていたのだと今では思います。

可愛く着飾った3人のお姉さん、というのが子供の目には眩しかったですが、キャンディーズって実は歌がいいんですよね。メロディと詞がピッタリで、歌いやすいし覚えやすい。数あるヒット曲の中でも「微笑みがえし」はやっぱり名曲で、別れをあんなに明るく甘酸っぱく切なく前向きに歌った曲は他にないんじゃないかというくらい、女の子のための春のお別れの曲だと思います。

今回スーちゃんが乳ガンだったと知って、そういえばNHKのドラマ「華岡青洲の妻」に出ていたじゃないかと思い出して、とても驚きました。
あのドラマは乳ガンを患っている女性にとってはキツイ場面も多くて、よく出演したなあと思わずにはいられません。青洲とその家族の努力があってこその現在に続く医療の進歩ではあるのですが、今以上にどうにもならない昔の乳ガンの悲惨さがドラマでは描かれていたので、その辺は健康な私でも観るのが辛かったですね。
もちろんあのドラマのテーマは青洲をめぐる嫁と姑の確執で、スーちゃんは青洲の母親役だったのですが、姑という立場だけではなく女として嫁と対立しているところが印象深かったです。色気があって、情念がものすごかった。妻役の和久井映見と良いコントラストだったと思います。

告別式で流れたスーちゃんの肉声を聞いていると、本当にまだまだ女優をやっていたかったんだろうなあと思います。多分おばあさんになってもバリバリドラマに出演するような女優さんになったでしょうね。またいいおばあさん役も出来ただろうなあと思えるから本当に惜しい。

55歳は早すぎますね。
逝ってしまうにはあまりに早すぎました。
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by teri-kan | 2011-04-27 11:28 | その他のエンターテイメント | Comments(0)
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