子供は風の子

今でも使われている言葉だと思うのですが、私も子供の頃、親やおばあちゃんに「子供は風の子!」と言われていたと記憶しています。もちろん、こたつに根を生やして全然動こうとしなかった時とか、寒くて寒くて家でじーっとしている時とかに。

「子供は活発で寒風ふきすさぶ冬でも外で走り回るものだ」というのがこの言葉の言い表していることなのですが、寒くても外で遊ぶのが子供として当たり前というなら、寒くない春から秋なんて外に出ずっぱりでもいいくらいという話で、それこそ夏は毎日プールに通うのが正しい子供としてのあり方ということではないかと思います。(別に外に出たくない子は無理して出なくていいけど。)

放射能のせいで校庭や公園で遊べない福島県の子供達については、かねてから可哀想でしょうがなかったんだけど、この夏はプールも禁止ということで、いやもうこれは私だったら耐えられないなと思って、一体どうすればいいのか、私が考えてもしょうがないと思いつつも悶々と考えてしまいます。

戦時中のような学童疎開もアリかなあと思うけど、家族と一緒にいることと外で遊び回ることを天秤にかけたら、やっぱり家族一緒が最優先だろうし、簡単に「疎開すればいいんじゃないでしょうか」とも言えません。特に小学校低学年の子は難しいだろうし。
でも専門家によっては、子供はもっと避難区域を広げるべきだと言う人もいて、外で遊べない云々どころじゃなさそうな話もあります。
本当に、数ある報道、記事の何を信じればいいのかわからない状況なんですが、だからこそ全てを疑う視点に立ったならば、やっぱり子供だけはできるだけ原発から遠くへ避難させることが第一なのかなあとは思います。
親御さんにしてみれば大変辛いことと思いますが。

西日本では被災地から学校ごと移動できるように校舎や宿泊施設を整備した自治体がいくつかありますが、やはり距離的に遠いからか、本格化した話にはなっていないようです。
でも遠さを除外したら、条件的には中国、四国、九州地方はとてもいいんですよね。
「学校貸しますよ」と手をあげてる自治体は田舎で自然豊かなところが多いようだし、電力事情は中部以東に比べれば遥かに良いし、そしてなんといっても余震がない。
この先全く地震が起きないとは言わないけど、西日本は東日本に比べればもともと段違いに地震は少ないので、少なくとも揺れに怯えることはなくなるのではないかと思います。

だから子供が避難する場所としてはうってつけだと思うんですが、でも家族と離れる問題がね……。
当然のことながら先生方にも家族はあるし、皆さん3.11で恐い思いをした後だから尚更離れたくないでしょうしね。

どうするのが子供達にとって一番リスクの少ない選択になるのか、福島ではそれこそ寝る間も惜しんで考えられていると思うんですが、ホントにね、一体なんでこんなことになってしまったのだか。
震災から二ヶ月以上たっても原発に関しては割り切れない思いでいっぱいです。

外で目一杯遊びたいだろうなあと考えるにつけ、外で遊べない影響って一体どんな風にして出てくるんだろうと、ちょっと思ってしまいます。
自分が野山を駆け回って育った田舎の子だからですかねえ。
外に出られなくても健やかに育ってほしいなあと、ものすごく思います。
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by teri-kan | 2011-05-23 01:06 | その他 | Comments(0)
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