ソチオリンピック開幕
2014年 02月 10日
ロシア産のクラシックの名曲がバンバン流れてたもんねえ。
しかもどれもその場面に違和感なくハマってるんだ。
聖火台の「火の鳥」なんて出来すぎとしか言いようがなかった。
思えばロンドン五輪もUKのロックポップスオンパレードで、世界の誰もが知ってる音楽があるっていいなあって思ったものでした。
そういえばトリノはどうだっただろ。
「誰も寝てはならぬ」は覚えてるけど、他にもかかってたっけ?
イタリアも名曲の宝庫だし、文化アピールにオリンピックはやっぱり絶好の場ですねえ。
開会式のショーもそうだけど、スタート地点のゲートとか、いろいろなところで見られるロシア風味のデザインと色彩がかわいくて面白い。
日本にはああいうのないし、西洋の美意識とも違うし、スラブっぽいと言えばいいのでしょうか。妙に温かみがあって、洗練されているように見えて素朴感がしっかりと感じられるところが好印象です。
今大会がロシア人とロシア文化を知る良い機会になればいいですね。
とかくロシアは政治的な面が表に出すぎて文化面の影が薄いですから。
フィギュアスケートではロシアは団体の金を圧倒的な強さで獲得しましたが、これを機にフィギュア大国ロシアの完全復活を果たしてもらいたいものです。
逆に日本は低迷期に入ってしまいそうですが、個人的にロシアの凛としたスケートは大好きなので、ロシアの復活は歓迎したいところです。
ちなみに団体戦はフィギュアスケートの振興にプラスになると思うので、導入されて良かったと思いました。
ペアとアイスダンスで入賞圏内に入る力がないと団体でのメダルは厳しいと思うし、日本の現状を考えたら気が遠くなるような話ですが、チャレンジのしがいはあると思います。
というか、そういう目標がないと現在の頭打ち状態で終わってしまいそうな気がする。
今のところ日本のフィギュア熱は衰えていないようですが、裾野を広げるためにはペアとアイスダンスの育成は必須でしょうね。
環境面とか考えると厳しいものがあるけれど、ここでそれをやらなきゃ本当に先はないだろうからなあ……。
なんとか頑張ってもらいたいものです。
とにかく、ソチはまだ始まったばかり。
毎日適度に夜更かししながら、4年に一度の冬のスポーツを楽しみたいと思います。