1-4 コロンビア戦

刀折れ矢尽きる。
そういう言い方をしてしまうと綺麗すぎるかなあ……。

既に前の2試合で矢の重心はフラフラ、刀はなまくらだったことが明るみになったわけですが、それでもコロンビア戦は持てる武器を駆使して立ち向かっていたと思います。
研ぎの悪い刀でも懐深く入っていけば致命傷は与えられる。
その勇気を持って正々堂々ぶつかっていったのは良かったですが、んー、まあコロンビアはしょうがないよなー。
ザックとペケルマンを入れ替えて戦ったとしてもダメだったでしょう。
敵があまりにも大きすぎました。

だからコロンビア戦に関しては「ああすればよかった、こうすればよかった」という後悔はあまりない。大久保と香川には「決めてくれよ」と言いたいけど。
やっぱりコートジボワール戦の魔の2分間と10人のギリシャですよね。
あれだって相手の方が上手だったってだけなんだけど、何の抵抗も足掻きもできなかったことが残念すぎました。
まあそれもこれも日本が実力不足だったからしょうがないです。

個人的にはザックを責める気持ちはありません。
前にも書いたけど、もともと期待値が低かったのもあって、ザックならこんなもんかなあという方が大きい。
むしろよくやったんじゃないか?って気持ちがこの4年をトータルで見たら強いです。
アジアで№1になり、海外の強豪相手に親善試合とはいえ勝つこともできるようになった。
こういうのってザック以前にはなかったことだし、ザックジャパンは圧倒的に楽しい思い出の方が多いんですよね。
だからワールドカップでもいけるんじゃないかと思ったけど、ま、そう上手いこといくわけないってのが実感かなー。

日本が進化してる間、他国が足踏みして日本を待ってくれるわけじゃない。
日本以上の進化を見せて、先へ先へと行っている。
アジアの中で日本だけが勝ってないのだったら大批判もやむなしだけど、現実はそうじゃない。
だから監督だけを叩く気にはあまりなれないんですよね。
なんかもっと根本的に、こう、足りない感がヒシヒシとしてる。

そういえばザックは最初2年契約だったけど、次の監督はどうなるんでしょう。
4年ってよくよく考えると長いですよ。
長期計画といえば聞こえはいいけど、マンネリや硬直化を防ぐ手立てを持ってないと4年は長すぎるんじゃないかという気がしてきました。
ジーコもザックもメンバーの固定化を招いてしまったし、経験の浅い人を監督にする場合は4年は問題があるんじゃないか。

長期政権やってる国も一応ありますけどね。
ウルグアイのタバレスとか、デンマーク、前のチェコ……。
全て自国人で、日本とは事情が違うので参考にはならないけど、どういうサイクルが効果的なのか考慮の余地はあるように思います。
特にザックは代表のピークが2年前、甘く見ても1年前までだったと思うので、アジアのスケジュールと合わせて任期についてはちょっと考えてみたほうがいいかもしれません。

まあ、今は敗戦要因全て洗い出して、隠すことなくザックジャパンの検証よろしくって感じです。
ドイツ大会のようなことをしたら今度こそ協会を許さない。
「オシムって言っちゃったね」とか、当時のイヤな記憶が最近次々と蘇ってくるんですよ。
8年前、今回、と続けて人を不快にさせたままバックレるなんてもうイヤだ。
協会には是非とも未来につながる検証をお願いしたいです。

選手の皆さんはご苦労様。
また雄々しく立ち上がるためにゆっくり休んで下さい。
監督、コーチ、スタッフ……ご苦労様でした。
朝5時から観戦した皆さんもお疲れ様でした。



にしても、ギリシャ、ラッキーな勝ち上がりでしたねえ。
ギリシャってこんな風にヌルヌルっと勝ち上がっていくイメージがあるけど、一体どういう風が吹いたんだか。
コートジボワールは運がなかったですね。
身内の不幸もあったし、いろいろと不運でした。
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by teri-kan | 2014-06-25 15:46 | 2014ワールドカップ | Comments(0)
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