G7外相会合 in広島

広島でG7外相会合が4月10日11日に行われました。

平和公園をアメリカの現職国務長官が訪れるというのが、なんかもうすごいなあという感覚でした。
時代は変わるものなんだなというのと、よくまあ来てくれたなあというのと、抱いた感情は様々です。

G7という枠組みがあったから実現できたというのはあるんでしょうね。
アメリカ一国だったら無理だったでしょうし、直に被爆者の声を聞いてほしかったとの声もありましたが、何はともあれ来ることがまず大事。
これでハードルは一つ下がったのだから、これからどんどん偉い人に広島を訪れてほしいものです。
今回のことだけで劇的に何か変わるとは思いませんが、一つ一つ積み重ねていくことが大事ですからね。
ケリー国務長官の原爆資料館についての感想は大変率直で印象的で、やはりまずは見てもらうことが大事なのだと改めて思いましたし、これからアメリカのみならず世界中の人達にもっと来てもらいたいという思いを個人的にも強くしました。

政治家はもちろんですが、将来の政治家には特に来てもらいたいですね。
若い年代の方にこそ来て見てもらいたい気持ちがあります。
現在はどうなのかわからないけど、平和公園を訪れる外国人観光客は、かつてはほとんど白人で、層としてはお金があって意識が高い人が来るといったイメージでした。
そういう人達はもともと平和主義者だからよいとして、やはりより見てもらいたいのは未来を担う若者、特に政治的に不安定な国にいる人達、現状を変えるため核を持ちたいと思いかねないような国の人達、もちろん既に保有してる国の若者は当然です。
政治家はもちろんのこと、ありとあらゆる国と地域、年代の人に訪れてもらいたいですね。



国際政治の世界は難しいし、核兵器は非人道的だと個人では思っていても国となると事情が違うと考える人は多いし、簡単な歩みでないことはわかっています。
戦前から今日まで、日本に最も多く住む外国人は朝鮮半島出身者ですが、原爆の悲惨さも九条のありがたさも日本人以外で最もよく知る人達でさえ、本国の軍事大国化を止めることはできず、世界中が反対している核実験も黙って見てるだけです。
非核化や九条保持を訴えたって、隣国でさえこうなんだから世界でどうこうなんて難しすぎるよなあって諦め気分もあります。
だからケリー国務長官が広島を訪れたからって何がどうなるとは全く思えないんだけど、でもケリーさんの言葉は真摯なものだったし、今後に望みを託すとすれば、やはり個人の人間としての良心しかないんですよね。

だからとにかく多くの外国人に来てもらいたいし、呼び込むためのありとあらゆる手段を広島はとってほしいと思う。
サッカースタジアムを街の中心地にと言ってるのも、各年代のユース代表の大会や女子代表の大会を開いて、若者を中心にアジアや世界からたくさん人を呼んでほしいという気持ちもあるからです。
それ以外に外国人を大勢呼べる跡地利用の案があるならそれも検討すればいいと思うし、とにかく平和公園と資料館を多くの人が訪れる方策を考えてほしい。

やっぱり被爆の実相を知るとショックらしいんですよね。
原爆の実態を本当に海外の人達は知らないようだから、使ったらどれだけのことになるのか、まずは知ってほしいのです。
今回の外相会合が良い流れを呼び込んでくれることを期待したいです。




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by teri-kan | 2016-04-13 11:39 | その他 | Comments(0)
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