「マスケティアーズ」って少女漫画

「マスケティアーズ」ばかりになってますが、前回アラミスのことしか書かなかったので、王妃についてフォローしておきます。
他の皆さんについても。
内容としてはドラマの恋愛とかフランスの不倫観みたいなものになります。








「王妃と寝るなんて正気の沙汰じゃない」byアトス

この言葉は全く以て正しいのだけど、王妃にしてみればずっと憧れていた男性と結ばれたのだから、そりゃもう幸せだったことでしょう。
傷心のアラミスに付け込んだ形になってるし、自分の立場を考えろと言いたくなるけど、でも「思いが遂げられてよかったですね王妃様」って気持ちも正直あって、で、そう思う理由っていうのは、それまでの王妃がまんま恋する乙女で、アラミスを見つめる表情がずっと可愛かったからなんですよね。

女伯爵登場 → 「恋人!?」
修道女登場 → 「元カノ!?」

アラミスに関係する女性が出るたびに動揺してるのがいじらしいと言いますか、ほんま可愛い女の子だなあと、ほのぼのしながら見ていましたよ。
実際のところは「流産してから6年~」という、深い悲しみを抱えた女性だったわけですが。
でもアラミスを見る目はずっと恋する女の子。
少女漫画に出てくるような片思い中の女の子でした。

王妃がこんな女性だから、アラミスにもその愛に足るキレイな男(爆)でいてほしいなあというのがあって、チャラいけど王妃には誠実でいてほしいとか、「情がわいたのは抱いてからで実はそれまではフツー」っていうんじゃなければいいなとか、もうアラミスは普段の行いが行いなので、なんとか「中身は純粋な良い男」と思おうと私も必死でした(笑)。

なので、どれだけアラミスが王妃のこと好きなのか今もってさっぱりわからないけど、私は「アラミスもちゃんと王妃に恋してた」説でいきたいんですね。
押しも押されぬ下半身男ですが、一線越えたのはただの成り行きの偶然ではなく、いつかはそうなる必然だったと。
まあ現実は成り行きなんだけど、でもこの二人は王妃の可愛さに免じて少女漫画パターンで考えたい。

だって他の方々がアレですから。
王妃と銃士の関係以上に救いようのないアトスとミレディなんて、この先どうやって片を付けるんだろうと疑問しかないですよ。
次回で何らかの進展があるようだけど先がさっぱり読めません。
しかもこの二人にはビミョーにダルタニアンが絡んでるから、ややこしいことになる予感しかしない。

アラミスとアトスが問題大アリの女関係やってるのと比べると、ダルタニアンは健全です。
たとえ相手が人妻であろうとも。
この辺はフランスの恋愛事情も加味しないといけませんが、少なくともお日様のもとで、人の往来のある道端で、堂々とキスができるというのは、とりあえず健全です。
たとえ相手が人妻であろうとも。

とはいえ人妻は所詮人妻、神に祝福された関係にはなれません。
なので、フツーにフツーの恋愛してそうなポルトスですよ。
ポルトスのマトモさにはなごみますね。
パトロン候補の未亡人が妻候補になってしまうくらい、ポルトスは真面目。
一人くらいこういう男もいなくちゃねって感じです。

でも書いてて思い出した。
フリーは元恋人だったけど、ポルトスの友人の現彼女だった。
ダメだ。この人お友達のオンナ寝取ってたんだ。
あー、ダメダメ。これはこれでダメだ。
あかん。
どうしよう。真っ当な男が全然いない。

とは言っても、フランスなのでこんなもんではあるでしょう。
フランス人の恋愛観って自由な印象がありますが、不倫観についても、ホントに日本とはかけ離れていて、理解しがたいことが映画等を見てても普通にあります。
私にとってその最たるものは、往年のフランス映画「肉体の悪魔」でした。
ドラマを見ていて「この人達のモラルはなんだ!?」と思ってる人には、大変オススメの映画です。
そんなもん見れないと言う方は、とりあえず以前書いた私の感想でも。
時代は違えどフランス人の不倫観を知るのに参考になる作品です。
王宮内の爛れた性事情を知りたければ、映画「王妃マルゴ」もいいでしょう。
「マスケティアーズ」で頑張ってるルイ13世のお父さんが登場します。
フランス宮廷ってロクでもないなと思うことウケアイの映画です。

なんとなく考えてたことなんだけど、男女が対等に恋愛しようと思うなら、女が既婚者じゃないとこの当時は難しいのかもしれませんね。
親の管理下にある未婚女性では難しい。
だから何もかも結婚後ってことになるんだろうけど、ドラマではコンスタンスも王妃も立場に縛られてるから可哀想です。
自由のきかない王妃は特に辛そう。だから一人少女漫画をやってる感じになる。
でもそれは少女漫画好きのこっちからしたら「いいよいいよ~」の展開。
恋した相手が筋金入りの女たらし(でも実は誠実)というのも少女漫画の王道。
王妃には今後も可愛らしく健気な恋を大事にしてもらいたいです。

ホントにねえ、最初は「アラミスは王妃にさえ色目を使うチャラい男」という設定のためだけに王妃を助けるエピソードを入れたのかと思っていたのに、すごいところまで来てしまったなあ。
ホントこれからどうなるんだろ。
アラミスだけじゃなく皆に幸せになってほしいけど、どう考えても前途多難な関係ばかりですよね。
とりあえず不幸から最も遠そうなポルトスから幸せになればいいかな。
他の皆さんは苦しさも噛みしめて頑張って下さい。




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by teri-kan | 2016-06-03 00:01 | 海外ドラマ | Comments(0)
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