「五輪の火 燃える間も マスケ熱 

 上昇気流で 豪雨寸前」



今年の暑さは異常!
でも熱いのは外気だけにあらず!
オリンピックに盛り上がり、マスケ熱も冷めることなし!
ドラマ中断中に冷めたらもったいないと思ってたけど、そんな心配ご無用。
忘れないよう頑張らなくてもマスケ愛は勝手に持続。
むしろ飢餓状態のコントロールが大事だよ?

……というわけで、今回はそこまで自分を虜にしたこのドラマについて、個人的な思いを中断期間っぽくのんびりと。
内容はないので、ゆるく読んでいただけたらと思います。







これはここに来て下さってる方にはどうでもいい話で、ただの個人的こだわりだったのですが、当初このブログの「マスケティアーズ」の感想文のタイトルは、助詞縛りをかけて作っていました。
助詞とは俗にいう「てにをは」のことですが、一種類を一回だけ使ってタイトルを作っていく、という縛りです。
「マスケティアーズ」のナントカ、「マスケティアーズ」はナントカ、といった感じ。
成り行きで始めたことでしたが、そうやって考えるのも面白いじゃんと思って、初め頃は結構楽しく考えて作っていました。

でもだんだん助詞が足らなくなって、そのうち無理して変なタイトルになったり、助詞でなく接続詞を使ったり、我ながら何をやってるんだろうということになっていきました。

もうね、こんなにハマるとは予想してなかったんですよ。
当初は「全20回の放送で5~6回感想書いたらいいかなあ」って感じだったんです。
なのに気付けば毎週どころか連続して書いてたりするし。
書いても書いてもとめどなく溢れてくるし。
なんかもう我ながら気持ち悪い。
しかもなんでここまでハマってしまったか、今もってよくわからないのです。

2のつく巨大掲示板を見に行ったら、「不覚にもハマった」と言ってる人が何人かいて、同じような人がいるんだなと思ったのですが、本当に「不覚にも」なんですよ。
こんなつもりはなかったのにどうしてこうなった!?なのです。

確かにキャラはそれぞれ個性が際立ってて人間関係も面白い。
愛と勇気、冒険と絆がテーマだから、基本的に爽快。
衣装、美術は文句なし。俳優は皆美しい。
良いところを挙げればたくさんある。
でもだからといってここまでハマるかあ?なんですよね。

で、いろいろ考えてみたんだけど、個人的にこれかなあと思うのは、世界観の構築が上手かったということ。
ざっくり言えば、王朝文化と西部劇の融合がピッタリはまった、です。
忠義を重んじる古き良き時代の美意識と、男臭い西部劇風アクションの融合。
西部劇に出てくるガンマンはカッコいいけど、無法者がはびこる西部という空間自体に個人的に惹かれないもんで、イマイチ西部劇を積極的に観るってことにならないんですよね。

でもこの時代のフランスなら騎士道精神がある。
銃士は王と王妃のために命を投げ出す使命も持っている。
そんな忠誠心という騎士道精神を持ってる17世紀の男達が、革の戦闘服を着て銃をバンバン撃っている。
宝石と金糸に彩られたドレスと全身レザーが並んでも違和感のない世界。
この世界観はね、やっぱりいいですよ。

そしてこれも大事かなと思うんだけど、市民革命が起こる前のギリギリ古いヨーロッパが舞台だということ。
もう少ししたら清教徒革命がイギリスで起こりますが、そういう時代になると、もうイデオロギーやらが物語世界の中でも無視できなくなって、いろいろと息苦しいことになるのです。
日本で言うなら、江戸時代のお話で市民の人権や階級社会に突っ込み入れても野暮なだけなのと同じですね。

ある意味おとぎ話。
真面目になりすぎなくてもいい世界。
でも史実の裏付けはある。
このバランスは絶妙だと思います。

第9話はそういう意味で出色の出来と言いますか、あの世界を成立させた技には拍手しかないです。
よくよく考えたらトンデモ設定な第9話なのですが、このドラマはあれを成り立たせてるんですよね。
もろに西部劇な敵の集団、でも舞台は中世の空気そのままの修道女がいる修道院。
そこで繰り広げられるのが大銃撃戦と、王妃と銃士の禁断の恋。
これらを一つにまとめ上げるってものすごい力技だけど、見事に成功させてますからね。
いい仕事してると思います。

アラミスと王妃の関係はビックリでしたが、これがまた大きくて、王家の根本に銃士が関わると、銃士の物語がよりダイナミックになります。
国家の在り方そのものに関わるから、国の問題に対して銃士は脇でなく主役になれる。
これも物語を楽しくしている要因になってると思います。
うん、どこからアラミスと王妃のアイデアが出てきたのか、ちょっと聞いてみたいかも。
もしかしたら全てはここから始まったのではないかとすら思えるくらいですしね。



とまあ、そこまでは理由を考えられるんだけど、でもそれだけじゃないのは明らかなんだよなあ。
ちなみに録画したものを消さずに保存するということを始めたのは第8話の「銃士隊と親衛隊」からなので、最もツボにはまったのは銃士隊の在り方や彼らの人間関係ってことだと思います。
でも自分、もともとそういうのに萌えるタイプでもないですしねえ。
まあ銃士の関係性は好きだけどさ。

一番新しいところで言えば、隊長の手術シーンですよね。
あそこはホントにいい。
隊長を含めた皆の関係性や性格がよくわかる良いシーンです。
まあ、あの場にダルタニアンはいなくて、いるのはルメイ先生ですが。
でも目線と表情で語るアトスとポルトスが最高でした。

人間関係の面白さはデュマの原作がそもそも素晴らしいからと言えるのだろうけど、でも過去に見たアニメや映画ではここまでハマらなかったんですよね。
恋愛関係の面白さは確かにあって、特にアラミスのアレコレやぐだぐだアトスは超面白いけど、これも「だからってここまでハマるかあ?」だし、銃士のカッコよさの話になったら、結局西部劇風のアクションと革の戦闘服の話に戻るし、ぐるぐる回るだけなんだよね。

結局全ての要素のバランスが絶妙ってことなんだろうなあ。
で、そういうもの全てを覆ってるのが愛嬌。
うん、愛嬌はすごくあるなあと思いますね、このドラマ。
登場人物だけでなくドラマ自体に。
あ、だから下品じゃないよね。その辺は高ポイントかも。
陰謀とか惨殺とか王妃プレイ(笑)とか出てくるけど、えげつなさがないのはいいところ。
負の面も適度なおとぎ話感でいってるところがいいのかもしれないな。



まあ、こうなるともう好きならなんでもいいじゃないかってことになってしまうんですけどね!
とにかく楽しませてもらってるのでBBCには感謝です。
あとは日本での放送の問題だけ。
あと11日は長いなー。
仕方ないとはいえ、オリンピックが終わってからの1週間は辛そうだ。

しかしそれでもまだ予定が決まってるだけマシ。
シーズン3の予定をさっさと発表してくれないかな、NHK。
今から断言できるが、20話終わってからその先をあてもなく待てる自信が持てそうにない。
愛の熱波が行き場をなくして上昇し、豪雨になる前によろしく。
よもや雷が起こることのないようよろしく。
はやいとこ発表して下さい、お願いします。




[PR]
by teri-kan | 2016-08-17 11:30 | 海外ドラマ | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< メダルラッシュが止まらない日本... 体操ニッポン金メダル! & ち... >>