「クリスタル・ドラゴン」その9
2016年 10月 03日
雑誌の連載を時々立ち読みしてるのですが、ホントに毎月の進みがちょっぴりで、「こんな亀の歩みで一体いつになったら終わるのやら~」な気持ちにさせられるのだけど、亀でも何でもとにかく歩いていたらいつかは目的地に到達する、中継地点に到達する、ということで、この度めでたく最新刊の発売となったのでした。
いやー、めでたい。
で、冒頭はあれでした。
雑誌に前・後編で載った時は「番外編?」と思ったグリフィスのその後、みたいなお話。
その7の感想で書いたやつです。
こんな先のことを書いちゃっていいの?ってやつ。
んー、案外もしかしてあのグリフィスは死んでないとか?(希望的観測)
剣に封印されてるのが誰なのかも、ちょっとわからなくなってきた。
案外バラーの子だったりして、とか思ったりする。
バラー本人は使命があるから封印されてるわけにはいかないような気もするし。
きちんと働いてもらわないと。
ストーリーはほとんど進んでないんだけど、杖なきドルイドとは杖を放棄した者のこと、というのは大変重要な情報です。
それまでもあの樫の木から作られた杖はあったのに、なんでアランだけ特殊なことになってるのか疑問だったんだけど、持ち主であるレギオンが捨てちゃったからというのは「なるほど~」でした。
まあそうなると「なんで捨てたんだろ?」という新たな疑問が出てくるわけだけど、ここはやっぱりレギオンの謎を解明しないといけないんでしょうね。
夢見のことも。
いまいちよく理解できてないんですよー。
レギオンも夢見もよくわからない。
これまではアランのことを知らなきゃと思ってたけど、カギはレギオンと夢見だわ。
そういえばアリアンに名づけたのもレギオンと夢見だし、やっぱり彼らの真実を知らなければ話にならない。
……となると、またもや気が遠くなるような思いに(苦笑)。
道はまだまだ続く。
夢見とレギオンのことが全然わかってない自覚があるだけにものすごく遠く感じる。
レギオンは魔との戦いに何を見て、アランとの間に何を感じてああいうことになったのだー。
28巻が出るのっていつよ?
しかも出たからといって絶対話は進んでない(苦笑)。
気を長くして待つにも限界がきそうだ。
ところで、夢見る仕事を務めてる者が目を覚ましたらこの世界は崩壊するらしいんだけど、そこで言われてる世界はケルト世界ということでいいのかな?
ヨーロッパ全体とか、地球全体とか、そういうことじゃないよね?
で、ケルト世界ということなら、現実にはほぼ終わってしまうというか、大陸の方はダメになってしまうんで、マンガの中でも水晶宮なんかは最後には崩壊するってことになるのかな?
アイルランドやスコットランド、ウェールズはケルトが残ったけど、結局ゲルマン系に征服される形になっちゃうし、マンガの中の世界の終りがどういうことを意味するのか、ちょっと気になるなあ。
さすがに最終回を意識するとそういうことになる。
一体どういう終わり方をするんだろう。
海を旅してきた元どんぐりの樫の木は明らかに周囲の精霊とは違ってて、ケルト的世界が終わりつつあることを示唆してるように見えるけど、ただものすごくデカく成長していたから、あの時点で百年単位の年月はたってる。
ヨーロッパはゲルマン系の国家があちこちに立ってる頃だよね、きっと。
それでもアリアンは夢見て寝てるのかどうかとか、気になりますねえ。