分断と対立

今アメリカはすごく揉めてて、正当な選挙で選ばれた大統領を「認めない!」とデモしたり、何やってんだよな状態になっています。
アメリカ、大変ですね。
日本も人ごとじゃないけど。

あの国はそもそもその最初から虐殺と差別と分断があるんですよね。
だから綺麗な理想を強迫観念のように唱え続けるしかなくて、でもいくら唱えてもあるものは厳然としてあるわけで、それを直視するよう仕向けたのがトランプってことかなと。
打ち消したいもの、見ないようにしていたもの、抑え込んでおきたかったもの、そういったものを露わにしちゃったってことで、その現実に絶望してる人がトランプを批判してるんだろうなあ。
でもトランプ批判が投票結果批判にもなってる形なのが、ちょっとどうなんでしょう。
あの人達はトランプを支持した他の国民のことは何も考えてないのかな。

白人中間層VS若者・マイノリティのような様相になっちゃってますよね。
対立を煽ったのはトランプですが、でもトランプが苦しむ地方の中間層に光をあてたことはサンダースすら評価してる。
トランプのやり方自体はひどいものだったけど、あのやり方でなければ遠くて小さな地方の声を中央に届かせることができなかったという事実は、真剣に考えるべきでしょう。
そしてその声を広めることができたからこそ、既得権層がどれだけ国民に嫌われているか、どれだけ国民が格差社会を憎んでいるか、それらを投票結果でトランプは世界に証明できたのです。

サンダースを支持してた若者は自分達がもともと格差是正を訴えていたことを忘れちゃったのかな。
格差社会の犠牲になっているのはマイノリティも若者も白人中間層も同じ。
没落白人層とマイノリティはホントなら力を合わせて既得権層に対峙すべきだと思うんですけどね。
貧乏人同士で対立してるのは、まさしく貧乏だからという理由からだし、今デモをするなら、それこそトランプタワーの前ではなくウォール街でしょう。
今こそ「ウォール街を占拠せよ」。
既得権層が喜ぶ持たざる者同士の対立なんてやってる場合じゃありません。

いや、対立を煽ったのはホントにトランプなんですが、でもあのやり方じゃないとヒラリーが大統領だし、ヒラリー信任では既得権層今のままでOKみたいなものだったし……。
誰にとっても難しい選択だったのだと思います。
その難しさを理解して、とにかく今は冷静になるのが先かと。
複雑な国家そのままにカオスに突入することだけは避けてもらいたい。
でも「ポリティカル・コレクトネス」は行き過ぎだと非難されてるし、これからは本音が飛び交うアメリカになるんでしょうねえ。

いや、行き過ぎたポリコレは私も如何なものかと思ってるけど。
でも本音のアメリカ……。
うーん、えげつなさすぎて恐怖しかないかも。
大事なのはバランスを取ることだと思うんですが、あれだけいろんな価値観が入り乱れてる大国だとそれが大変。
アメリカって、アメリカって、難しい国ですね。



あ、不法移民と正規の移民はきっちり分けるべきだと思います。
そこを混同すると問題を間違える。
正規の移民VS不法移民の構図はそれこそ不幸。
これ以上アメリカに住む人達の中での対立を作るべきではないと思います。




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by teri-kan | 2016-11-16 22:00 | 事件・出来事 | Comments(0)
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