「The Musketeers」S3E10 Part1

シーズン3、第10話です。
タイトルは「We Are the Garrison」。
最終回です。






(簡単なあらすじ)
銃士隊の兵舎・武器庫が爆破され、見習いを含めた多くの銃士が死亡。
ゼロからの出発を余儀なくされた四銃士は、グリモーらとの最後の決戦に挑む。



何から書いていいのか悩む最終回ですが、んー、これから行っちゃっていいですか?
ミレディがカッコよかったーっ!!

ああ、大々的に叫びたい。
これよこれこれ、ミレディはこれ。
「ミレディ・ド・ウィンター、バーン」の後に「完」って来てもよかったよ!って言いたいくらい、ミレディがカッコよかったーっ!
出番はほんのちょっとだったけど。



なんだかいろんな格言?が思い浮かぶ最終回でありました。

「長生きした者勝ち」
アラミスはまんまこれ。
死んでも王妃と王太子に会わせないと言っていた王の思いは何処へ。

「人の親となって初めてわかる親心」
これはアトス。
あれだけ近付くなって言ってたのに、「陸軍卿になったら息子のそばにいられるよ?」ですよ。
態度変わりすぎ。

シルヴィと子供を守るのは自分だ!って意識がムクムクと沸き起っちゃったんですね。
当然のことなのですが、だからなのでしょう、大聖堂から王妃と王太子を避難させる際、アトスはアラミスに「王妃を守れ」って命令しちゃってました。
ビックリしたけど、でも最も愛してる者が守るのが一番確実だとアトスも実感しちゃったんだなあ。

陸軍卿のポストにアラミスを推薦された時の王妃の顔もね、アトスの公認いただけましたって感極まった表情で、驚いた顔がじわじわと微妙に嬉しそうになっていくのが良かったなあ。
アトスの采配、ホントにいいんですよ。
ポルトスを将軍に推したのも完璧です。

ポルトスは自分の生きる場所をきっちり定めてるし、兵士としてのプライドが最も純粋に高い人だから、戦闘に関しての大きな仕事をどんどん任せればいいと思う。
で、多分なんだけど、その辺りがポルトスの婚期が遅れちゃった理由なんだろうなと思いました。
遅れたというか、恋人と結婚まで至らなかった理由。
自分の生き方についてきてくれる女性になかなか巡り会えなかったというか、好きになる女性が銃士の妻に向かないタイプが多かったというか、以前の未亡人のような穏やかで優しい女性がポルトスは好みだと思うので、結婚となると難しいことがこれまで多かったのではないかと思います。

思えばフリーにもついてきてもらえなかったし、そういうところ、どこかポルトスは諦めてたところがあったかもしれません。
今回「兵士やめろって言ってない」って言い返されて「え?」ってなってたけど、この場面だけでも「ああー、ポルトスはこういうのをこれまで繰り返してきたんだなあ」と思えて、今度こそピッタリの相性の人に出会えてよかったねえって、こっちもホッとするやら嬉しいやらでした。

ダルタニアンは安定のコンスタンス愛で、毎度のことながらコンスタンスが危ない目にあったらブチ切れ上等になっちゃうのですが、今回は彼女に対する思いだけじゃなくて、もっと大きな怒りをぶつけておりました。
例のクズでゲスな親衛隊長なんですけどね。
名前なんだっけ? マルショー?
ゲスにふさわしい死に方でしたが、いやー、ダルタニアンの容赦のないこと。
三銃士が敵に乗り込む前に「掟も名誉も捨ててグリモーを殺る」って言ってたけど、ダルタニアンのあれも完全ななぶり殺しというか、隊長が見てたら「やりすぎだ!」って怒ったかもしれないなあ。

またまた逃げ足の早かったグリモーだけど、とうとう運が尽きました。
思えば奴が四銃士に恨みを抱くのも当然というか、四銃士はことごとく奴らの悪事をつぶしましたねえ。
成功したのってオランダ人からの借金を踏み倒したことくらい?
悪人から善人までやたらめったら人を殺した以外は、ほとんど全て陸軍卿と四銃士に計画をつぶされました。

最初の頃この人の目的がわからなくて、とにかく気味悪かったんだけど、こうして見てみるとかなり現代風な悪人でしたね。
テロリストというのが一番しっくりくる。
王位が欲しいとか領土が欲しいとか、オルレアン公らの古典的な欲とは違って、パリの街を支配するって言ってたのを考えると、ISみたいなイメージで見てもいいかもしれません。
結構ぺらぺら自説を披露する人で、そういうところも扇動家なテロリストっぽいかな。
とにかく不気味な人でしたね。

実はすっかりオルレアン公の存在を忘れていて、ロレーヌ公が死んで軍は無力化されたし、グリモーもマルショーも死んだし、いやーめでたしめでたしだったところに今更のように画面に現れて、マジでビックリたまげました。
ていうか、こんな使い方だったのかーと、ミレディにビックリ。
陸軍卿の裏のお仕事はなんと王妃に引き継がれていて、驚くべきことに今度は王妃がミレディの雇い主。
うへー。
立場が変われば変わるもんだ。
しかもミレディ、一言釘を刺すのを忘れない。
その言葉は体験に裏打ちされていて、重いしキツイしとても苦い。

でもそんな孤独はむしろ王族こそ生まれながらに宿命として持たされているもので、覚悟は常に王妃の中にあったはず。
もともと孤独だったけど、不義の子を産んだことで更に孤独は深まり、王太子に敵対する者の暗殺を命じたことで、アラミスとも分かち合えない孤独すら抱えた。
でもそれが王族に生まれた者の生きる道であり、幼い王の母としてすべき事だと王妃は思ってるはずなので、絶対の孤独を受け入れる覚悟は、やはりとうの昔に持っていたと思う。
改めて口にされたらショックだとは思うけど。

多分アラミスもそこまで考えてるような気がするなあ。
孤独な王妃を支えたいんじゃなくて、孤独を受け入れてる王妃を支えたいと思ってるような気が。
だから助言はするだろうけど、王妃が何をしようが全て受け入れそう。
許せないような罪を王妃が犯した時には……王妃の魂を救う方策を必死で探すんだろうな。
神の道と銃士の道の狭間にいたアラミスなら、慈悲の心を持つ王妃が残酷な政の道を進んでいくのも、全て見守れるような気がする。

ていうかね、既婚者のダルタニアンはもちろんのこと、新たに伴侶を得たアトスとポルトスもそれぞれラブラブで兵舎を立ち去っちゃって、ぼっちで残されたアラミスが不憫で不憫で仕方ないっ!
なんて演出してくれるんだ。
ずっと銃士隊が家族って言ってたのに、最後の最後でこの仕打ち。
王妃のところに行くしかないじゃないかー。

まあもういいんだけど。
アラミスはマザランポジション確定。
ネットにUPされてる写真の指輪情報でどうやら秘密結婚したらしいし。
ホントにマザランポジション確定。
お昼は政治、夜はラブラブしてればいいよ。
でないと一人だけ可哀想すぎる。



ところで、グリモーの死因って最終的に溺死だと思うんだけど、あの場面はいつグリモーが起き上がるか正直ヒヤヒヤものでした。
「危険な情事」のトラウマが大きすぎて、溺死って信用できないんですよね。
ちゃんと撃ち殺そうよー、刺し殺そうよー、でないと復活するよーって、アトスが必死に沈めてても気になってしょうがありませんでした。
ダルタニアンが姿を見せた辺りから、もう大丈夫かなって安心したくらいで、それまで恐かったな。
ホントに死んでて良かったー。



ということで、Part2に続く。



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by teri-kan | 2017-03-18 01:00 | 海外ドラマ | Comments(0)
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