ネコがえさを食べない時

寒くなると人間も動物も体調を悪くするものですが、動物は「ここが痛い」「あそこが痛い」と言えない分、こっちもアタフタさせられます。
どこが悪くて食べられないのか、なかなかわからないものですねえ。







最初は「トイレに行ってない!これは大変」ってところから始まったのです。
「おとといからトイレに行ってない、昨日から飲み食いをやめた、今日は動かない」みたいな。
病院に連れて行って「腎臓が悪いんですかねえ?」って先生に聞いたら、「おしっこの方は大丈夫っぽい。具合が悪い→だから食べられない→だからトイレにも行きたくない、というのが正しいのではないか」ということだったのだけど、パッと見どこも悪そうにないし、熱も高くないし、ちょっと歯茎が赤いのが気になるけど痛そうにしてないし、「様子を見ましょう」と言ってたら、次の日の夕方ヨダレがダラダラ。
「原因は口だー!」と慌ててまた翌日診察時間ギリギリに病院に駆け込みました。

痛み止めを打って点滴して薬も翌日から変えて飲ませて、触っても痛がらないくらいに一日で回復して、よかった一安心となったのだけど、なぜだかエサは食べない。
ニャーニャー元気よく鳴くのに食べない。
トコトコ人の後について歩くのに食べない。
食べる気満々でお皿の前に座るのに食べない。
なぜなのだ!?

というようなことを、まるまる一週間やってました。
カリカリを口に入れても、モグモグポロリ、なんですよねえ。
歯が3本しかないので噛み砕けないのはもとからなんだけど、どうやら飲み込めなくなってるようなのです。
柔らかいのを食べてみる?って何種類か買ってきたけど、そっちは更にダメ。
うちのネコは「カリカリ以外は食べ物にあらず!」なので、ペースト状のエサには顔すら近付けないのです(涙)。

そのうちカリカリを口に入れることさえやめちゃって、日に日にどんどんやせていく。
水はもうずっと飲んでなくて、健康をつないでるのは彼女の唯一の嗜好品、ヨーグルトのみ。
このままではダメだー、ということで、薬が切れたところで病院へ行き、口の中を見てもらったら、なんと歯が1本なくなってた。
数年前に抜歯した際に残した3本の牙のうちの下の1本が、先生曰く、「あれ?先週はあったのになくなってる」。
飼い主は全然気づかなかったよ……。

で、やっぱり他に悪いところはないし(血液検査までしましたよ)、とにかく食べなければダメだということになって、「抜けたんならもう大丈夫でしょ? 他に悪いところもないし、食べなさい?」ってことで、病院で注射器みたいなのにエサを入れて口に流しこんでみたんだけど、まー、暴れる暴れる、ぺっぺと吐き出す。
「こりゃ大変だね。でももう頑張って食べさせるしかない」と先生に言われ、注射器(シリンジと言うらしい)とエサを買って帰りました。
当日は病院のショックで落ち込んでるからゆっくり休ませて、明日起きたらエサをシリンジで食べさせるためにネコと戦いだー!っと気合を入れてたら、翌朝ネコは自分でカリカリを食べるようになっていた……。
今はもう全てを取り戻すかの勢いでモリモリ食べてる。水もゴクゴク飲んでる。
祝、完全回復!

良かったのは良かったんだけど、にしてもなんであそこまで食べられなかったのか、水すら飲めなかったのか、よくわからないんですよね。
エサはまだわかるとして、水がわからん。
歯茎にしみるから、と考えたりもしたけど、ヨーグルトは普通に舐めてましたからねえ。
抜歯する前の今よりもっと悲惨な口の時でさえ水は飲んでたのに、なんで今回はダメだったのか、さっぱりわからん。

そして、完全に無駄になってしまったシリンジなる注射器型のネコ用餌やり器。
病院の待合室で会話した方が、やっぱりシリンジを買った直後に飼い猫が自力でエサを食べだしたと言っていて、うん、まあ、こういうものなんですかね。
まるで傘を持って出かけたら雨に合わなかった、みたいな感じですが、自力で食べるのに越したことはありません。
無駄になってよかったよかった。



とまあ、そんなこんなのネコの体調不良なのでした。
ネコはしゃべってくれないから大変ですね。
人間も小さい子供は難しいけど、どこがどういう風に悪いか伝えるのって、実は大人でも正確に表現するのは難しい。
やっぱりお医者さんが頼みです。




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by teri-kan | 2017-12-15 10:57 | 身近な話題 | Comments(2)
Commented by stefanlily at 2017-12-26 17:01
そうでしたか。。。
大変でしたね。
猫は飼っていないけど大好きなので。。。
お大事に。
Commented by teri-kan at 2017-12-27 12:56
stefanlily様、こんにちは。

ご丁寧にありがとうございます。
おかげさまで今はすっかり元気で、バクバクもりもり食べています。

終わってみれば「なんだったんだ」って感じですが、その時は大変でした。
難しいですね、動物って。
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