紅白歌合戦だけのせいじゃない

今年もよろしくお願い致します。

大晦日。
案外普通の紅白でしたね。
司会も安定してました。
前回の相葉君に比べたら二宮君の負担は減っていて、ウッチャンに全てがかかっていた感じ。

前半は日本の景気の良さを感じました。
バブリーなダンスはもちろんだけど、他の曲も演出というか歌自体が、なんだかここ最近と比べると明るくなってた印象。
でも好景気とは無関係な人も日本にはいるわけで、社会の一体感という意味では、上手くいってない方が案外共感しあえるものなのかもしれないと思いました。
経済が好調だからこそ取り残されてる感が強まり、分断が深まるというのは、もしかしたらあるかもしれない。










まあ、そんなことは今回の紅白の問題ではありません。
問題なのはいよいよ歌がなくなってることです。

もともと2017年はヒット曲がないと言われていました。
映画もこれといったヒットがないからヒット主題歌がない。
ドラマはまあ、朝ドラは多くの人が耳にしてるけど、それ以外ではどうだろ。
一年前の「逃げ恥」ほどドラマを越えて売れた歌はなかったと思います。

加えて、オリンピックやワールドカップといった大きなスポーツイベントもなかった。
スポーツに限らずこれといったイベント自体がなかった。
エンタメに関してはホント不作の年で、テレビで何があったかなあと振り返ってみても、思い出せるのは悲しいかな、ワイドショーネタばかり。

モリカケの忖度、議員の暴言、議員の不倫、芸能人の不倫、秋から暮れにかけては大相撲の暴力一色。
一応これらも紅白で出てきたけど、黒ずくめのヤツラは一瞬でウッチャンにやっつけられちゃった。
今年日本のテレビで一番盛り上がった出来事が実はアレだったというのが、エンタメ界のお寒い現状を表してますよね。
今回の紅白は作るのに苦労しただろうなあと思います。

安室の引退は寂しいけど、NHK的にはこの年に引退発表というイベントをもってきてくれてありがとう!ってところかもしれません。
せめてあれくらいなければ悲惨なことになってたと思います。
他はホントに「これ」といったものがなかった今回の紅白でした。

いよいよ考えなければいけない時がきたというか、芸能評論家みたいな人達も「おもしろくない」とNHKを批判してるだけでいい場合じゃなくなってきたと思います。
「紅白を続けるかどうか」という議論もまた出てくるんじゃないかなあ。
実は紅白は案外最後の砦ではないかと思ってて、これがあるから日本のエンタメ界はもってる部分が大きいんじゃないかと密かに思ってるんだけど、さすがに今年のような状況だと、もはややる意味がないんじゃないかという気がしてくる。

中にはいい歌もあったから残念なんだけど。
平井堅は良かったし、椎名林檎は華やかだったし、ちゃんと今年の曲を自分の生歌で披露した聖子は立派だった。
やっぱり歌手を出すべきだと思いますねえ。
きちんと歌えてる人はやっぱり良かったですよ。

でもあまりにいつも同じ曲の人は毎年出なくてもいいかな。
石川さゆりはいくら良い曲とはいえ、さすがにもう厳しい。
「津軽海峡」と「天城越え」しかないんか~い。
そんなことないだろー。

ていうか、「涙くんさよなら」を聞いていて思ったんだけど、今年売れた持ち歌がなくて、過去の曲もネタ切れしてるなら、昔の名曲をカバーすればいいんじゃないかな。
そこまで考えちゃいましたよ。
それほど曲がない。
新曲はそれなりに出てるはずなのに、なんでか曲がない。
どうすれば売れるんですかねえ。
どうすりゃ多くの人に聞いてもらえるようになるんだろ。
まあ、私自身が聞いてないのでなんだかんだ言えないんだけど。

難しいですね。




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by teri-kan | 2018-01-09 15:31 | 音楽 | Comments(2)
Commented by まるさん at 2018-01-09 18:34 x
 あけましておめでとうございます。
 紅白、昨年は、見なかったですね。毎年、同じような歌だと言われると、そんな気がするし、昭和世代の歌手は昔の歌ばかり歌うのね。(聖子さんは新曲だったんだ、さすが!)

 今、歌がない訳じゃなく、NHKが起用する歌手がネタ切れって感じなのかもしれませんね。
 私は昭和歌謡ばかり、カラオケで歌いますが、いい歌はいっぱいあります。例えば、野口五郎さんなどは、もう、紅白とは三十年以上関わりがないですね。彼の場合、寧ろ、役者とかタレント扱いですし、大河や朝ドラで何度か、見てます。
 特番などで取り上げていても、紅白に出て貰う、という選択肢がないみたいですね。歌手としては今、売れていないから無理なのかな。でも昔の曲で名曲が一杯ある。私は五郎さんの曲では七十年代の後半の地味系の曲(沈黙、季節風、風の駅、むさし野詩人などなど)を歌って欲しい。ちなみに五郎さんの曲、カラオケの需要は結構あります。(郷ひろみとそんなに遜色ない)レミゼにも出てたし、歌唱力は今でも衰えてないんですけどね。。

 今の紅白、コンセプトがどこにあるのか判りません。売れてる曲だけやってればいいのに、懐かしのメロディも欲しい。視聴率をいろんな世代から取りたいのかしら。

 カバーと言えば、山内恵介という演歌歌手は、いろんな歌手のカバーをしています。ライブ盤のカバー集(恵音楽会なんていう名で)も出しています。新御三家のいいとこどりしたみたな才能ある人のようです。
Commented by teri-kan at 2018-01-11 10:22
まるさん様
あけましておめでとうございます。
返信が遅くなってすみません。

今回の紅白は見なくても、まあいいかなって感じでした。
たくさん批判されたけど、前回の方がはるかに話題性と意外性に富んでました。
ネタの豊富さが段違いでしたね。

>NHKが起用する歌手がネタ切れ

固定化されてる印象が強いと私も思います。
どうしても外せない人がいるのだろうけど、安定感と新鮮さのバランスって難しいですね。

野口五郎が出てきたらすごいですよね(笑)。
郷ひろみはいつまでも変わらなくて、あれはあれで一種の芸だなと毎年感心して見てますが、演歌でない年長者の歌って結構貴重だと思うので、野口五郎はいいかもしれません。

山内恵介は涼しげで良いですね。
人気があるのがわかります。
演歌歌手はやっぱり歌が上手いし芸達者な人が多いので、男性若手演歌歌手の枠は盤石だと思います。
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