「火輪」の登場人物 昱花(ユイホワ)

真珠精の一人。長姉にあたる。
西王母の腹心、リーアンの母。

九天玄女として長く瑤池に仕え、竜吉以下西王母の娘達全員の養育を務める。竜吉が天界追放されるにあたっては自らも人界に下り、洞府を開いてそこから彼女を見守った。

碧の海岸で公子・戴望と知り合い彼の子を儲けるも、その子が人界に禍をもたらす宿世にあることを予見し、望には明かさず一人で出産。子の額に豎眼を確認し、力の封印と養育とを広と白玲に頼んだ。

出産のため妖力を失い長く金真珠のまま蓬莱山で英気を養うが、望とリーアンの力で再び人型を取り戻し、その後は望と行動を共にして彼と息子リーアンの戦いを見守った。

謹厳で清冽、三真珠の中で最も何物にも揺らがされない。しかし運命に無駄に抗う真似はせず思考は柔軟である。
そのため騒動が一段楽ついた段階で人型のままでいることを選択している真珠精は、結局昱花ただ一人であった。







揺るがない金はどこの世界でもそう。現実世界だって持つなら価値が揺らぐ紙幣より金。
そんな昱花なので、ちょっと面白みに欠けるのはしょうがない。無茶するタイプじゃないし、基本的に物語を動かすキャラクターじゃないんだ。

色恋で妹二人が破滅したのに対して、彼女は瑤池で最高の女友達(とあえて言おう)を得た。瑤池へ預けられたのはただの運だったかもしれないけど、でも考えれば考えるほど昱花はどこへ行っても上手くやっていけたような気がする。

結果論だけど昱花が天宮、黒韶が水晶宮、白玲が瑤池に行ってたらこんな騒動は起きずにすんだんじゃないかな。黒韶は祥の妃になればいいし、白玲も女ばかりの西王母のところならそこまで怖がらずにすんだだろうし、昱花は天宮でもバリバリ働いただろうし、ただ一人広が残念な思いをするだけでさ、平和な天界のままでいたんじゃないかなあ。

となると全ての原因は広が白玲を好きになっちゃったからか。
まあ白玲への未練を断ち切ったところで全てが解決できたのだから結局そういうことになるのかも。
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by teri-kan | 2008-12-04 13:11 | 漫画(河惣益巳) | Comments(0)
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