2014年 10月 27日 ( 1 )

氷上の第九

町田がスケートアメリカで優勝しました。
今シーズンのフリーはベートーヴェンの第九(合唱も入ってる)ということで、前々から楽しみにしていたのですが、期待に十分応える内容でした。
これから更にこなれていくだろうし、この冬もまたフィギュアが面白いことになりそう。
町田の存在は楽しいですね。

フィギュアスケートの曲選びは重要で、それに失敗すると表現力に難のある選手の場合、全く面白くない演技に終わってしまうことが多々あります。
だから曲自体に個性と力のある楽曲を皆さん選ぶんだけど、しかしあまりに力のありすぎる曲だと、これまた恐ろしいことになってしまう。
力のある曲という意味では、ベートーヴェンの第九はおそらく最右翼にあげられるもので、第九で何かを表現しようと思っても、大抵の人は曲に圧倒されてしまうのがオチだと思うのですね。
曲自体の説得力が強すぎて、生半可な個人じゃ曲に潰されちゃう。
立ち向かうなら立ち向かえるだけの豊富な知識なり強い精神力なりが演技の裏打ちとして絶対に必要で、で、町田ならそれを持ってそうだと思ったので期待していたのだけど、うん、まっちーは確かに持ってました。素直に「こりゃすごい」と感心しました。

強い人ですねえ。
でもあれは疲れるだろう。体力的にも精神的にも。
120パーセントの力が必要と言っていたのは全く以てその通りだと思うし、一人であの曲を受け止めるのは、そりゃあしんどいよなあ。
ペアならもうちょっとマシでしょうか。
シングルスケーターでこのチャレンジは、なかなかないのではないかと思います。

第九ってこれまでフィギュアで使われたことあったっけ?
どちらにしろ合唱付きは競技会ではこれが初になるんだけど、そう考えると町田はなかなかおいしい選択をしたのかもしれませんね。
誰でもできる選択ではないってところが尚おいしい。

で、音楽と精神力のことばかり言ってますが、スケート自体が上手くなってるのも好印象でした。
ショートプログラムから町田の成長は見て取れたし、振り付けのおかげもあるのかなあ、表現力も格段にアップしてました。

こういう風に成長を見ることができるのは楽しいですね。
他にはなかなか見れないキャラクターだし、町田には頑張ってほしいものです。
後は髪型かなー。
早くベストのヘアスタイルが決まればいいですね。
誰かいい美容師さん紹介してあげてー。
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by teri-kan | 2014-10-27 13:26 | スポーツ | Comments(0)