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「天と地と」(1990)

原作は海音寺潮五郎の歴史小説で、上杉謙信の生涯を川中島の戦まで描いた作品。
でも出来もさることながら、今となってはいろいろと微妙な映画。
大金かけて作ったんですけどねえ……。

角川春樹が自ら監督を務めた角川映画。
合戦シーンをカナダで撮影するなど派手な話題をふりまいて、とにかく出だしは好調だったんだけど、ちょうどこの時主役の渡辺謙が病に倒れて、そこからなんだか雲行きが怪しくなっていく。
代役の榎木孝明をあれこれ言ってもしょうがないのだけど、せめて渡辺謙が出演していたらもう少し力のある作品になったでしょう。日本の四季は美しく、合戦場面も壮大だったけど、人物に残念感を抱いてしまうのは、あれでは仕方なかったと思います。

音楽は小室哲哉。TV番組で戦国時代や戦の場面が出てくると、以前はよくこの音楽が使われてました。
この頃はまだ彼もいい仕事をしていたのですが、後の転落はご存知の通り。同じく逮捕された角川春樹といい、なんか今となっては縁起の悪い映画というか、残念な話題ばかりがまとわりつく作品になっています。

せっかく大金かけたんですけどねえ。
残念ですねえ。
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by teri-kan | 2011-02-28 10:42 | その他の映画 | Comments(0)

「里見八犬伝」(1983)

角川映画の中で一番好きかもしれません。
そうたくさん角川映画を観てるわけではないけれど、この作品は楽しい要素てんこ盛りで、とにかく派手でした。

お家滅亡、生き残りの姫、姫を守る個性豊かな従者、里見家にまつわる大いなる不思議、おどろおどろしい伝奇怪奇風美形悪者集団、姫と従者のラブ、そしてなんといっても囚われのお姫様救出シーン。
いやあ、この展開はいくつになっても、今も昔も関わりなく盛り上がれる。危機に瀕している姫を助けるため八犬士が一人また一人と自らの戦いを繰り広げて倒れていくのですよ。
ああ……萌え、いや燃える。

まあね、都合がいいといえば都合がいいんだ。姫救出のためのはずの戦いが、自分のための戦いに置き換わって、京本政樹なんて姫のためなんだか好きな女を助けるためなんだか、最後にはよくわからない戦いになっている。
でもそれでもいい。それで京本政樹の美しさが十分堪能できるのだから。
切れば毒ガス噴き出す体に改造させられた美女軍団を、ガスまみれになりながら切りまくっていく彼は立派な見所その1で、ぶしゅーって噴き出るガスは今観ると「ぷっ」って笑っちゃうんだけど、でもそのわけわからん派手さがこの映画の一番いいところのような気がする。
なんといっても単純に楽しいんですよ。

派手の要因の一つはジャパン・アクション・クラブの方々のおかげでしょう。皆さんきびきびと戦っておられました。
志穂美悦子がカッコよかったですねえ。やっぱり戦士の中に女は一人は必要です。モモレンジャーとかコンバトラーVの南原ちずる嬢とか(例えが古くてすみません)。
音楽も盛り上がりました。なんでだかわかりませんが主題歌は英語の歌です。
美術もすごい。悪者の部屋の壁の絵がなぜかクリムト。美しいですが意味がわかりません。
でもあの場面は好きなんですよねえ。
妖怪夏木マリは文句のつけようがないです。この人こういうのがホントに似合う。
派手さに一役も二役もかってましたね。華やかで綺麗でまがまがしくて面白かったなあ。



昔TVでこの映画を観ていた時、祖母が「静姫は知らないねえ。伏姫なら知ってるけど」と呟いたのですが、実はこの映画、馬琴の八犬伝とはちょっと違うお話なんですよね。この映画の原作タイトルは「新・里見八犬伝」で、馬琴のは「南総里見八犬伝」。
「南総」が千葉の南部(房総半島の南側)を指すということ、「里見八犬伝」はそこを舞台にしているということを、それで初めて知ったのですが、当時私が驚いたのは、
「千葉にも武士とか人とか住んでいたのか」
という、千葉県民に対して甚だ失礼な事でした。

江戸時代でさえ江戸が東の行き止まりのような感覚で捉えていた自分にとって、室町時代の彼の地なんて「荒野?」くらいの認識だったんですよ。とにかくそれくらい千葉南部は西に住む私にとって未知の世界だったのです。
そんなだからこの「里見八犬伝」が千葉だと知った時は、「さすが未開地域。あやしげな邪教集団もここならはびこれる」とか思ったりして、ホントに申し訳ないんだけど、「南総はかつておどろおどろしい怪しい土地だった」というイメージがすっかりこびりついてしまったのでした。

今はもちろん違うけど、でも映画とか小説とかのイメージって大きいですよね。この映画だってラストシーンはやっぱり荒野だし。
でもそれも含めて南総はロマンあふれる場所って感じです。
「里見八犬伝」のような楽しいお話の舞台になっていいよなあって思います。

ちなみに映画のヒロイン静姫は薬師丸ひろ子。
お相手は真田広之で、監督は深作欣二。
娯楽映画としては最高の出来の作品だと思います。
とりあえず話のたねに一度は観てみたらいいんじゃないかと思うオススメ映画です。




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by teri-kan | 2011-02-26 02:23 | その他の映画 | Comments(0)

「Wの悲劇」(1984)

懐かしの角川映画。
ちょっと前にBSでやってましたが、実はそれは観ていない。
でも過去の鑑賞の記憶が強烈に残っていて、当時どれだけこの映画が好きだったか、懐かしさとともに振り返ってみる。

この映画、友達と観に行ったんですよ。やっぱりあの頃は観に行くといえばアイドル映画で、でも薬師丸ひろ子のこれは面白かったのです。
今だってそれなりに通用する作品じゃないかな。

「顔はぶたないで!わたし女優なんだから!」

超有名なセリフを残したこの映画、役者がなかなか素晴らしいです
世良公則がカッコいいんですよ。三田佳子はこの頃絶頂期で大女優役がハマッていたし、これがデビューの高木美保は感心するほどの美人だった。
三田佳子にいびられてちょっと可哀相だったけど、まあ仕方ない、これはそういった舞台の裏側のドロドロがメインの物語だし。

ストーリーは、劇団の若い研究生(薬師丸ひろ子)が、とある事件をきっかけに主役を勝ち取り、本物の女優へ成長していくというもの。
その「事件」が生々しくて当時の私にはドキドキもので、そこで主人公がなんだかんだで役を手に入れてしまうというところが、「女優になりたい人ってすごいなあ」としか思えないほど、自分にはありえない展開でした。
でもだからこそ面白かった。劇中劇の映画だけど、劇団内部のアレコレこそ私にとっては劇そのもので、映画が終わって街中に出た時、面白い映画ほど現実とのギャップを感じることがありますが、「Wの悲劇」はそんな映画で、しばらくボケーッと浸ってましたね。
うーん、懐かしい思い出です。

改めて調べてみたら、音楽は久石譲。全然知らなかった。
実は「Wの悲劇」で一番印象に残っている曲は劇中の舞台で使われる「ジムノペディ」なんだけど、この曲の記憶は強烈で、実は主題歌「Woman」よりも真っ先に思い出すほど。
「Woman」も当時は好きだったけど、今となっては断然「ジムノペディ」。
やっぱりサティの曲の持つ力はすごいということなのだろうけど、今から思えばこの曲をチョイスしたこと自体がすごいのかもしれません。
あの舞台と「ジムノペディ」は私の中でセットです。
今でもものすごくはっきりと記憶に残ってますね。
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by teri-kan | 2011-02-23 15:14 | その他の映画 | Comments(4)

「ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛」(2008)

原作では主役の王子が子供なんだそうです。
それを映画では青年にしたことで、第2章は1章に比べて随分大人な内容のドラマになりました。「ナルニア」を読んでない人間でも楽しめるメリハリのあるエンターテイメント作品に変貌して、でもそれが「ナルニア」らしい物語といえるのかどうか、そこんところはよくわからない。

そもそも「ナルニア」なるものがどういう世界なのか、イマイチ私は理解できていないのだと思う。
「アスラン、もっと早くになんとかすればよかったのに」と考えてしまうのは、きっと私の理解不足のせいなのだろうな。

王子が男前でしたね。
キアヌ・リーブスから狂気を排除した真っ当な顔で、文句のつけようがない好青年。
彼が出てくるのならこの先も見続けようかと思ったりしました。だからというわけではないけれど、いろいろな面で第2章はチケット代については全く考えが及びませんでした。

4兄妹が揃うのはこれで最後とか。
非常にイギリス人的な風貌の四人で、親しみが持てると言えばいいのかどうか結構考えるところでしたが、それはまあいいです。末っ子はとても可愛いらしかった。

もうすぐ第3章が公開ですね。
なんだかんだで兄妹の成長した姿は楽しみかも。
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by teri-kan | 2011-02-21 13:59 | アメリカ映画 | Comments(0)

「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」(2005)

イギリスの児童向け小説の映画化作品。
戦時中、田舎へ疎開した4兄妹が異世界へ迷いこみ、その異世界「ナルニア国」で悪と戦ったりとか、いろいろやっちゃう物語。(あまり詳しく書くとネタバレになる。)

おそらくこの映画は原作を読んでいるかどうかで評価が分かれる作品で、正直原作未読者の自分には非常にビミョーなお話だった。
というのも、これは子供がターゲットの映画なんだよね? もしくは子供時代にこれを読んだことがある人のための映画。
でありながら、おそらく原作未読の多くの大人にも観てもらいたかったんだろう。そうとしか思えないくらい豪華な映画だった。
しかしそのため随分中途半端な作品になってしまって、子供が観るには無駄に豪華で無駄に長く、そして大人が観るには非常に物足りない子供っぽい内容の映画になった。

はっきりいって、これを楽しめたのは過去にこの本を読んだことがある大人だけじゃないのかなー。

まあ外国、特にイギリスではどうだかわかりません。日本人で「ナルニア」に馴染みのない自分が物足りなかっただけかもしれません。



映像は美しかったし、迫力もあった。だからチケット代を返せとまでは思わなかったけど、でも満足できたわけじゃない。非常にモヤモヤ感が残る映画。

……と、結構辛口な感想を公開当時は持ったのですが、第2章を観た時に、あの感想はあながち自分一人だけのものではなかったのではなかろーか、と思ったものでした。
というのも、第2章は1章の不満をかなり修正してくれていたから。

やっぱり大人を呼び込まないと大金を回収できないからかなあ。
「ナルニア」のような児童文学映画でお金の話もなんだけど、いかにもお金をかけたっぽい映画で子供向けっていうのは厳しいのだろうなあと、そんな感想が一番にきた「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」でした。
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by teri-kan | 2011-02-19 01:47 | アメリカ映画 | Comments(0)

「SWAN」モスクワ編 その8

コミックスの第1巻が発売されました。
1巻通して読むと痛感させられるのですが、これはやっぱりレオンと真澄の物語なんですね(当たり前)。毎号発売されるたびに私はセルゲイエフ先生の感想ばかり書いてきましたが、作者がモスクワ編で描きたいことはやっぱりレオンと真澄の関係なんだよなー、と今更のように思ってしまいました。

とは言っても、この1巻の間にレオンが自発的に動いたのって全くと言っていいほどなくて、まあ強いて言うなら「本当の事を言おうか」と口にしたことくらい。それ以外はもう見事に受け身の待つ男で、これじゃこっちもレオンについては感想の持ちようがないのです。
まあ余裕ぶっこいていたせいで先生にハラハラさせられるというのは楽しくていいけれど。

先生が真澄の抑えこんでいるものに気付いていたことにレオンが「かなわないなー」となる場面はやっぱり好きです。レオン以上に余裕の先生がいかにも立派な教師で、真澄はずっとこの包容力の中で安心して踊り続けてこれたんだなあとなんだかしみじみ。「先生に頼っちゃいけない」と一念発起してニューヨークに渡ったこともあったけど、先生はやっぱり真澄にとっては頼れる先生なんですよね。

あ、そうか。そう考えていったら「SWAN」は真澄の「先生からの卒業物語」としての側面もあるなあ。「モスクワ編」は言ってみるならその卒業試験みたいなもんで、ダンサーとしても人としても完全に自立した真澄が生まれる物語といったところか。
まあその過程で二人の結びつきの強さを思い知らされてレオンがやきもきするという副産物もあって、んー、しかしこれだとメインは完璧にセルゲイエフ先生だ(苦笑)。真澄にとっての恋愛がバレエあってこそである限り、先生の存在は絶大。

やっぱり現状では先生の存在を決して無視できないレオンと真澄の関係なんですよね。
ホント、まさしく「俺の顔を見ろ」(レオンのセリフ)ですよ。
レオンときちんと向かい合わないとねー。



この1巻を通して読んだら、作者の描きたいことは何はともあれ真澄の自立に尽きるんだなと思えるのですが、レオンとの恋愛も先生との師弟関係も、結局真澄のダンサーとしてあり方につながっていて、ようするにこのお話で最終的に言いたいことは、昔の本編の最終巻の先生のセリフそのものだったんじゃないかと推測します。アンカレッジから引き返した真澄とレオンが踊ってるところを見て、先生が口にする言葉の最後、真澄は先生の強力なライバルになったっていう、あれ。
「ダンサーとしての自立=先生との対等なダンサー同士の関係」ってところに「モスクワ編」も最終的にはたどりつくような気がするなあ。

で、真に先生から自立するためには、真澄は先生以上にレオンとのパートナーとしての相性の良さを証明しなきゃならなくて、それは「まいあ」を読んでもかなえられているようだから、おそらく「アグリー・ダック」は素晴らしい舞台になると予想。レオンと真澄はベストカップル!というニュースが、もうヨーロッパ中をかけめぐるんですよ、きっと。
で、これからって時に妊娠休暇。

……うーん。相変わらず今のこの状況でどうしてそうなるのか全く予想がつきませんが、まあ後1巻で終わるということはないでしょう。ていうか終わってほしくない。できることならじっくりと長く描いてほしい。

レオン、一体どんな風に頑張るのかなあ。

次の1巻でさえ果てしなく遠い彼方のような感じがしますが、こっちも我慢してじっくり待つように頑張ります。
とりあえず次の春号、楽しみに待っていたいと思います。
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by teri-kan | 2011-02-17 01:36 | 漫画(SWAN) | Comments(0)

お江さん

なんとなく今年の大河ドラマは「お江さん」と呼んでしまいます。
現在の江の年齢や振る舞いならば「江ちゃん」がふさわしいけれど、なんとなく「さん」付け。
思えば「功名が辻」の千代も私は「さん」付けでした。
エラソーな「様」をつけて呼んでたのは「利家とまつ」の「まつ様」くらいかな。若干の嫌味も込めて「様」付けしてました。
いまのこと「お江」は親しみを込めて呼びたい感じなので「お江さん」。

まあ「親しみ」というのは、物は言いようというか、そうとしか言えない状況というのがあって、なんて言いますかね……今年の大河ドラマは回を重ねる毎にすごいことになってるような気がします。



できることならば、あまりカタい事は言いたくないのです。
家康の伊賀越えに江が同行してたなんてありえんーっ!とか、明智の手に落ちるなんてエエエエエーッ!とか、しかもその経緯がアレとか、そういうことあまり言いたくないのだけど、でもやっぱり「スゴイヨナー」としか言いようがないと思う。
チャレンジャーだよねえ、このドラマ作ってる方々。

まあ文字記録は所詮文字記録だし、実際はどうだったかなんて結局のところ誰にもわからない。
一般常識とされている伝承だって、歴史の流れの中で改竄されたり誇張されたりしてるわけで、伝えられている通りに描かないといけないってわけじゃない。
信長の蘭丸は本当は美男子じゃなかったらしいけど、だからといって今更ブサイクが蘭丸を演ったってこっちは楽しくもなんともない。
そう。これはドラマであっておベンキョじゃないのです。

大河ドラマの様式も変化があって当然でしょう。古くからのこだわりのファンがいるからといって昭和のスタイルと同じで作るなんて言語道断だし、江戸時代の人達が当時の社会に合わせたスタイルで歴史上の事件を脚色したように、平成は平成のスタイルで物語を作ればいいと思う。固定概念に縛られるくらいなら冒険の方がマシ。

……という気持ちをなんとか保つようにして毎週「江」を観ています。
そう思ってないと毎回ツッコミどころ満載でこっちが疲れそうだ。



ドラマとしては案外悪くないと思うんですよねえ。
史実云々とか大河の様式とか、そういうのとっぱらってしまえばストーリー自体は結構素敵だと思う。
極悪非道と言われた天下人と幼い姪との交流も、ドラマだと思えばとてもおいしい。
おじ上LOVE!の江は可愛かったですよ、多少無理があろうとも。

まあそういう見方をしないと苦しいと言うのは確かで、女性はついていけるだろうけど世のおじさん達はどうなんだろう。
やっぱり戦国時代にコレはないだろーと思われているのかな……。

うーん。上野樹里にかかってるのかもしれませんね、この大河ドラマ。
江をどれだけ魅力的にするか、結局それ次第のような気がします。

あ、役者は皆さん良いと思います。
トヨエツ信長、好きでした。やっぱりカッコよかった。
これからは是非千の風になって、伊賀越えの時のように江の周りを漂ってもらいたいものだと思います。
「そこ(=お墓)に私はいません~♪」どころか、まさしくお墓に入ってない信長。
「虫の知らせ」が幻影という形になって現れるほど結びつきの強かった伯父として、これからも時々は江の眼前に出てきてもらいたいものですね。
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by teri-kan | 2011-02-14 01:47 | 大河ドラマ | Comments(0)

「大聖堂」

先週の土曜日からBSで始まった海外ドラマ。
製作総指揮はリドリー・スコットだそうです。
リドリー・スコットはこの頃のイングランド作品が続いてますね。去年「ロビン・フッド」も公開されたばかりだし。(観てないけど。)

「大聖堂」の原作を読んでないのではっきり言えないのだけど、ヘンリー2世が登場するくらいまでの期間を描くのかな? いや、大聖堂を完成させるまでとなると結構年月がかかるか。
主人公のトムはカッコいいですね。魔女扱いされてしまうエレンも男前で良い。
悪人はホントーに悪人で、これから毎回「キーッ、腹立つうううう!」と思いながら見ないといけないようです。

イングランドのジメジメして陰気くさい雰囲気がしっかりとかもし出された、とてもいい映像だと思います。王朝の陰謀にピッタリ。
イングランド王家ってホントどの時代も血まみれですよねー。どんよりした天候も関係してるんじゃないかと思うくらい陰謀ドロドロ。
でもそのおかげで物語になりやすいとかあるのかもしれませんね。

NHKはこのドラマを結構宣伝してたように思うのですが、原作を読んだ事ある人、この時代に興味を持ってる人しか対象にしてなかったのですかねえ。もしくは王家の血縁関係をそこまで詳しく知らなくても主人公トムをメインに鑑賞すれば無問題と考えたのか。
政治背景の説明を少しでもしておいた方がわかりやすかったのではないかというか、児玉清が大絶賛してたので見てみた、といった程度の方々には、この第一回はわかりにくい場面も多かったと思います。登場人物の整理が必要だったのではないかな。

にしても、イングランドの民衆にとってこういう上の人達の争い事ってどうだったんでしょう。
イングランド人でない外国人の王様でも、王様は王様で良いのかどうなのか、日本人の感覚としてはよくわからないところがあります。
民衆は英語を話してるけど宮廷内はフランス語とか、そういうのって如何なものか。
最後にイングランド人がイングランド王だったのって千年以上前ですよね?
ヨーロッパ人の王の感覚って本当によくわかりません。

まあドラマの本番はこれからです。
状況は第一回で大体描かれたと思うので、物語としてはこれからが見せ場だと思われます。
楽しみですね。
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by teri-kan | 2011-02-12 03:25 | 海外ドラマ | Comments(0)

ワム!

最近TVCMでよく「Freedom」が流れてきます。
ワム!は今も需要があるんですね。

80年代前半から中盤にかけて売れに売れたイギリス2人組。
ご存知ジョージ・マイケルとそのお友達アンドリュー・リッジリーは、当時の押しも押されぬスーパーアイドルでありました。

1stアルバム「Fantastic」と2nd「Make It Big」は、今から思い出してもよく聴いてました。
いい出来のアルバムでしたよ。名曲揃いだったし、勢いがあったし、特に彼らのファンでなくても楽しめる曲がたくさんあった。

彼らの代表曲は多分「Last Christmas」なんでしょう。
毎年耳にするし、年末のNHK「洋楽倶楽部’80」でもこの曲が紹介されてました。

でも、あの番組で「Last Christmas」を流すというのは、個人的にはガッカリ。「Last Christmas」は12月の定番ソングで、既に80年代という枠からははみ出している曲です。「80年代」を高々と番組のテーマに掲げるのなら、いかにも80年代を代表するような当時のワム!らしい彼らのヒット曲を紹介してもらいたかった。
「Wake Me Up Before You Go Go」か「Freedom」、せめて「Careless Whisper」。
こっちの方が全米チャートも全英チャートもランキングが高かったんだし、番組観てる人達も「うわっ、こういうのあったね」って、楽しく懐かしく思えたんじゃないかな。

とはいえ、改めて「Wake Me Up Before You Go Go」のビデオとか観ると、当時のジョージ・マイケルのヤバさが際立って、目のやりどころに困る。
あの頃はあまりそんな風に思わなかったけど、この人、存在がエロすぎますね。後に彼はその通りにセクシー全開になるわけだけど、当時からこんな存在だったんだなあと、改めて妙な感慨がわきおこってきます。

今でもお騒がせのジョージ・マイケルと比べて、アンドリューは地味で、今では何をしているのかよくわからないのですが(知ろうとも思わないけど)、今から思えば濃すぎるジョージ・マイケルの相方としてあれはあれくらいで良かったのではないかと。

あのフツーっぽい顔を見てるとホッとします。
ジョージ・マイケルはね……ダメだあ、あの笑顔、あの眉毛。
短パンも似合いすぎてダメだ(笑)。

「Wake Me Up Before You Go Go」のビデオはホント、キョーレツだなあ。
若かりし頃の彼の顔を見てると、しみじみと「ザ・80年代」って感じがします。
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by teri-kan | 2011-02-09 14:30 | 音楽 | Comments(2)

「SWAN」モスクワ編 その7

そういえば「封印」はどうなった?
真澄の「封印」を外したのは結局誰だ?

やはりまとまらない感想
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by teri-kan | 2011-02-07 15:36 | 漫画(SWAN) | Comments(0)