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鎮魂の君が代

キングカズーーーーーーーーー!!

カズはやっぱりキングでした!



大阪長居で行われた日本代表対Jリーグ選抜のチャリティマッチは、本当にいろいろな意味がこもった試合になりました。
合計3つのゴールが生まれましたが、そのどれもが素晴らしく、プレーの一つ一つに力がこもって、サッカーっていいなあ、スポーツっていいなあって、心から思いました。

いろいろ言えばきりがないです。
Jリーグ選抜は連携不足だったし、小笠原や梁、関口はトレーニング不足で思うように動けなかっただろうし、シーズン終盤の海外組がバリバリ活躍した代表前半チームは良かったけど、後半チームは課題が多かったし、まあいろいろ細かいことはあるにはあるんだけど、でも気持ちの方が前面に出てたから観ていてダレる内容では全然なかったです。

代表レギュラー組は一味も二味も違ってて、遠藤のプレーはさすがだったし、岡崎なんて更にまた上手くなった印象を受けましたが、最終的に全てもっていったのはキングカズで、いやもうねえ、カズはやっぱりすごいなあ。精神論で語りたくないけど、カズの場合は思いの強さがゴールを生んだと言いたくなるくらいすごいなあ。

やっぱりスターですね。会場内も結局カズが一番歓声がすごかった。
カズはW杯フランス大会のアジア予選からメンバー選考まで本当にいろいろあって、不要論もかなり言われたけれど、彼が日本サッカー界に存在してくれたプラスの面は数え切れない程あると思うんですよね。特別彼のファンでなくたってそれは認めるところじゃないかと思うのです。
今回のチャリティマッチにあたっての彼の発した言葉が大変素晴らしいのですが、その言葉は全てのスポーツ選手とスポーツファンにうなずけるものがあるんじゃないかと思います。
さすが、だてに44歳で現役サッカー選手やってないです。決して平坦ではなかった彼のサッカー人生を振り返ると言葉の重みを感じますね。

倉木麻衣の君が代斉唱も素晴らしかったと思います。
正直「大丈夫かな?」と不安だったんだけど、たくさんの人命を失った日本人が心に抱く感情を、ある意味きちんと表わしていた歌だったと思います。君が代を通して日本が一つになっていることを、被災者の方々にTVを通じて伝わればいいなと思いながら聴いていましたが、これは生き残った人だけでなく、むしろ亡くなった人達への君が代なんだと、聴いていてすごく感じました。
もともと君が代は国歌というには他国のと比べて随分毛色が違って、勇ましくないことこの上ない曲なのですが、国の末永い安泰を願う曲が実は鎮魂歌にもなりえるのかと、結構驚きました。
君が代についてはいろいろ仰る方もいらっしゃるけど、昨日ので十分じゃないかと、正直言いたいかな。
良かったですよ、昨夜の君が代。恐ろしい思いをしながら亡くなっていった人達の魂を自然に心に思い浮かべることのできる、綺麗で静かな歌でした。



国内に向けては祈りと励ましと、海外へ向けてはくじけず前を向こうと頑張ってる姿を、それぞれ見せることのできたチャリティマッチだったのではないかと思います。
前進への一歩にはなったと思うし、やってよかったというのは皆一緒だと思います。
その思いを胸に、また今日から皆でがんばっていきましょう。
「TEAM AS ONE」ですよ、「TEAM AS ONE」。

がんばろう日本!
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by teri-kan | 2011-03-30 11:50 | スポーツ(サッカー) | Comments(0)

「謎解きはディナーのあとで」

毎日重い気分は深くなるばかりですが、日常に戻れる人間から着々と日常に戻っていかなければ日本全体が前へ進みません。
「何もしてあげられない」と落ち込んで普段通りのことさえしないのは最も悪いことだと思うので、そろそろ春物のお買い物をして消費活動に貢献するとか、遊びに出かけて経済活性化に貢献するとか、なんとか気持ちを入れ替えて、心は東北に寄せつつ体は元気に!という感じで頑張りたいと思います。

というわけで今回からここも平常運転。
まずはミステリーのベストセラー本、「謎解きはディナーのあとで」。
作者は東川篤哉で、印象的な装丁は中村祐介。小学館。

実はいつこれをここに書こうかとずるずる引き延ばしていた矢先に震災が起こり、ほとんどお蔵入り状態になりかけてました。軽快なミステリーとか、全然そんな気分じゃなかったし、こういった旬のモノは売れてる時に取り上げなきゃカッコ悪いし、すっかり自分の中で今更感が漂っていたのです。

でも今もまだベストセラーのランキングに名前があるんですよねえ。
売れてるんですねえ。

いろいろ宣伝されてたようだし、かくいう私も新聞広告を見て「読んでみようかな」と思ったクチなんですが、広告に惹かれて買ったという方、きっと多いのではないかと思います。
実際読んでみたら、まあ面白かったけど、そこまで言うほどのものかなあ?という感じの内容ではありました。かなり期待を煽られたからかもしれません。どれだけのものを求めるか、読者の好みや趣向でも評価が分かれるかもしれません。

ていうか、これはまだプロローグでしょう。本番ははっきりいってこれから。
続編がどうやらあるらしいけど(どんな内容の続編なのかは知らないけど)、シリーズ化していくならもうちょっと登場人物の関係性の深化がほしいかな。その上で今の軽くて明るい雰囲気を損なわなければもっと楽しくなりそうな感じがします。

主人公のお嬢刑事はちゃんと頑張ってるので好感持てるし、執事は……執事って人気あるんですねえ。この本が売れてる最大の理由はやっぱり「執事」だよね。
個人的には風祭警部のアホぼんぶりがお気に入り。イラッとくるけど嫌いじゃない。
キャラに合ったいい名前ですよね、風祭さん。なんかクルクルと楽しそう。この警部が「風祭」の名じゃなかったらここまで好意的には見られなかったかもしれないと思うくらいです。
宝生(お嬢様)に影山(執事)に風祭(先輩警部)。
それぞれいいネーミングですね。

ミステリーだからネタバレ御法度だけど、気になった点を一つ。
この作品の第一話の被害者の若い女性は、ワンルームマンションの部屋の奥でブーツを履いたまま殺されてるんです。で、「室内でなぜブーツを履いていたのか」が問題になるのだけど、その理由がですね、「あー、私もそれやったことあるわー」というもので、同じ庶民女子としての親近感をものすごく被害者に対して感じたのでした。
やっぱりいますよね、そういう状況になった時にそういう行動に出る人って。
客観的に見たらすごく変な格好だけど、背に腹は変えられないんですよ。

そういった日常感覚が織り込まれてる感じはいいなと思います。
この本って「殺人って全てに大袈裟な理由があるわけではないんだなあ」って感じで、恥ずかしいとか面倒くさいとか、そんな些細な人間の心理や行動のバッドタイミングの妙を楽しむものなんだと思います。




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by teri-kan | 2011-03-29 12:16 | | Comments(0)

ライブエイド

海外の方々から続々と支援の手が差し伸べられている日本。
大変ありがたいことです。

TVニュース等で目立っているのはサッカーやテニスといったスポーツ選手ですが、同じくらいチャリティに熱心なのがミュージシャン。
3月20日付けの記事ではこういうのが出てました。

カナダ人ロック歌手のブライアン・アダムスが、巨大地震と津波被害を受けた日本のため に再びライブ・エイドの開催を呼びかけている。


ブライアン・アダムス。80年代洋楽ファンには忘れようにも忘れられないミュージシャンですが、彼の今回のコメントは世界のミュージックシーンの中での日本の位置づけが窺えるもので、なかなか興味深いです。
「日本のためのコンサートが企画されるのを期待して待っているところだ。ロック・コミュニティが日本のために一丸となれれば最高だと思う。どのロック歌手も日本で時間を過ごしたことがあり、日本は、すべてのロッカーのためにとてもよくしてくれた国だ」

「すべてのロッカーのためにとてもよくしてくれた」は、「ふむ。そう言われればそうかもしれないな」と、なんとなく察しがつかなくもない言葉です。
よその国はどうかわからないけど、日本は基本「おもてなしの国」だし、どんなミュージシャンにも来日した時はそれなりの対応をしてきたんだろうなあというのは、まあ想像できる。
ファンの迎え方も多分温かいのだと思うし、自分達を楽しませてくれる才能を持っている人達に対する敬愛は、もしかしたら深いものがあるかもしれません。
日本の市場が大きいというのは忘れてはいけない理由だと思いますが、どういう理由であれ日本が彼らにとって無視できない国であるというのなら、それはそれでありがたいことだと思います。

ビジネス以外のハートの部分で日本と相性のいいミュージシャンも少なからずいるということはとてもうれしいことで、シンディ・ローパーなんて今回の地震の直後も日本でツアーを続けてくれて、募金活動にも参加してくれました。

http://www.barks.jp/news/?id=1000068463
http://www.ntv.co.jp/zoomin/enta_news/news_1616701.html?list=1&count=1

ミュージシャンに限らず、海外のスターはチャリティに熱心な人が多いですね。
ブライアン・アダムスが今回提唱している「ライブエイド」も元々80年代に開催されたチャリティコンサートの名称で、その規模といい参加ミュージシャンの豪華さといい、当時の音楽界のチャリティの最たるものでした。



「ライブエイド」といえば個人的には「We Are The World」。
この曲は有名すぎて聴きすぎて、今となっては好きも嫌いもないのですが、私はUSAフォーアフリカの「We Are The World」よりバンドエイドの「Do They Know It's Christmas?」の方が好きだったこともあって、「We Are The World」は「バンドエイドの後追いレコーディングで莫大儲けた歌」というイメージが、実は結構強い。チャリティだから儲かれば儲かるほどいいんだけど、「Do They Know It's Christmas?」が日本ではちょっと影が薄いのは残念です。
ちなみに「バンドエイド」とはイギリスのミュージシャンが中心となった、ミュージシャンの合同チャリティの先駆けみたいな企画で、「アフリカの飢餓を救おう」というのがそもそものきっかけでした。これがなかったら「ライブエイド」もおそらく生まれてなかったのではないかな。もしくはもっと遅くに提唱されていたとか。



今回日本のための「ライブエイド」が実際に行われるようになるのかどうかはわかりませんが、提案してくれたブライアン・アダムス、その他にも支援を表明してくれた海外ミュージシャンには本当にありがたい気持ちでいっぱいです。
でも一方で驚く気持ちもあります。
日本に対してここまでの大支援を表明してくれたことなんて今までなかったし、「ライブエイド」の救う対象はアフリカとか、大地震に遭ったハイチとか、途上国支援が専らでした。
それが今回は「日本」ですからね。日本に対してこれだけのお見舞いと支援の表明をしてくれるということは、ようするに海外ではよほど悲惨な状況だと受け止められてるってことなんですよね。
まあ、確かに悲惨ではあるんですが……。
しかも悲惨に輪をかけているのが原発事故という、本当に諸外国の皆さんに不安を撒き散らして申し訳ないというしかない酷い惨状。
放射能が理由で来日キャンセル、という記事を目にすると、もうとてつもなく残念でならないのですが、復興がんばろう!っていう気持ちを思い切り萎えさせている原発の事故、なんとか早く収束してもらいたいものです。

海外のミュージシャン、スポーツ選手、俳優さんや女優さん、皆が安心して来日してもらえる日が早く来ることを願っています。
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by teri-kan | 2011-03-25 13:53 | 音楽 | Comments(0)

スポーツと「You'll Never Walk Alone」

プロ野球セリーグの開幕日程が問題になっています。

「スポーツが希望を与える」「日本が元気なことをアピールする」といった早期開幕理由は一見尤もに思えますが、現状を無視した判断という批判があがるのは当然でしょう。
今はまだ災害は続行中、進行中です。

今回の大震災は自然災害と原発による人災という二つの被害があって、自然の力に打ちのめされた方々を人の力で元気付けて復興への希望を!というのは、多分、きっと、有効だと思うんだけど、原発から逃げてきた人々にそれはどうなんだろうという疑問はあって、東電の不始末(と断言してもいいでしょう)による放射能の恐怖がスポーツで和らぐものなのかどうなのか、ちょっと想像の範囲を越えるところです。
東京近郊の人、少なくとも計画停電で日々大変な暮らしをしている方々にとっても、「ナイター?はあ?」だろうし、せめてもう少し日常が落ち着いたら、といった風に考えるのが、やはり普通かなと思います。

でもスポーツが復興に力を与えるということは絶対あると思うので、それが出来る環境になったら是非どんどんやってもらいたいと思います。
甲子園は東北高校(宮城)が参加できるとのことで本当によかったですが、東北の代表校の試合が被災地でも観られるように、その時までには避難所にTVの設置等も完了してもらいたい。
サッカーは代表のチャリティーマッチが行われますが、その際には西日本のサッカーファンの東北へのメッセージも、少しは画面から届いてくれたらと思います。
なんと言いますか、遠くの人達も東北のことを思っているということ、やっぱり被災地の方々にきちんと知ってもらいたいのです。

海外サッカーの、特にリーガやブンデスの試合での日本へのメッセージは、日本人としてこれほどありがたいものもなく、見捨てられていないということを知るだけで心はこんなにも温かくなるものなのかと、具体的な金銭以外の支援の大切さをすごく実感したんですね。
そしてそういった形の支援の一部分をスポーツは絶対に担えると思うので、特に被災した小中学生のためにも、可能な限りのスポーツイベントは行ってもらいたいと思うのです。

まあプロ野球に関しては、ドームをやめて青空野球に徹するとか、いろいろ策を練ればなんとかなるかなあと思いますが、セリーグとパリーグで足並みが揃ってないのは気になるところであります。
Jリーグはクラブ数が多い分厳しそうですね。
なんとか仙台、水戸、鹿島には頑張ってもらいたいですが、原発の状況次第では外人選手の起用が難しくなるだろうし、リーグが再開されたとしても東のクラブにとっては試練のシーズンになりそうです。



道路や鉄道は少しずつ復旧し、港も使えるようになったりとか、インフラは日々回復しています。修復工事に携わっている方々はもちろん、運転手やお医者様、自衛隊や東京消防庁、プロフェッショナルな方々の頑張りのおかげでなんとか被災地は踏ん張っていられるのだと思います。
スポーツ選手はスポーツするのが仕事だし、早く彼らも仕事ができる状況になってもらいたいですね。

そして「You'll Never Walk Alone」。
この歌は海外サッカーファンならどんな意味を持つ歌か知ってる方が多いと思いますが、私もいちサッカーファンとして被災地にこのメッセージが届くことを願ってやみません。
もちろんサッカーだけでなく野球でも何でも、スポーツ界全体でこの思いを届けるべきだと思います。
それで少しでも被災地が元気になれば、特に小中学生の子供達が元気になってくれれば。

スポーツの持つ力は決して小さくないと信じたいです。
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by teri-kan | 2011-03-22 02:07 | スポーツ(サッカー) | Comments(0)

原子力発電所

今日が山場とのコメントがTVのニュースで聞かれましたが、少しでも気持ちの安らぐ時が本当にこの先来るのでしょうか。

福島第一原発のニュースから連日目が離せなくて、しかし日々悪化していく状況に神経が疲れてきて現実逃避したくなり、とはいえ西日本の安全な場所に居てニュースを見ることさえ怖いというのも東日本の方々に申し訳なく、自分達も無関係ではないのだからとやはりニュースを見て気分を重くしている毎日です。
近郊に住んでいらっしゃる方々の不安と避難のストレスは相当なものと思いますし、現場で作業にあたっている方々も凄まじい状況の真っ只中。
ありとあらゆる人のために、せめてこれ以上深刻な事態にならないことを祈るばかりです。

それにしても、核燃料のパワーってすごいんですね……。
冷やしても冷やしても、ちょっと水が足りなくなっただけで、ぐんぐん温度が上がっていくなんて。
無知まるだしで言ってしまいますが、人間が何もしなくても熱を出し続けていくなんて、こんな時に不謹慎な言い方だけど、よほど大きなエネルギーなんだなあというか、この熱自体が電力になるんじゃないとしても、こりゃ核エネルギーに頼りたくなるのもわかるよなあと思いたくなるほどのすさまじさで、原子の働きとか核分裂のしくみとか、そんなものはさっぱりわかりませんが(高校時代の化学の成績は最悪だった)、とにかくエネルギーとして凄いものなんだと、それだけは日々のニュースで痛いほどわかりました。
でも人間が制御できないそれって一体なんだろうという思いは当然出てくるわけで。
電力が停止したから人間にはコントロール出来ませんとか、放っておいたら勝手に暴走するとか、そんなシロモノ存在していいのか?とか、やっぱり思うわけです。
しかも福島第一だけで6つも原子炉があって、それがそろいもそろって危機的状況って、一体なんでそんなに一箇所にたくさんあるんだ?
そんなに電力がいるのか?東京電力。
東京、電気の使いすぎじゃないの?

東京自体も、非常に落ち着かない日々が続いています。
今回東京は地震の揺れに強いことは証明しましたが、電力不足に陥った際の脆弱さを見事に露呈してしまって、計画停電に翻弄される様をTVで見ていると、「やっぱり集中しすぎだよねえ」とどうしても思ってしまいます。
仮にこのまま福島の危機が落ち着いたとしても原発の立場は厳しくなるだろうし、そうなると東京の電力はずっと不足のままだろうし、一体これからどうなるんでしょうか。
もしかして首都機能一部移転?
広がった放射能の問題が深刻だったら、その方向に話が加速していったりするのかな。
うーん。なんかもう、話が大きすぎて想像がつきません。

これからのエネルギー政策どうなるんだろう。
毎日ニュースを見て、今になって原発の仕組みに詳しくなったけど、「詳しくなった時が日本の原発の最期の時でした」というのも何とも虚しいものがあります。
原発が真に安全なら全然問題ないのですけどねえ。
でもニュースを見ていたらしみじみ思います。やっぱりこれは悪魔の技術だよなって。
悪魔の技術の産物をなんとか封じ込めようと最前線で頑張ってる生身の作業員には頭が下がりますが、でもそれって人間のやることか?と思ってしまうのはどうしようもない。
人間が作ったものだから人間が無に帰すべきではありますが、そもそも無にならない物質だし、んー、やっぱり考えれば考えるほど存在しちゃいけないもののような気がしてくるな。
でも電気がたくさんないと現代人は現代人らしく生きていけないし。

あー、難しいです。



まあそんなことを議論できるようになるためにも、今そこにある危機をとにかく収束させることが急がれるわけですが、本当に実際のところはどうなんでしょう。
相当ヤバイことは覚悟してるんですが……。

今一番何が問題って、国民の誰一人として東電と保安院を信用してないことなんですよね。
彼らの隠蔽体質は既に知られてることではあるけれど、それが原因で取り返しのつかない事態に陥ったなんてことだけは起こらないように、なんとかそれだけは避けてもらえるよう決断すべき時はきっちり決断してもらいたいと思います。
福島の人はなんとか助けてあげて。
見殺しにしたらそれこそ原発も東電も終わるよ。
東電幹部や原発推進派のエラい人が運転してでも避難場所へ物資を運ぶくらいの覚悟、今こそ見せてもらいたいものです。
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by teri-kan | 2011-03-17 16:24 | 事件・出来事 | Comments(0)

海に囲まれた地震大国

まずは、東日本大震災で被災された方々に心からのお見舞いとお悔やみを申し上げます。
私に出来ることはわずかですが、義援金の募金と日々の節電は行いたいと思っています。
救助に当たっている方々は当然、原発の現場で体張って働いている方々も心から応援しています。
現状は大変厳しそうですが、どうか頑張って下さい。

未曾有の災害に襲われた日本に対する国連のコメント「日本は今まで世界中に援助をしてきた援助大国だ。今回は国連が全力で日本を援助する」.の言葉を聞いて、つくづく日本は自然災害大国なのだと思い知りました。
ノウハウがある分災害にあった国々をこれまで最大限に援助してきましたが、今回数多くの自然災害の中でも最大級の天災にあってしまって、正真正銘の自然災害大国を証明した形となりました。

やっぱり津波は恐ろしい。
地震はもちろん火山の噴火、台風、日本はいろいろ経験しているし、それぞれそれなりに対処もしてきたけれど、津波だけは今回もどうにもなりませんでした。
ありとあらゆる天災の中で最悪は津波だと考えれば、そういえば世界のあちこちで見られる人類の終わりの神話も洪水が多いということに辿りつきます。「ギルガメッシュ叙事詩」とか洪水伝説は多いけど、全てを飲み込む水に最も恐怖するというのは、古今東西問わず人類に共通するものなのかもしれません。

日本は海と山の距離が近くて大雨による洪水がしょっちゅう起こるし、周囲全部が海だから津波や高潮に飲み込まれたりとか、普段から水・海の災害がとても多い。でもその一方で、日本はキレイな水と豊かな海の恩恵を世界中で最も受けている国の一つで、それがあるからこその日本だったりする。日本人は海の恐さもありがたさも心底知り尽くしている国民で、日本列島に住み着いた時から生きるも死ぬも海と一緒、海と共存共栄してきた民族なんですよね。
海との近しさ、海に生きる動物や魚との近しさは、そういう長年の関係から培ってきたもので、多分そういう風に育ってない国の人達には完全には理解できないものかもしれません。もしかしたら日本人も上手く外国人には説明できないんじゃないかな。アイスランドとか、漁業の盛んな島国の人ならわかってもらえるかもしれませんが。
だから、例えば捕鯨問題について「食文化だから」といった程度にしか日本人も鯨への思い入れを説明できなかったりするけど、多分それだけの問題じゃないんですね。恐ろしさも受け入れつつ海と生きてきた歴史とか、地震と津波に翻弄されて、それでも立ち上がってきた島国の民族としてのDNAとか、鯨やイルカの問題へのある種の日本人の心情的なかたくなさは、そういったものを抜きにしては語れないような気がします。
日本人にとって海は、おそらく良い面も悪い面も、そこに生きる生物も含めて、非常に特別なものなんですよ。

なんでこんなに海について考えるかというと、震度7でさえ死ななかった人達や倒れなかった建物が、津波によって簡単に壊され殺されてしまったという、海の恐ろしさに対する無力感がハンパないからなのですが、でもだからといってスイスのような内陸国がうらやましいかと聞かれたら「それはちょっと」と思ってしまうし、災害だらけの国土でもやっぱりここがいいんです。

外国メディアが地震発生後の日本人の冷静さを称えていますが、やっぱり日本は自然災害に慣れていて、ああいう時に人間の動物としてのエゴをむき出しにしたって仕方ないこと知ってるし、それが事態を悪くするだけなことも知ってるし、そこで慌てたら人間は自然に完全に負けてしまうということもおそらく知っている。
本当の意味で強い民族だなと、同じ日本人ながら思いますよ。
だから自然災害対策として長年培ってきた日本人的な秩序や団結力が世界の多方面で有効だということは、考えてみれば当たり前のことなんでしょう。多分地球上で生きていく上でこれ以上に必要なことはないんじゃないでしょうか。
助け合いや思いやりがなければ自然災害多発国で人間は到底生きていけないわけだけど、それって結局地球全体にも言えるんじゃないかな。

被災された方々をTVで見ていると涙なしではいられないし、自然を相手にして想定内なんてことは一つもないのだと、今は無力感でいっぱいですが、それでも立ち上がらなければいけません。
これまでも歩んできた道なのだから、次も国をあげて努力すればきっとなんとかなるはず。
次は復興大国な日本ということで、みんな頑張っていきましょう。

で、東電と政府には早くこの混乱をどうにかしてもらって、いろいろと落ち着いた頃にきちんと責任をとってもらいましょう。
被災地の皆さん、本日大混乱の東京の皆さん、頑張って下さい。
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by teri-kan | 2011-03-14 15:37 | 事件・出来事 | Comments(0)

東北地方太平洋沖地震

被災された方々にはかける言葉もありません。
今現在もあちこちで火事が起きていて、映像を見るだけで震えが起こります。

東京、仙台の親戚・身内とは夕方に連絡がとれて、とりあえず安心したのですが、仙台は夜の間も刻々と状況が変わっているので、心配がぶりかえしています。
朝が来るまで心配が続くでしょうが、明るい中で惨状を目にするのも恐いような気がして、結局どちらにしても落ち着かない。
恐ろしいことです。

津波の凄まじさを今回は心底思い知らされました。
スマトラ沖の津波の映像は何度も見ましたが、今回のはそれを上回る衝撃で、こんな風に上空から撮ったものってもしかして初めて? 
すごすぎて現実の光景かどうなのかわからなくなるくらいです。

大船渡市の中学生23人は皆無事だったんですね。よかった!(日テレ情報)

少しでも多くの命に助かってもらいたいです。
救助を待っている方、救助活動にあたっている方々には、なんとかこの夜を乗り切って、明日を迎えてもらいたい。
頑張って下さいとしか言いようがないのが悲しいですが、でも頑張って下さい。
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by teri-kan | 2011-03-12 02:50 | 事件・出来事 | Comments(0)

インテル・ミラノのユート・ナガトモ

長友の勢いが止まりません。
先日はついにゴールまで決めてしまいました。
ほとんど勝利が確定した後の得点だったとはいえ、ホームのサンシーロで決めたのはデカイ。
これが同じゴールでもアウェイだとね、ちょっとインパクト欠けちゃうんですよ。
大勢のサポーターの前でゴールできたというのは、長友やっぱり持ってます。

お辞儀のパフォーマンスはイタリアで前から話題になってましたが、今回はこんなニュースまで出たりして、いやあ長友、日伊文化交流に大貢献してます。
それもこれも彼の人柄によるところ大だと思うのですが、チームメイトからしっかりと受け入れられている様子は見ていて大変微笑ましい。インテルって全然好きじゃなかったし、昔はチーム崩壊とかしょっちゅうだったけど、長友のおかげで「なんかいいチームかも」って思えるようになりました。
とはいえあんまり勝ってほしくないのは変わりないのだけど。



しかしこの長友の出世ぶり、もうあれでしょう、映画化決定ってやつでしょう。
まあ映画っていうか、アニメですよ、子供向けの成長物語アニメ。
道を踏み外しそうになりながらも頑張って、決してエリートではない選手が世界№1のクラブまで辿り着き活躍するという、絵に描いたようなスポーツ出世物語。
まあユースに上がれなくても高校や大学で頭角を現す選手はザラにいるし、そういった選手の頑張った物語は、確かに語るべきものがあるような気がします。

ただどちらにしても良い指導者に出会えるかどうか、結局はそれに尽きるのでしょう。
長友に関してもサイドバックに転向させた大学時代の監督がいなければどうなってたのかなあと思うし、その監督の後輩に協会に近い人(江尻さん)がいたのは幸運なことでした。
長友のことを考えると、確かに彼自身の努力は賞賛すべきものですが、才能ある選手を生かすも殺すも結局指導者次第なんだなあというところに辿りつくんですよね。
子供時代のコーチもそうだし、ユースや高校はもちろん、プロクラブの監督だってそうです。
選手の適正をきちんと見極めて、ベストのポジションを与えてくれる指導者に出会えれば、選手にとっておそらくこれ以上のことはないんですよね。

日本選手のレベルが上がっていることは今はもう確実なのだから、そろそろ指導者のレベルについてもタブーなく考えていける状況になればいいですね。
長友の活躍が日本の指導環境の話題にまで広がってくれたらいいなあと、第二第三の長友出現を望む者としては、その辺のことを考える今日この頃です。
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by teri-kan | 2011-03-09 10:23 | スポーツ(サッカー) | Comments(0)

「大聖堂」前半までの感想

現在NHK-BShiで絶賛(?)放映中のドラマ「ダークエイジ・ロマン 大聖堂」
とりあえず全8回放送のうちの4回までを観ました。

いやあ、ザ・暗黒の中世って感じで、ホント「ダークエイジ」。
毎回毎回アッパレなほどドロドロですねえ。

実は欲と陰謀の話は嫌いじゃない。それがあってこその人間ドラマだし。
あまりに見せ付けられてもウンザリするけど、金銭欲や権力欲こそ他の動物と人間の違いの最たるものだと思えば、「ほほーなるほどー」と、欲が暴力に直結するドラマもなんとか観ることができる。
「痛いぃ!」と言いたくなるような拷問シーンや残酷シーンがあったとしても。

しかし、その人間の欲を「神のご意思」とか言っちゃうのは勘弁してよって感じ。
だから嫌いなんだよキリスト教。……って言うか、このドラマはキリスト教のネガキャンドラマなのではなかろうかと思うほど、その辺容赦なく描かれてるのがすごい。

リドリー・スコットは、そういえば「キングダム・オブ・ヘブン」でもキリスト教に甘くなかったし、事実は事実としてニュートラルな目線で見ることのできる人なんですかね。
と見せかけて、実は「牛やカンガルーはいいけどイルカやクジラは知能が高いから殺してはダメ」という生き物の序列化思考がこびりついた人だったら残念極まりないですが。

まあとにかく「大聖堂」は人間の持つ欲を、より汚く見せるドラマとしてはなかなか素晴らしいのではないかと思います。
キリスト教のエグさがしっかり描かれているとはいえ、内輪の世界でアレコレやってる時代の分まだマシだし、一般庶民は観ていてもホッとできるものがあります。

第5回はまだビデオに録ったままですが、これから後半はどうなっていくんでしょうか。
ていうか、第4回なんて主人公のはずなのにトムが全然出てこなくて「え?」って感じ。
ジャックの父親が誰かっていうのもあるし(まさか王子のウィリアム?)、どっちかというとドラマ的にはこれからが本番。ドロドログチャグチャもいいけれど、そろそろ少しは救いというか、皆が喜んでるところを観たいものです。

こうなったら最後には是非「正義は勝つ!」のベタな終わり方でお願いしたい。
悪者はやっぱり悪者らしく身を滅ぼしてくれないとね。
これまでいかにも「おぬしも悪よのう」という描き方で来たのだから、最後まで悪者の使命を全うしてもらいたいものだと思います。
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by teri-kan | 2011-03-07 13:40 | 海外ドラマ | Comments(0)

ピンパォンとパランパン

今季セレッソ大阪に移籍してきたピンパォン、さっそくACLでゴールを決めました。
新加入の選手が初戦でゴールを決めるというのはいいですね。思いのほか苦しい試合でしたが、一応勝利したし、セレッソは今シーズンいいスタートを切れたんじゃないかと思います。
(まあ、リーグ戦ではそんなに勝ってくれなくていいんだけど。)

ピンパォンは「やべっち」を観る限り非常に明るい性格で、なんか変な象さんのモノマネとかしてチームメイトと随分打ちとけていました。
もともと歯科医をめざして勉強中だったのに、フットサルから転向して3年前にサッカー選手に。
いやあ、さすがサッカー王国、いろんな才能が存在してるんですねー。
きちんと勉学にはげんでて、育ちのよさそうな素直さが前面に出てて、顔の作りも端正で、どことなくカカを思い出させる選手ですね。ブラジルはこういったタイプの選手がたまに出てくるけど、この調子で活躍し続けられたら、日本で人気もどんどん出てくるんじゃないかと思います。

それはまあいいとして、正直言って「ピンパォン」ってなんとも言えない響きの名前です。
初めてどこかの掲示板で「セレッソに加入したピンパォン」という書き込みを目にした時、「なんで東南アジアの選手がJリーグに?」と真面目に疑問に思ったのでした。
……まさかブラジルから来た選手だったなんて……。
だってピンパォンって名前、似てませんか?パランパンに。自分の間違いを棚にあげて言うのもなんだけど、フィリピンの選手と勘違いしたって無理ないと思うんですよね。

「パランパン」とは知る人ぞ知るフィリピンのサッカー選手で、フィリピン代表として日本と試合した事もあるゴールキーパーです。
確かあれはオリンピック代表の予選で、日本がバカ勝ちした試合。
妙にインパクトがあった選手で(名前の力も大きいと思う)、なぜだか今も忘れられないのです。

日本代表は最近さっぱりフィリピンと試合をしてませんが、あそこのレベルは今どんなもんなんでしょうか。
フィリピンには日本選手を怪我させられたイヤな思い出があるし、こっちとしては試合を組まれなくて結構なんですが、他の東南アジアのようにACLに出てこれそうなクラブとかないのかな。

ちなみにパランパンは現在なんと歯医者さんになってるそうで、そんなところでもピンパォンとの浅からぬ縁を勝手に感じてしまったりする私。
まあサッカーの実力は比べ物になりませんが、パ行の音をたくさん持つ者同士、いつまでも私の中で二人はセットとなって記憶され続けることでしょう。



ところで、昨夜なにげに「すぽると」を観てたら突然スタジオにバレージが!
ミラン、日本にサッカースクール創設とか、いろいろと頑張ってるんだなー。
バレージは穏やかな笑みがステキで、いいオヤジでした。
頭うすいんだけど相変わらずシブくてカッコよかったです。
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by teri-kan | 2011-03-04 09:30 | スポーツ(サッカー) | Comments(0)