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キャンディーズのスーちゃん

私は年齢的にはキャンディーズの活動の最後頃に引っ掛かっていた年代で、記憶に残っている一番古い女の子アイドルは、多分キャンディーズなのです。
浅田美代子とかもTVでは観ていたらしいのですが(母親によるとTVで歌う浅田美代子に向かって「このひとヘタ!」とか言い放つ子供だったらしい。私は覚えてないのですが)、でもそういった歌番組の記憶はさっぱりなくて、私がキャンディーズを思い出す時は「8時だよ!全員集合」と完全にセットなのでした。
マット運動や跳び箱やってたなあとか、もちろん「8時だよ!全員集合」は彼女やゲスト達の歌もあって、あの大エンターテイメント番組のインパクトがあったからこそキャンディーズの記憶が子供ながらに鮮やかに残っていたのだと今では思います。

可愛く着飾った3人のお姉さん、というのが子供の目には眩しかったですが、キャンディーズって実は歌がいいんですよね。メロディと詞がピッタリで、歌いやすいし覚えやすい。数あるヒット曲の中でも「微笑みがえし」はやっぱり名曲で、別れをあんなに明るく甘酸っぱく切なく前向きに歌った曲は他にないんじゃないかというくらい、女の子のための春のお別れの曲だと思います。

今回スーちゃんが乳ガンだったと知って、そういえばNHKのドラマ「華岡青洲の妻」に出ていたじゃないかと思い出して、とても驚きました。
あのドラマは乳ガンを患っている女性にとってはキツイ場面も多くて、よく出演したなあと思わずにはいられません。青洲とその家族の努力があってこその現在に続く医療の進歩ではあるのですが、今以上にどうにもならない昔の乳ガンの悲惨さがドラマでは描かれていたので、その辺は健康な私でも観るのが辛かったですね。
もちろんあのドラマのテーマは青洲をめぐる嫁と姑の確執で、スーちゃんは青洲の母親役だったのですが、姑という立場だけではなく女として嫁と対立しているところが印象深かったです。色気があって、情念がものすごかった。妻役の和久井映見と良いコントラストだったと思います。

告別式で流れたスーちゃんの肉声を聞いていると、本当にまだまだ女優をやっていたかったんだろうなあと思います。多分おばあさんになってもバリバリドラマに出演するような女優さんになったでしょうね。またいいおばあさん役も出来ただろうなあと思えるから本当に惜しい。

55歳は早すぎますね。
逝ってしまうにはあまりに早すぎました。
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by teri-kan | 2011-04-27 11:28 | その他のエンターテイメント | Comments(0)

Jリーグ再開

東日本大震災で中断されていたJリーグが再開されました。

やはり気になるのは被災地を本拠地としているクラブの試合で、中でも水戸と仙台の逆転劇には大感動しました。
「こういうことってホントにあるんだな」と、何かを呼び込む思いというものの存在をすごく実感したし、それが信じられるうちは人間頑張れるよねと、ちょっと希望のようなものも感じました。
まあそれでも水戸のは条件等考えたら有り得ないこともないかと思いますが、「仙台が等々力で川崎に逆転で勝つ」というのは、言ってはなんだが普通じゃほとんど起こりえないことでしょう。
川崎サポーターにしてみれば悔しいやら仕方ないやら、なんともいえない複雑な気分だったでしょうね。

等々力の奇跡に加えてACL組が軒並み不調ということもあって、既にJリーグは大混戦模様。なんと昇格組の柏が単独首位という、とても不思議な状況になっています。
柏は去年のセレッソ、一昨年の広島に続いてJ2あがり旋風を巻き起こすことが出来るのかどうか非常に気になりますね。で、実際出来そうな感じなので怖いなというのが正直なところ。
それも含めて今年のJリーグは見所満載で、ACL組は例年に比べて大きな負担となるであろうACLとリーグ戦の両方をハイレベルで戦うことができるのか、心機一転した浦和やマリノスは完全復活するのか等等、気になることはたくさんあります。

J2はJ2で、FC東京が早くも暗雲たちこめる事態に。
米本の怪我は痛いですね。着地の時に膝が抜けてて、もー見るだけで痛かった。
米本は大怪我が多いのが気になるなあ。再び長期離脱ということになれば、FC東京はいろいろと考え直さないといけないかもしれませんね。
もう一つの昇格候補のジェフは超反則級のFWを擁して、脚を使わなくても点が取れるチームを作り上げてしまいました。ロングスローからヘディング一発で1点だなんて、対戦する方としちゃたまったもんじゃありません。
でもオーロイってすごく人が良さそうで、あの顔見てたらあんまり文句言えないんですよね。
ホントにいい人っぽいんだ。ヨンセンもそうだったけど、ノルウェー人ってなんかいいですね。

ジェフって「どこからこんな選手連れてくるんだろう」「何のつてがあってこの人を引っ張ってこれたんだろう」という選手や監督を時々日本に連れてくるけど、オーロイのような世界最高身長FWがよりによってちびっこなJリーグに来るとか、一体なんの冗談?って感じです。
でもこれだけで今年もジェフから目を離せないし、フロントの迷走ぶりも含めて気になるクラブなんですよね。
うむ、J2も今年は見所満載ですね。

毎週サッカー観戦できる幸福を思い出したこの土日は、私にとっても日常が戻ってきたありがたい週末になりました。
やっぱり面白かったし、今年は例年以上にめいっぱいサッカーを楽しもうと思います。
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by teri-kan | 2011-04-25 13:47 | スポーツ(サッカー) | Comments(0)

春の珍事

広島カープが6連勝ですってよ、奥さん!

思わずそう言わずにはいられないカープの単独首位。
昔こそ「5月は鯉の季節」なんぞ言われて、夏場に落ちようとも4月5月はそこそこ成績を残したものですが、それすら今は昔の話。
「2年ぶりの6連勝」「6年ぶりの単独首位」などと騒がれていますが、聞いて驚くな、カープが貯金を持てたのは去年の開幕戦以来だったんだぞー。
すごいだろー。

一体どうしちゃったんでしょう。
何がカープに起こっているのでしょう。(スポーツニュースしか見てないのでよくわかってない。)
「どーせ珍事」と斜に構えながらも、やはり勝てばうれしいもので、「今年はこれだけ喜ばせてくれたんだからもういいかー」なんて既に満足感でいっぱいに。

野球を見なくなってから久しいですが、カープが強いというのはいいですね。
セリーグはAクラスとBクラスの固定化が強力ボンドで固められたかのようで全然おもしろくなかったし、少しくらい珍風が吹くのもよかろうよ。

今だけのことにしても、せめてゴールデンウィークが終わるまでは調子を維持してもらいたいものです。
節電で苦労している関東のチームには申し訳ないけど、カープは今のうちに頑張っておこう。
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by teri-kan | 2011-04-22 08:51 | スポーツ | Comments(0)

「SWAN」モスクワ編 その9

そういえばセルゲイエフ先生は天涯孤独の可哀想な少年だったのでした。
「あー、そういえばそうだったなあ。成る程なあ」と今更ながら思い知らされたというか、「SWAN MAGAZINE春号」はいろいろなことが納得できた回でした。

とか言いつつ驚いた場面も結構あって。
特に先生には驚かされてばかりで。
「これからの君の踊りを想像するとあまりにも魅力的でクラクラするよ。ははっ」と口にして笑う先生にはこっちがクラクラ。
「こんな顔して笑ったりするんだー!クラクラとか言うんだー!」って本を持ったまま固まりました。

本当にもう先生と生徒じゃなくなったんですね。というか、やっぱり好きは好きだったんだな、二人とも。
区切りは必要だったということなんですかね、特に先生にとっては。んでもって松本の思い出は二人だけの一生の思い出として永遠ということで。

先生とリリアナの関係も成る程って感じ。
感覚的には理解できるし、彼らの間の愛情も実体をもって感じられるけど、その愛にはいろいろなものが込められていて、言葉にするのは難しい。
これはもう全巻読んで理解するしかなくて、こういう複雑な感情が楽しめるから「SWAN」が好きというのがあるんだけど、しかしね……、リリアナはどう考えても逝ってしまいそうだし、先生の今後が心配でなりません。
強い人だとは思うけど、これじゃ先生は生涯家族が持てないままになってしまう。
かといって再婚してもらいたいわけでもなく。
あー、一体全体どうやったら先生を幸せにしてあげることができるのかっ。



レオンの方は真澄とは後もう少しかな。
お互い本音を出せるようになってきました。真澄は自分の心の底にあるものとだいぶ向き合えるようになったし。

真澄の罪悪感かあ。
やっぱりニューヨーク時代のことですよね。これまでもさんざん書いてきたけど、ルシィのこととかルシィのこととかルシィのこととか。
あと恋愛とバレエは分けるべきだみたいなレオンの考え方だったりとか、恋愛するたびにバレエに影響もろ出まくりで失敗しちゃうことの多かった反省とか、諸々が重なって恋愛恐怖症みたいな感じになってるところはあったと思う。
それでも先生への思いはリリアナに(これまた)罪悪感持っちゃうくらい素直に自覚していて、これはどういうことなのかなーと考えたら、やっぱりレオンへの気持ちの方が恋愛要素が強いってことになるんだろーか。
レオンとだったらホントに両思いになりそうでイヤだったというか、先生とは絶対そういう風にならない安心感があって、かえって素直に好きでいられたというか。
うーん、真澄、やっぱり先生にかなり甘えていたか。
卒業させられてもこれはしょうがないのかな。

レオンと真澄って、ニューヨークの頃は精神年齢に差がありすぎて、何かにつけレオンがリードする場面が目立ったけど、今はいい感じで対等にかわいくやってますね。やっぱり同年代だと思うし、この調子なら後もうちょっとで二人の気持ちも通い合うだろうと感じられます。
……と思ったところでまた疑問。
何度も言ってるけど、どうしてここから即結婚出産に行き着くのか。
いや、今ではもう結婚はわかるけど、妊娠が……。
一つ予想としてあるのは、まいあの誕生にはリリアナの死が関わっているのかなあということで、生まれ変わりとまでは言わないけど、真澄的にはかなり思うところがあったのではないかと想像します。

だってもうなんか風前のともしびっぽいし……。
さすがに大逆転ホームランはないですよね……。
大逆転してもらいたいけど、これまでのこの流れで「実はリリアナは長生きします。えへ」っていうのもどうかと思うし、刻々と近付いてくる別れが辛いなあ。

モスクワ編はあと2回?
コミックス2巻分が妥当な感じもするけど、先が見えてきた寂しさにちょっとしんみりしてしまう今回の「SWAN MAGAZINE」でありました。

次は7月です。
遠いなあ。
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by teri-kan | 2011-04-20 10:56 | 漫画(SWAN) | Comments(0)

南米選手権に参加!……しよう

サッカー日本代表の南米選手権参加について、事態が二転三転しています。
震災によってリーグ戦の日程に問題が生じたため、やむなくお断りを入れたけど、あちらにはあちらの事情があるらしく、なぜか強く慰留され、それじゃあ出ましょうとなったはいいものの、参加選手をかき集められるかどうかがちょっとまだわからん、海外組の召集に失敗したら再び辞退もありえる、といった状態にある現在の日本サッカー界。

んー、いろいろと難しいですねえ。

実はこの問題が起こって一番驚いたのは、海外クラブ所属の選手は強制的に招集できないという事実。南米選手権における日本の立場は招待参加のため、クラブが選手の送り出しを拒否したらそっちの方が優先されるんだそーな。
もー、全然知らなかったよそんなこと。てっきり海外の主力組は問答無用の無問題でメンバーに招集されるとばかり思ってた。
アジアカップで見せた彼らのサッカーが南米でより進化してくれたらいいなあと、震災の起こる前から夢見ていたけど、そんなのはなから夢だったということでちょっとガックシ。Jリーグの日程が変わって国内選手が呼べないのなら海外組だけで構成すればいいじゃん、という気楽な考えも気楽過ぎたということでガックシ。

一体全体最後にはどんなメンバー構成になるのでしょうねえ……。

Jのクラブは悩ましいですね。
仮に各クラブから1名ずつとしても、調整は難しそうだなあ。
ジュビロはさっさと「前田招集反対」を口にしていて、しかもその理由が「戦力ダウンになるから」じゃなくて「客寄せ人気選手がいなくなるから」という、なんともうら悲しい理由。
そうか、そういう思惑もあるのかと今更ながら驚いたけど、ジュビロって人気があるの、そもそも前田しかいなかったっけ?
他チームのファンからすれば「ジュビロといえば前田」だけど、ジュビロのサポーターは違うんじゃないの?まあ前田一人が抜けたらそれだけで戦力半減というのは確かだと思うけど。

南米選手権、なんとか選手をかき集めて参加してもらいたいと思っていたので、出場する方向で話が進みだした時はやっぱりうれしかったです。
余程のことがない限り3試合で終わるんだし、頑張ってクラブとの調整をつけてもらいたい。
日本頑張ってますよー、元気ですよー、という姿を見てもらうには、やっぱりこっちから海外に出張ってアピールするしかないし(ただでさえ原発のせいで外国人は日本に来てくれないんだし)、国内リーグやってます、代表の試合もやってますって、とにかくアピールしまくるしかないと思います。
キリンカップは対戦相手が決まらなくてかなりヤバそうですし……。

震災によるしわ寄せはフル代表だけじゃないんですよね。U22とか、サッカー界全体に及んでるんです。東日本のクラブは更に厳しくて、マルキーニョス(仙台)を筆頭に山形、新潟、湘南、マリノスと、どんどんブラジル人選手が退団してる。戦力の中心がこの段階で抜けるのだからこれはきついですよ。

だからというわけではないけれど、これは個人的な考えなんだけど、いっそのこと今年はJ1とJ2の入れ替えを無しにするっていうのはダメかなあ。
いや、ダメだっていうのは十分わかってるんだけど、いろいろな面で公平なリーグ戦にならないんじゃないかという気がどうしてもしてしまうんですよねえ。
まあ7月くらいになったらかなり状況も変わって、リーグ戦上等!残留争い上等!ってなってるかもしれないけど、今年はその時々の状況に合わせて臨機応変に対応していかないといけない場面も出てくるだろうし、いろいろ考えておくのも必要ではないかなと。

まあとりあえず今は南米選手権の選手集めです。
なんとかよいチームを作れるよう、協会は頑張って下さい。
個人的にはアジアカップ並のメンバー希望!
まあ長友とかは休ませてあげたいところだけど……。

悩ましいですねえ。
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by teri-kan | 2011-04-16 01:39 | スポーツ(サッカー) | Comments(0)

福島県のイメージ

TVのニュース番組に出ていた福島県の年配男性のしゃべり方が西田敏行そっくりで驚きました。
今回の震災で初めて西田敏行が福島出身ということを知ったのですが、あの人の特徴的なしゃべり方は福島弁だったんですね。福島って温かいしゃべり方をするところなんですねえ。

西日本の自分にとって福島県は遠い土地で、「福島といわれて、さて、何を思い浮かべるか」と考えても、残念ながらステレオタイプなものしか浮かんできません。
真っ先に思いついたのは幕末から明治にかけての会津藩の悲劇で、これは昔のTVドラマの「白虎隊」のイメージが大きいのですが、福島県(というか会津)は大変苦労した歴史を持っている地域というイメージが、もうずっと頭の中ににこびりついています。

あのドラマは涙なしには観られなかったですよ。
で、歌がまたドラマの内容にピッタリでですね、最後に曲が流れてきた途端また涙涙なのですよ。
「もう少し時がゆるやかであったなら~」
堀内孝雄の「愛しき日々」。小椋桂の詞がいいんです。
もう随分前のドラマだし、歌もたまに流れてくるのを耳にするだけですが、「白虎隊」は今でも忘れられなくて、「福島→会津藩→白虎隊」という思考は未だ健在ですね。

あと福島で思い浮かべるものといえば、現在うちの地元県で活躍しているマラソンランナーの佐藤敦之。
とりあえず一番よく知ってる福島人が佐藤ということで、実は私の中では佐藤の性格が福島の人のイメージになってるところがあります。
真面目な努力家という性格ですね。いかにもコツコツ頑張る陸上選手って感じの。
実は福島県って良い長距離ランナーを結構輩出してるんですよね。箱根駅伝の「山の神」と「新・山の神」の両方ともが福島出身者っていうのもすごいし、黙々と山を登る姿は私の中ではすっかり福島のイメージ。耐えて頑張ることのできる辛抱強さそのものです。

ですが、だから現在のこの状況でも福島の人なら耐えられる、とはとても言えません。
むしろまたここの人達は大変な苦労を背負わなければならないのか、としか思えなくて、どう声をかけたらいいのかわからない。

例のドラマ「白虎隊」は、故郷を追われる会津藩の方々が、それでも生き残ったんだからと顔を上げて北へ向かうシーンで終わるんですが、彼らのその後が大変過酷だったのは知られている通りで、実は会津の人達に対する同情はそういったところからもきています。故郷をまるまる奪われるというのも辛いですが、過酷な土地で故郷を思う気持ちはどんなだっただろうと、想像するだけで胸が苦しくなるのです。
で、今まさに福島では放射能によって故郷を奪われようとしている人がたくさんいらっしゃるわけで、きっと二度と帰れないという方も数多く出てくるでしょう。
これは本当に辛いと思うんです。もうね、言葉なんてないですよ。



遠い西日本でも福島のことを考えよう!と思ってこうして書いたはいいけれど、なんか考えれば考えるほどしんみりしてしまうかも。
「辛抱」が真っ先に思い浮かんでしまうからかな……。
ああ、そういえば福島の名産とか美味しいものとか、そんなのも知らない……。

今までホント接点がなかったんだなあ……。
他の東北地方の県より知らなかったかもしれないと、今になって思いますね。
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by teri-kan | 2011-04-13 11:28 | 事件・出来事 | Comments(0)

「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」(2007)

シリーズ第3作目。
第4作が存在する今となっては、ウィルとエリザベスを主人公とする物語の最終回とも言えます。ジャック・スパロウ・シリーズのウィル編終了といった位置づけになるかと。

ジョニー・デップは完全に他を食っちゃいましたね。こうなるのは仕方ないとはいえ、この第3作はウィルとエリザベスにもジャックに負けないくらいの見せ場を与えなければならないし、その辺のバランスには製作側も苦労したのではないかと想像します。

まあねえ、ジョニデとジャック・スパロウの相性はこれ以上ないものだったし、映画史に残るキャラの一人になったといっても過言ではないでしょう。
ジャック、やっぱり魅力的だものなー。
この人を観るために映画館に行ったという人、たくさんいたと思いますよ。

でも今作に関してはジャックを見せすぎたと思います。ジョニデのファンは嬉しかっただろうけど、そのせいで今まで以上にスピード感に欠けました。
なんでかな、「パイレーツ・オブ・カリビアン」ってホントにオシャレじゃないんですよね。美術とか衣装とかはいいと思うし、ジャック自身は最高にオシャレなんですが、映画としてオシャレじゃない。
面白いはずなのになんでだろう。
こういうモヤモヤ感を抱いてる方、他にもいませんか?

まあ今作も映像的には驚いたというか、あれはどう考えてもデカすぎるだろう。
あれはあれですごいけど、いやあ、なんていうか、呆れるほどデカかったなあとしか言いようがない。
で、第3作で真っ先に思い出すシーンも結局あれなんだよね。
「どうよこれ」って我ながら思います。

で、ウィルとエリザベスは、第1作のエンディングと比べたらあまりに過酷なラストを迎えてしまいました。
いやー、またまたどうよ、この終わり方。
はっきり言ってこっちはそんなつもりでこのシリーズを観てなかったから、「うーむ」って腕組みして唸るしかありません。

微妙だよねえ、ウィルとエリザベス。
この二人にはたとえ地位や財産を失っても、お日様のもとで夫婦として仲良く暮らしてほしかったな。
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by teri-kan | 2011-04-11 01:29 | アメリカ映画 | Comments(0)

「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」(2006)

シリーズの第2作目。
大団円で終わったはずの第1作が、実はその後大変なことになってしまって、ウィルとエリザベスは本当に大海に漕ぎ出して行かなければならなくなりました。

新キャラがたくさん登場するのですが、中でもインパクト大なのはジャックの敵(というか、借りのある相手?)のデイヴィ・ジョーンズ。
なぜこのキャラがデイヴィ・ジョーンズという名になったのかわかりませんが(どうしてもデビッド・ボウイを思い出してしまうのだけど、この名前はありふれたものなのだろうか)、デイヴィ・ジョーンズ、恐ろしいですねえ。
ラストのタコも怖かったですねえ。

クライマックス部分の島でのドタバタは、いかにも「ハリウッドな娯楽モノ」って感じで、楽しいけれど今更これか、と思わないでもないシーンでありました。
このシリーズってこの第2作に限らず、全編にわたって面白いんだけど、こんな風に時々野暮なんだよね。もっとスッキリ編集するなり演出するなりすれば、まだまだよくなったのではないかと思うんだけど、どうでしょう。
もっとオシャレに作れてたら、何度でも観たくなる作品になったような気がするな。

まあ、そんな文句も最後に出てきた人物のおかげでこの時はキレイに吹っとぶわけですが。

私は最後の最後に出てきた彼のおかげで、「3作目もはりきって観よう」と思った人間の一人なのですが、それが結局肩透かしに終わったのかどうか、今もよくわかっていません。
ただ、ラストに出てきた彼は3作目でも良かったなあ。

この映画に出てくる船長はさすが海賊の首領なだけあってカッコいいんですよ。キャプテン・バルボッサもキャプテン・ジャック・スパロウも。

既にこの時点で何を求めてこの映画を観ているか明らかなんだけど、でもね、第1作目は確かにウィルが主人公だったんだよねえ。2作目でも決して軽い役回りではないのに、一体全体どうしてこういうことになってしまったのか……。
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by teri-kan | 2011-04-08 10:59 | アメリカ映画 | Comments(0)

「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」(2003)

いかにもブラッカイマー製作!って感じの豪勢な冒険映画。
配給はディズニーで、子供も楽しめるアドベンチャー……のはずだと思うんだけど、143分というのはちょっと長い。
第2、第3作も合わせたらかなりの長さで、では内容がそれに足るかと問われたら実は結構厳しく、個人的にはせめて3作で終わらせるのが妥当だったと思っています。
でも期待の範囲内の面白さはあります。
特にこの第1作目は楽しい要素がたくさんつぎ込まれてて、気楽に観られる娯楽映画としては最高だったと思います。

一番良かったのは海賊にかけられた呪いの映像的表現かな。怖かったけれど笑えた。
キャプテン・バルボッサの悲哀も良かったし(これがあったから話がなんとか引き締まった)、ウィルとエリザベスの若々しさ、何よりジャック・スパロウのキャラの秀逸さというように、冗長なストーリーとは裏腹に登場人物は皆よかったと思います。

まあこれは語るより観てください、という映画ですね。
画面が楽しいのは保証します。
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by teri-kan | 2011-04-06 11:37 | アメリカ映画 | Comments(0)

「ベルサイユのばら」その2

「ベルばら」というか、日本とフランス、みたいな感じになってしまいました……。



「ベルサイユのばら」はルイ16世処刑と、それに続くマリー・アントワネット処刑で幕を閉じますが、フランス革命はここで終わりではなく、更に血なまぐさい状況に突入していきます。
処刑まみれの恐怖政治の果てにナポレオンが現れ、それにこりて王政が復活し、でもまた共和制になって、そうこうしているうちになぜかまた皇帝が出てきて、でもまた共和制になって、……といった具合にコロコロコロコロ政治体制が変わります。
ブルボン王朝をぶっつぶした反動はそれほど大きかったということになるのでしょうが、にしても元気ですよね、フランス人。日本なんてその頃は江戸時代後半で、いろいろな改革を必要としながらも基本的にはのほほんとした太平の世の中。黒船に玄関を蹴破られるまで世界史の中では惰眠をむさぼっている状態でした。

その後いろいろ日本も経験したとはいえ、やっぱりフランスとかと比べたらくぐり抜けてきた修羅場の数が違うなと思います。外交下手はさんざん言われてるけど、こんな歴史じゃお人好しでもしょうがないんでしょう。江戸時代は戦もなかったし、それこそ自然災害や火事といったものが最大の一大事で、危機管理も全然日本人はダメって言われるけど、最大の敵である自然災害の危機管理って言ったって、人間に出来ることは限られているから、あるところで思考停止してしまっても、まあ仕方ないのかなって感じはします。

本当の意味で自然に対して「想定する」ということは不可能ですからね。
しかも日本人にとって「最悪の想定」とは、大袈裟に言えば地震や津波、火山の噴火による日本列島の大規模な破壊だろうから、とてもじゃないけど考えていてはまともに生きていけない。ある意味知らないフリして日常を生き続けていくしかない。

だから万事「起こってから考える」という精神構造になってしまうんでしょう。で、長年そうやってきたから、きっともうそういう思考が身についちゃって、おそらく劇的な改善はこの先も無理なんですよ。

だから原発なんてモノ、日本は扱っちゃいけなかったんだと思う。
一番日本人に不適合なシロモノだったんじゃないかって考えれば考えるほど思う。
ただ、ここまでの大事故を起こした限り、日本人の得意な「前例主義」に従えば、二度とこういうことは起こさないだろうとは思う。

でもねえ、当初から「ロボット使えばいいじゃん。日本はロボット大国なんでしょ?」って思ってたのを思いっきり裏切られたのには参った。
「日本のロボットは遊びだから」と言われても反論できないわ、これは。
フランスは備えがいいですねえ。
東電なんて危機管理どころか、津波対策すら出来てなくて、よくまあこれで「安全だ」とか言えてたものです。
でもこういうパターンって普通に日本の会社でよく見られる現象なんですよね。

東電の幹部は歴代も含めて昔なら切腹もの(いや、斬首か)だと思いますが、そういえば「ベルばら」の国王夫妻の処刑シーンは二人とも立派でした。
帝王学を受けている人は一般人とは違うってことなんでしょうか。たまたまその時代に王だっただけで歴代の王の所業やら時代の要請とやらを一身に受け止めなければならないという、非常に辛い立場だったわけですが、上に立つということは、結局責任をどうとるかということに尽きるのかもしれません。

いやね、東電の社長とか、「なんで自分の時に震災が」って己の不運を嘆いてばかりのような感じがしてね。
だから対応も後手後手で、もう見るも無残な状態になってしまって……。

福知山線で事故を起こしたJR西日本もそうだけど、国民の生命に直結するような事業のトップに立つ方には、もうちょっとまともになってもらいたいものだと思います。
もちろんそのトップの最たるものである総理大臣は尚更。
こんな取り返しのつかない事態を引き起こしてしまったんです。
原発利権を暴いた上でのエネルギー政策の見直し、是非とも断行してもらいたいものです。



全然「ベルばら」と関係ない話になってしまいました……。
んー、やっぱり思考が現在起こっている事に引きずられてしまいますね。
次はもっと明るく楽しい題材にしよう……。
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by teri-kan | 2011-04-04 02:00 | 漫画 | Comments(0)