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宇佐美と宮市

キリンカップに向けての日本代表が先週選出されました。

GK:川島永嗣(リールス/ベルギー)、東口順昭(アルビレックス新潟)、西川周作(サンフレッチェ広島)

DF:今野泰幸(FC東京)、栗原勇蔵(横浜F・マリノス)、伊野波雅彦(鹿島アントラーズ)、長友佑都(インテル/イタリア)、槙野智章(ケルン/ドイツ)、安田理大(フィテッセ/オランダ)、内田篤人(シャルケ04/ドイツ)、吉田麻也(VVV/オランダ)

MF:遠藤保仁(ガンバ大阪)、長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)、柴崎晃誠(川崎フロンターレ)、森脇良太(サンフレッチェ広島)、細貝萌(アウクスブルク/ドイツ)、家長昭博(マジョルカ/スペイン)、西大伍(鹿島アントラーズ)

FW:前田遼一(ジュビロ磐田)、李忠成(サンフレッチェ広島)、関口訓充(ベガルタ仙台)、岡崎慎司(シュツットガルト/ドイツ)、本田圭佑(CSKAモスクワ/ロシア)、興梠慎三(鹿島アントラーズ)、宇佐美貴史(ガンバ大阪)



何が驚きって、浦和と名古屋から誰一人として選ばれていないことなのですが、まあこれだけ海外組が多ければ代表内勢力図も変わってくるものなのかもしれません。混戦のJリーグを反映している選手選考ともいえるし、新しい顔ぶれには大いに期待したいものです。

巷で話題になったのは宇佐美ですが、ザックの意図としては、宇佐美の自覚を促すために直接顔を合わせてみたい、といった感じのようですね。宇佐美を加えることによって代表に何かをもたらしたいというより、代表に触れて宇佐美に成長してもらいたい、というのが真意っぽい。
記者会見でもザックは過度に期待を持たせるような言い方しないで、宇佐美はA代表の選手ではないとはっきり釘をさしている。若い選手を周囲がつぶしてしまわないよう気を遣ってるのがわかって、こういうところは信用できると思いますね。

一方同じく若い宮市は、オランダであれだけの活躍を見せながら、A代表はおろかU-22代表にも選ばれませんでした。日本に拘束権のないU-22に送り出すのはベンゲルが反対したというのが理由だそうで、かといってA代表に呼ぶほどのものでもなく(そりゃそうだろう)、そのせいで今回はどちらも見送りとなったようです。

宮市って実際のところどうなんでしょうね。スポーツニュースのハイライトしか観てないから活躍してる印象しかないのだけど、試合全体の動きとか戦術理解度とかはどうなのかな。
個人的にはU-22の中でどういうプレーをするのか見てみたかったし、得点が欲しい時には必要になると思うので、不選出だったのは残念ですね。

ていうか、年々この年代の選手の選考・召集は難しくなってきてますね……。

まあ宇佐美や宮市に限らず、若い選手にはなるべく順調に才能を伸ばしていってもらいたいものです。伸ばすための努力を各クラブ・学校の指導者と協会が連携してやっていってもらいたいものです。
期待されながらパッとしないままの若手選手を見てると、ただ外国に行けばいいってもんでもないし、チヤホヤされて浮かれるようでももちろんダメだし、若い選手の育て方って本当に難しいんだなと思います。
多くのクラブで若手が台頭してきてますが、彼らのうちこれからどれだけ代表レベルにまで育っていくのか、気になるところではありますね。

宇佐美は実は個人的には結構ここが正念場ではないかと思っております。
私でさえ彼の名前は、彼が12、3才の頃から知っていたし、せっかくの逸材なんだから、是非今回は長谷部を筆頭とした先輩達に揉まれて何かを掴んでもらえたらと思います。
試合に出られるかどうかはわからないけど、このA代表召集が良いステップになればいいですね。
技術的にも精神的にも成長してもらいたいのはガンバサポーターでなくても一緒ですからね。
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by teri-kan | 2011-05-30 14:17 | スポーツ(サッカー) | Comments(0)

「男と女」(1966)

現在フランスのドーヴィルでサミットが行われています。
ドーヴィルと言われて思い出すのは「男と女」。
ダバダバダ~♪の歌声で有名な、とても素敵なフランス映画です。

夫を亡くした女と、妻を亡くした男が、寄宿学校に預けている子供を通じて知り合い、恋に落ちるという物語。
その恋自体をあれこれ語るのは野暮というか、理屈っぽく語れる映画ではないので、観てただ浸ればいいのだと思うのだけど、まあなんて言うかなあ、そこに男と女がいるから、と言いますか、いやあ、恋愛っていいですねえ。

フランス映画ってステキだなと感心したものでした。
大人の恋愛の描き方もだけど、この作品はとにかく絵的に美しくて、どのシーンを切り取っても美しい絵になりそうなくらいに良い。
今でも印象に残ってるのは白黒の場面かな。セピア色もいい色だったけど。んでもってその色の中の主人公二人がとても雰囲気があるんだ。
アヌーク・エーメはさすがの美しさで、ジャン・ルイ・トランティニャンはシブくて大人の男ーって感じで。

うーん、やっぱり素敵だ。すごく綺麗。



サミットのニュースを見てるとたまに海が映ったりするんだけど、映画でも最も印象的なのは砂浜の場面です。

やっぱり砂浜ですよね。
カップルには砂浜ですよ砂浜。若くてもそうでなくても。

本当に素敵な恋愛映画です。
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by teri-kan | 2011-05-27 10:50 | フランス映画 | Comments(0)

ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調 / リスト

今年はリストの生誕200年に当たるのだそうです。
モーツァルトや去年のショパンのようにNHKが特別番組を組むまではしないかもしれないけど、大作曲家・大ピアニストの大きな節目の年です。日本でもそれなりに盛り上がるのではないかと期待します。

自分とリストの出会いを振り返ってみたのですが、「リストが作った曲」として初めて認識したのは、多分「愛の夢」だと思います。
ですがリスト作曲と知らずにもっと昔から親しんできた作品があって、それがこの「ハンガリー狂詩曲」の第2番、子供に大人気の「トムとジェリー」で使われたこともある有名曲です。

アカデミー賞も受賞したこの「トムとジェリー」の「ピアノコンサート」、今観ても大変クオリティの高いアニメなのですが、良作揃いの「トムとジェリー」の音楽をネタにした作品の中でも、これは群を抜いて面白い作品です。
「ハンガリー狂詩曲」を演奏するピアニスト・トムと、ステージ上のグランドピアノを寝床にしているジェリーの、仁義なき(?)戦いが曲とピッタリ合って、特にクライマックス部分の壮絶さはすごいのです。最初から最後まで笑いながら観ることのできる、親も子供も共に楽しめる傑作アニメなんですよね。

昔「この曲のレコードは持っている」と父親が言うので、せがんで聴かせてもらったことがあるのですが(当時はステレオもLP盤も子供には触らせてくれなかった)、当然のことながらアニメバージョンとは違うんですよ、オリジナルって。途中で違う曲が混じることもないし、ラストもきちんと一回で終わる。間違ってもアニメのようにトムがボロボロになるまで繰り返されるエンディングではないのですよ。
それが全然つまんなくってですねー(笑)、同じ曲を聴いたはずなのに、なぜだか夢が破れたような、アニメの夢の世界から現実にひきずり下ろされたかのような、なんとも微妙な気持ちになったものでした。
だから「ハンガリー狂詩曲第2番」はとても好きだけど、ちょっとどこか切ない記憶とセットになっちゃってるんですよね。

でもきちんと聴くと普通に面白いんです。別にトムやジェリーが暴れるからっていうんじゃなくて、曲自体が面白い。
やたらエンターテイメントしてる曲だなあというのは、きっと私だけの印象じゃないと思うんですよね。
なんていうかなあ、聴いててニヤニヤしてしまうというか、超娯楽的というか、そんな曲だから当然弾いてる姿も面白くて、ピアニストの映像付で鑑賞したら尚楽しめることうけあい。

リストがこの作品に込めた精神性とかそんなものは全然わからないけど、聴いてて面白いことは確かで、彼がパフォーマンスでもお客を楽しませていたというのがわかるような曲だと思います。

ホントに面白い。
リストはいろんな曲があるけれど、これは華やかで賑やかで軽やかで楽しくて(出だしの重々しさももちろん良い)聴きやすくて大変良いですね。
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by teri-kan | 2011-05-25 13:17 | 音楽 | Comments(0)

子供は風の子

今でも使われている言葉だと思うのですが、私も子供の頃、親やおばあちゃんに「子供は風の子!」と言われていたと記憶しています。もちろん、こたつに根を生やして全然動こうとしなかった時とか、寒くて寒くて家でじーっとしている時とかに。

「子供は活発で寒風ふきすさぶ冬でも外で走り回るものだ」というのがこの言葉の言い表していることなのですが、寒くても外で遊ぶのが子供として当たり前というなら、寒くない春から秋なんて外に出ずっぱりでもいいくらいという話で、それこそ夏は毎日プールに通うのが正しい子供としてのあり方ということではないかと思います。(別に外に出たくない子は無理して出なくていいけど。)

放射能のせいで校庭や公園で遊べない福島県の子供達については、かねてから可哀想でしょうがなかったんだけど、この夏はプールも禁止ということで、いやもうこれは私だったら耐えられないなと思って、一体どうすればいいのか、私が考えてもしょうがないと思いつつも悶々と考えてしまいます。

戦時中のような学童疎開もアリかなあと思うけど、家族と一緒にいることと外で遊び回ることを天秤にかけたら、やっぱり家族一緒が最優先だろうし、簡単に「疎開すればいいんじゃないでしょうか」とも言えません。特に小学校低学年の子は難しいだろうし。
でも専門家によっては、子供はもっと避難区域を広げるべきだと言う人もいて、外で遊べない云々どころじゃなさそうな話もあります。
本当に、数ある報道、記事の何を信じればいいのかわからない状況なんですが、だからこそ全てを疑う視点に立ったならば、やっぱり子供だけはできるだけ原発から遠くへ避難させることが第一なのかなあとは思います。
親御さんにしてみれば大変辛いことと思いますが。

西日本では被災地から学校ごと移動できるように校舎や宿泊施設を整備した自治体がいくつかありますが、やはり距離的に遠いからか、本格化した話にはなっていないようです。
でも遠さを除外したら、条件的には中国、四国、九州地方はとてもいいんですよね。
「学校貸しますよ」と手をあげてる自治体は田舎で自然豊かなところが多いようだし、電力事情は中部以東に比べれば遥かに良いし、そしてなんといっても余震がない。
この先全く地震が起きないとは言わないけど、西日本は東日本に比べればもともと段違いに地震は少ないので、少なくとも揺れに怯えることはなくなるのではないかと思います。

だから子供が避難する場所としてはうってつけだと思うんですが、でも家族と離れる問題がね……。
当然のことながら先生方にも家族はあるし、皆さん3.11で恐い思いをした後だから尚更離れたくないでしょうしね。

どうするのが子供達にとって一番リスクの少ない選択になるのか、福島ではそれこそ寝る間も惜しんで考えられていると思うんですが、ホントにね、一体なんでこんなことになってしまったのだか。
震災から二ヶ月以上たっても原発に関しては割り切れない思いでいっぱいです。

外で目一杯遊びたいだろうなあと考えるにつけ、外で遊べない影響って一体どんな風にして出てくるんだろうと、ちょっと思ってしまいます。
自分が野山を駆け回って育った田舎の子だからですかねえ。
外に出られなくても健やかに育ってほしいなあと、ものすごく思います。
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by teri-kan | 2011-05-23 01:06 | 事件・出来事 | Comments(0)

南米選手権に参加できませんでした

以前にも書いたけれど、できれば参加してほしかった。
でも現実的に考えたら無理だよなーというのはわかっていたので納得はしています。
もったいないとは思うけど。

U-22で参加するとかしないとか、大学にも選手の貸し出しを断られたとか、耳にするのは選手召集の困難さばかりで、事態の推移を見守っていたこちらとしても複雑な気持ちでいっぱいでした。クラブ側の気持ちもわかるし、リーグが再開されてからJのクラブは怪我人続出だし、海外組を集められなかったというのが辞退の一番の理由だけど、そもそもリーグ戦を戦いながらビッグイベントの参加というのが、やはり厳しかったと思います。

でも今回の件で、サッカーって国際試合を一つ行うにしてもいろんな国やクラブの絡みがあって、日本もその中の立派な一員なんだなーと感じました。
選手が代表の試合で怪我したからクラブが賠償請求?なんて話も時折出ていた欧州を思うと、現在のサッカー界においてクラブと代表の兼ね合いは最大の問題。香川なんて長期離脱してて疲れてないし代表に召集されたっていいじゃないかと思うけど、ここでまた怪我したらさすがにドルトムントに申し訳ないし、クラブにはやっぱり気をつかいますよね。
それに日本人選手の貸し出しを断った海外クラブの対応は、かえってありがたいというか、いてもいなくても変わらないといった位置づけではないことを教えてくれて、一昔前と比べて格段にレベルの上がった日本人選手を誇らしく思えたりもするのです。当たり前に海外リーグで活躍する選手が増えてるということは、サッカーが日本に浸透して才能を見つけて伸ばしていくシステムがフツーに出来上がってるってことだし、その辺を確かめられたのはまあ良かったかなと。

もちろん南米選手権に参加して今の日本がどのくらいのレベルにあるのかは知りたかったけどね。
少なくともトルシエ時代のボロ負けしたのよりは戦えるチームになってただろうし、それを測れないこと自体は残念でした。

でもこうなった以上は仕方ないので、海外組は思いきり休息して下さい。
あ、キリンカップとかは頑張って。8月の日韓戦も頑張れ。

ていうか日韓戦ってさ、なんだかんだで毎年やってないですか?
言ってはなんだけどちょっと飽きたというか、こんなに一つの国と毎年のように試合を組んでるところ、他にありますかね?
日韓戦は、言ってみればレベルは違えどブラジル対アルゼンチン、イングランド対ドイツのようなものだと思うのだけど、それらの国のどこもここまで試合の安売りしてないですよね?
もうちょっとありがたみを持たせるようにしてみてもいいんじゃないかと正直思うんだけど。
せっかくのライバル国なのに。

まあそれもこれもJリーグの日程が変わってしまったせいだから仕方ないです。
もう今年はJリーグ応援一本ですよ一本。
あ、あとロンドン五輪予選と。

南米選手権を辞退しても実はかなり忙しいんですよね、日本サッカー界。
やっぱり震災が起きた時点ではなから参加は無理だったんでしょうね。
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by teri-kan | 2011-05-18 15:41 | スポーツ(サッカー) | Comments(0)

「テルマエ・ロマエⅢ」

だんだん古代ローマと現代日本の文化交流が深くなっていくなあ。

とうとうお風呂設計士同士の日ロ共同作業なんて話も登場して、古今東西共通していたであろう雇われ職人の苦労とか、3巻も面白くて勉強になること満載でした。
金ピカの浴槽+お月さま+女神ディアナの組み合わせは良かったですね。派手好みの依頼主と職人の美意識が上手くマッチして、読者も納得できるところにおさまりました。

あとがき(?)で書かれていたけど、現存しているローマの遺跡はほとんどが白い大理石だけど、昔はその上に金やカラフルな色が彩色されていて、今とは全然印象の違う派手な建築物だったのだそうです。ローマの遺跡に関しては、大理石の白さが洗練されてるなあと思っていたけど、実は当時の人達は賑やかに派手に塗りたてていたのだとか。

それでふと日本のお寺を思い出したのです。
日本のお寺はシンプルで渋いものが多くて、それと比べると中国のお寺なんかは彩色豊かで派手で、日本人的には日本の渋さの方が古刹のありがたみがあるような気がするんですが、実は日本の渋いお寺も昔は彩色されていて、今はそれが色落ちしてそのままになってるだけっていうのが多いんですね。
人の信仰心によって色がきちんと今も塗られているということは、それはすなわち寺としてまだ「生きている」ということになるのだそうで、彩色がとれたままのお寺は、まあ言ってしまえば「文化遺産」、今の時代の人のための信仰の対象としての役割は薄いというか、本来の寺としての意味は既に失っている、ということになるのだそうです。

まあ日本にしろローマにしろ、千年も二千年も昔の建物の色を、その間延々塗り直していくなんてどう考えても無理だと思うんですが、でもCGで「昔はこんなでした」と色を再現した画像を見たりすると、遺跡が急に息づいてくるように感じるのは確かなわけで、派手な彩色に当時の人々のエネルギーや活気を見ることは出来るよなあとは思います。



まあそれはそれとして「テルマエ・ロマエ」、映画化されるんですよね。
ルシウスが阿部寛というのは納得すぎるくらい納得で、これはちょっと観てみたいという気になるけど、上戸彩が共演というのはどうだろう。
平たい顔族としては申し分ないけど、どういうキャラの登場人物になるのかな。そこのところがちょっと不安……。
監督は「のだめ」の映画・前編の方の監督さんなんで、期待できるかなあとは思うのですが。

ちなみに公開は2012年だそうで、まだまだ先。
公開される頃には忘れてしまいそうだ……。

いや、その頃には4巻が出てるかな。
4巻、楽しみですね。
もっとローマ人の生活にふみこんだ内容になってそうで、そういうのも含めて楽しみです。
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by teri-kan | 2011-05-16 01:25 | 漫画 | Comments(0)

PINK

今となっては伝説のバンド。
知っている人はおそらく少ない。
現在では「音楽のピンク」と言われたら洋楽の女性ミュージシャンを思い浮かべるのかもしれないけど、80年代の日本では、ピンクといえば男6人のロックバンド「PINK」のことでした。

当時大好きで大好きで、レコードだのなんだのと、PINKにはなけなしのおこづかいを頑張って使っていました。
友達に「好きな歌手は?」と聞かれたら、堂々と「PINK」と答えていました。
もちろん周囲の誰も(一人を除いて)PINKなんてバンド知りません。チェッカーズやアルフィーが好きだと可愛く騒ぐ友人達を横目に、ただ一人趣味の合った友達と「PINKカッコいい!」と盛り上がる毎日でした。

PINKの来歴は日本のミュージックシーンの一部を語れるものかもしれません。ビブラストーンズや爆風銃(バップガンと読む)のメンバーだった人達が集まって出来たバンドで、すでにスタジオミュージシャンとして活躍していた彼らは、とにかく才能の固まりのようなグループでした。
(ちなみにビブラストーンズは近田春夫がいたことで、爆風銃は爆風スランプの母体となったバンドということでよく知られています。)

「無国籍サウンド」と呼ばれたPINKの音楽は、確かにどう表現していいのかよくわからないものでした。今から思えばメンバーそれぞれの音楽性が反映していたんだなあと思いますが、カッコよかったり美しかったり、緊張感があったり幽玄だったり、枠の中に収まりきれない何かがあふれだしそうな音楽でした。

メンバーの中で最もよく知られているのはヴォーカルの福岡ユタカとキーボードのホッピー神山かな。
特にホッピーは先日とりあげた大沢誉志幸の編曲も結構担当してて、あの頃の自分はこの手の音楽がお気に入りだったんだなと、振り返って懐かしく思います。

PINKはアルバムを5枚ほど出してるんだけど、個人的に好きなのは初期の2枚。
特に1枚目はいかにも実験的というか、技能集団というか、音の尖りようがすごいです。
でもこの尖りっぷりが気持ちいい。
「YOUNG GENIUS」「ZEAN ZEAN」なんて、もう何回聴いたことか。

アルバム2枚目の「光の子」はメロディアスで親しみやすく、特にシングルになった「DON'T STOP PASSENGERS」は初めて聴く方でもとっつきやすいと思います。
タイトル曲の「光の子」もいいですね。イントロのベースが最高。

そういえば、PINKのベースの岡野ハジメは日本の五本の指に入るベーシストという言われ方を当時されていました。爆風スランプの江川ほーじんもその中に入っていて、あとの3人は誰だか知りません。
もしかしたら自分の周りだけ「5大ベーシスト」って言い方してたのかもしれないけど、それくらい上手ということは確かなんで、岡野ハジメのベースは聴いてみてほしいなあと思います。

ていうか、PINKはどの音もいいのでね、是非CDを手に入れる機会があればじっくり聴いてもらいたいです。
CDが再販されればいいのですけどね……。
でも出しても売れないんだろうなあ、きっと。
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by teri-kan | 2011-05-12 11:20 | 音楽 | Comments(0)

大沢誉志幸

置いたままになっていた昔聴いてたカセットテープをGW中に整理・処分しました。

その中に大沢誉志幸のテープが2本あって、懐かしさと共に不思議な感覚に陥ったのです。
大沢誉志幸って当時は結構売れたし、かなり良いミュージシャンだったはずなんですが、彼の一般的な評価ってなんだかイマイチじゃありませんか? 昔の音楽を振り返る番組でもあまりとり上げられないというかスルーされちゃってるというか。

私が知らないだけかな。
「知ってる人は知っている」といった感じに終わってしまってはもったいないと思うのですが、なんかこう、世代を超えた浸透度という点において物足りなさを感じます。
今聴いてもカッコいいのに。

持っていたテープは「CONFUSION」と「in・Fin・ity」。
「そして僕は途方に暮れる」がきっかけでクラスの友達にアルバムをダビングしてもらって、そのアルバム「CONFUSION」がものすごく良かったので次の「in・Fin・ity」もテープに録ってもらった、といった感じだったのではないかと記憶しています。
確か両方ともものすごく聴きまくったような思い出が。
特に「CONFUSION」はよく聴きました。

1曲目の「コンヒュージョン」からいきなりカッコいいんですよ。
尖った疾走感がなんとも言えん。

忘れちゃいけない「その気×××(mistake)」も、なんてオトナな曲……とウットリしながら聴いてたなあ。カセットデッキの前で一人ドキドキしてた(笑)。

「そして僕は途方に暮れる」は、特にファンでなくでも聴いたことがあるという方は多いのではないかと思います。
今聴いてもいい曲ですねえ。
あー、これもオトナだー。大沢誉志幸はこういうミディアムテンポの曲もいいんですよねー。
しっとりした音にかすれ気味の声がよく合うのです。

アイドルや他のミュージシャンに楽曲提供も多くしていて、中森明菜の「1/2の神話」とか吉川晃司の「ラ・ヴィアンローズ」とか有名だけど、私が一番好きなのは沢田研二の「晴れのちBLUE BOY」

これは子供心にインパクトが強かったのでよく覚えています。
まあ当時はビジュアルのインパクトに驚いたのが一番ですが、でも曲も不思議だったし、何より歌詞がよくわからんかった。
「言いたいことはヤシの実の中~♪」とか、わけわからんかったですよ。
ていうか、今観てもこの頃のジュリーはすごいな。

この作詞は銀色夏生で、大沢誉志幸とのコンビ曲が多い人です。
なんていうか、当時の最先端ハイセンスコンビって感じ?
時代性がアリアリとあるんだけど、でも今でも十分通じると思います。



大沢誉志幸は今も活動してるんですよね?
途中休業していたせいもあって、今どういう音楽やってるのか全然知らないんだけど、80年代の活躍ぶりはしっかり記録にとどめておくべきミュージシャンだよなあと、当時を振り返って思う今日この頃です。
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by teri-kan | 2011-05-10 11:49 | 音楽 | Comments(0)

フィギュアスケート道を究める

フィギュアスケートって。 

結構毒を吐いてます
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by teri-kan | 2011-05-02 03:32 | スポーツ | Comments(0)