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「あさが来た」の白岡新次郎

前回の続き。

終始とらえどころのない人だった玉木宏演じる新次郎ですが、晩年になるとぽつぽつと彼の人生観を示唆するような言葉を口にするようになり、病を得た最晩年の最終週は、毎日のように彼の人生を発見するセリフの連続でした。
なるほどそうだったのかと思わされることが多くて、ここではそういった自分なりに気付いた新次郎の人生観や信念のようなものを書きたいと思います。





玉木の裏設定が知りたい
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by teri-kan | 2016-04-04 11:34 | 朝ドラ | Comments(2)

「あさが来た」のあさと波瑠

感動的な最終回でしたね。
最後まで素敵なドラマでした。

というわけで、全体的なまとめをば。
「あさが来た」がなぜこんなに気持ちよかったか、それも含めた主人公の感想です。





波瑠は謙虚な人なのかな?
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by teri-kan | 2016-04-03 17:53 | 朝ドラ | Comments(0)

あかん・・・

くそー、玉木死に顔も綺麗だなー、コンチクショー。

……とでも言ってないと、悲しすぎて耐えられない。

あさ……
あさ……
あさ……
あさ……

うえーん(涙)。
なんなのよ、あの声。
思い出すだけで涙腺が(涙)!



ダメだ……明日が怖い。
いや、もう山は越えたんだけど、なんかすごく怖い。
見たいけど、見たら全て終わってしまうのが嫌だ。
あ、明日じゃない、今日だ。
え!? 今日でもう終わり!?

……なんかいろいろとやられてるかも。



とりあえずこれだけ書いておこう。
嬉しい時の雨男設定、すごいね。
あんな優しい雨、ない。
うっ……また涙が……。



新次郎さん、さよなら。
ありがと。
半年間本当に楽しかったです……。




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by teri-kan | 2016-04-02 00:03 | 朝ドラ | Comments(0)

「滝に飛び込んだり」の近代日本

「あさが来た」で新次郎さんの先がもう短いとわかってしまい、あさが泣いてしまう場面がありました。
そこで新次郎さんはあさを慰めます。
「電車言うのに人がはねられたり滝に飛び込んだり戦争で爆弾浴びたり」して死ぬ人が今時は多いのに、自分はこうしてあさと一緒にいられるのだから泣くことなんかない、と。

しんみりしながら見ていたのですが、「電車」と「戦争」はわかるとしても、「滝に飛び込んだり」ってなんぞ?と思って、自殺のことじゃないかと言われたので調べてみたら、やっぱり自殺のことでした……。
新次郎さんの言ってた「滝」は、華厳の滝のことでした。

明治36年の5月に旧制一高の学生・藤村操が投身自殺をしたとのことで、Wikiにも詳しく載っています。
享年16歳だったそうです。
今まで全然知りませんでした。
華厳の滝が自殺の名所になった理由ってこれだったんですね。

エリート学生の自殺ということで、当時各方面に衝撃を与えて、後追い自殺も続いたそうです。
新次郎さんの言ってるのは、きっとこの後追いの方ですね。
「藤村の死後4年間で同所で自殺を図った者は185名」で、その内「既遂が40名」ってありますから、尋常な数じゃありません。
若者の自殺で後追いと言われると、私の年代では岡田有希子が思い浮かびますが、それ以上のインパクトだったようです。





新次郎さんと明治時代
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by teri-kan | 2016-03-30 16:35 | 朝ドラ | Comments(2)

恐怖の砂時計 & 姉妹の行末

あと一週間半の「あさが来た」。

あさ夫婦の部屋の箪笥の上に砂時計があって、いかにも「カウントダウン準備完了!あとは発動するだけ!」といった風なのが悲しい。
砂時計は新次郎さんのそばにいるけど、二人にはまだ見えてないって感じなのがこれまたなんとも(涙)。

あれって五代様の砂時計だと思うんだけど、新次郎さんが形見にもらったというよりも、砂時計が自らやってきたって雰囲気の方が強くて恐いんですよね。
惣兵衛さんの家の隅にいきなりひっそり佇んでても不思議ではない。
それくらい不気味です。

あまりに変わってしまった大阪、加野屋を、複雑な思いで語る人達の心情が胸にきます。
カンパニーをカッパと言っていた頃が懐かしい。
新次郎さんが惣兵衛さんのミカン山に郷愁を感じてるのが、もうねえ。
あのバリバリの都会っ子が原風景を求めて和歌山の田舎を、惣兵衛とはつの家を訪ねるというのは、やっぱ年とっちゃったってことなんだろうなあ。
なんかもう最後の挨拶みたいで、「やめてよー」って気分になるけど。

今日の放送はまだ冒頭部分しか観てないのだけど、惣兵衛さんもいよいよって感じだし、あさとはつの姉妹は二人とも旦那さんを見送る立場になってしまうのですね。
最終回は二人で語らう、とかになるのかなあ。
はつまで逝ってしまったら辛すぎるし、史実なら既に死んでる人をここまで生かしたのだから、最後まで生きて、二人で人生しみじみ語り合うところまでいってほしいものです。
姉妹の人生の対比もドラマのテーマだったしね。

二人の女性を対比させた朝ドラが人気が出るとして、ネット上なんかで「あまちゃん」や「花子とアン」がよく例としてあげられるのですが、おそらくそんな対比のドラマのさきがけは96年の「ふたりっ子」で、性格も生き方も正反対の双子のお話の大ヒットの方が、「あさが来た」を考える時には思い出されます。
姉妹だと立場や環境のスタートがほぼ同じなので、そこからどんな風に道が分かれていったのかがわかりやすいし、視聴者も「自分ならどちらなのか」という視点で見やすいので、共感を得やすいのかなと思います。

あさとはつはそれぞれ向き不向きがあって、でもどちらの頑張り方にも納得ができて、現代に生きる人間としてはどちらにも感謝したい気分になりました。
あの時代にあさのような開明的な女性がいたからこそ、後世の女性は何の疑問も持たれることなく大学へ行けるし、はつのような地に足ついたお母ちゃん達が激動の時代でも家をきりもりしたからこそ、今の日本社会があるし、明治の女性達には本当に感謝です。
明治って政治や重工業ばかりが目立って、いかにも男くさいイメージであんまり好きじゃなかったけど、女の人達だってすごいじゃないかと、「あさが来た」は心の底から思えたドラマでした。
先進的な女性はもちろん、地道に日々を生きてきた人達こそね。
あさとはつ以外の女性達も、このドラマは本当に良かったです。
日々をしっかり生きること、今いる場所でしっかり生きること、皆それに一生懸命でした。
みんな気持ちのいい人達だったなー。



新次郎さんがいなくなったら、あさ、どうなってしまうのかなあ。
はつは惣兵衛さんを失っても、なんとか耐えるのだろうなと、その耐える姿も想像できるけど、あさがどうなるのかは想像がつかない。
広岡浅子さんの記録の通りになるのかなあ。

あー、もう、今から悲しすぎるー。
砂時計がひっくり返らないように誰かボンドで固定してー。
サラサラ流れる砂は、シャレにならんですわ、マジで。
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by teri-kan | 2016-03-24 14:13 | 朝ドラ | Comments(0)

「なんという、小説のような出来事!」

のぶちゃん面白い。

先週の「あさが来た」の話になるけど、文学少女ののぶちゃんが千代と東柳さんの再会を「小説のような!」と表現してたのが印象的で、あさが新次郎さんからの文(ふみ)を見て「光源氏のような字書かはる~」とウットリしてたのを、ちょっと思い出してしまいました。

あさの時代の理想の男性は900年前の古典の物語の主人公で、千代の場合は現代に執筆されてる小説のようなシチュエーション。
時代の違いを痛感しますね。
学校行ってるし、本読みまくってるし、明治はイキイキしてます、女の子が。
可能性においては江戸時代とは雲泥の差です。

完全に江戸時代の女性であるよのさん、幕末・維新という変革期のあさ、新しい明治の千代と、加野屋の女三代はそれぞれの時代を体現してるかのような人達でした。
その時代時代に適応した女性で、でも千代は勉強バリバリやってるって子じゃなくて、その辺はやはり向き不向きがあるんですよね。
その子にあった生き方がその時代の中でどういう風に実現できるか、そこが肝心で、別に新しい時代が来たからって最先端の生き方をしなきゃいけないわけじゃないし、男だって商家に生まれたからって皆が皆商売人に向いてるわけじゃないし、その辺の登場人物の生き方のしなやかさが、それぞれの夫婦の組み合わせも含めて面白いドラマでした。





「あさが来た」、総括?
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by teri-kan | 2016-03-14 23:59 | 朝ドラ | Comments(0)

乙女心に詳しい亀助と初恋の林檎

スピンオフは五代様ではなく亀助でした!

うん、亀助なら加野屋の面々の登場が期待できます。
五代様も見たかったけど、亀助のは楽しそうですね。

その亀助、なぜか繊細な乙女心に精通していて、女子のトークにも違和感なく参加しております。
恋するおふゆちゃんをずーっとずーっと見ていたおかげか、恋する女の子の気持ちにどうやら詳しくなっているらしい。
なんだか亀助家族のきゃぴきゃぴした雰囲気も想像できて微笑ましくなってしまう。
嫁のふゆと娘のなつに囲まれて、楽しくやってるんだろうなあ。

そんな亀助の洞察力のおかげで、千代の言うところの千代の友達の恋バナが、実は本人のものだったと(千代以外の)奥向きの皆に知られるところとなってしまい、これから一波乱ありそうな加野屋、というか白岡家。
ヨロヨロの新次郎さんがいいですねえ。
縁談の話が出た時はブスーッとしてるだけだったけど、今は心までしおしおです。
可哀想に(笑)。

自分では上手く言葉で表現できなかった千代の感情を「初恋」と言い当てたのはのぶちゃんでしたが、のぶちゃんの「初恋の知識」はおそらく本からのもので、で、明治時代の「初恋」と言われて真っ先に思い浮かぶのは島崎藤村。
「まだあげ初めし前髪の」から始まる有名な詩ですね。

藤村が「初恋」を書いたのは明治29年で、偶然にもドラマの現在の年と同じでした。
だからこれはまだのぶちゃんは読んでなくて、でも「初恋」というタイトルの小説は、ツルゲーネフの他にもどうやら既に出版されていたらしい。
調べてみたら嵯峨の屋お室という作家が明治22年に小説「初恋」を発表してて、もしかしたらこういうものをのぶちゃんは読んでいたのかもしれない。
ツルゲーネフも読んでたんでしょうかねえ。
ていうか、「初恋」って言葉はいつ頃から普通に使われていたのか、ちょっと気になってきました。

それはそれとして、藤村の「初恋」の重要アイテムは、実はリンゴ。
千代の初恋とまるかぶりで、東柳さんとの場面はこの詩をモチーフにしたのではないかと想像してしまいます。
ただ、あんなにザクッとリンゴを縦に切ったり、皮を剥き剥きしたり、刃物がフィーチャーされる物騒な詩ではありません。
前半だけだけど、こんな綺麗な詩です。


まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり

やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり


刃物が絡んじゃったから、千代の場合はここまで綺麗じゃないけど、でも林檎が取り持った仲ですもんね。なんだか甘酸っぱくて良い感じです。
初恋アイテムがパチパチはんだった母親のあさとは違う(笑)。
いや、そろばんはそろばんで素晴らしいんですけどね。
あさが最も欲しがってたものをプレゼントした新次郎さんはナイスでした。

でも、母娘で全然違うんだなと思いました。
共通してるのはどちらも赤色で、どちらも初恋の人と結婚できること。
そろばんでもリンゴでもなんでもいいよね、それぞれに合った形で幸せになれるなら。
千代は母親に対して長年イケズだったけど、根は優しい良い子なので、あさ同様幸せになってもらいたいです。
東柳さんが今のところ新次郎さんに負けず劣らず優しそうな人なので、その辺は大期待して今週を楽しみたいと思います。




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by teri-kan | 2016-03-07 12:00 | 朝ドラ | Comments(0)

三途の川を渡っても五代さまフォーエバー

「あさが来た」の五代様がスピンオフになるらしい。

五代さま人気でスピンオフ制作へ 1カ月ぶり再登場も“再・五代さまロス”の悲鳴受け

すごいねえ、五代様人気。
スピンオフはどのようにでも作れそうだけど、どういう方向でいくのか楽しみですねえ。

今週の月曜日に再登場した五代様だけど、どっちかというと回想レベルの登場で、夢に出てきた人の中では圧倒的におじいちゃんの存在感が輝いていました。
五代様も頭に白い三角つけて出てきてくれたら良かったのに。
「グッモーニン!」なんて言うキラキラ五代様には似合わないけどさ。
でも和装の幽霊が英語しゃべる姿はきっとオツなものですよ。
見てみたかったよねえ。
別の意味でお義父様の三角も見たかったけど。
お義父様はおじいちゃんといい勝負できるくらい似合うと思う!

おじいちゃんは三途の川を渡ってこっちに戻ってきてくれたんですね。
あさが渡っちゃったら完全に死んでしまうことになるし、わざわざ来てくれたなんて優しいおじいちゃん。
にしても、画面に映った三途の川、キラキラと綺麗でした。
いかにも極楽行きのような輝かしい水面です。

三途の川について調べてみたら面白いことが書いてあって、善人は橋を使って渡ってもよくて、軽い罪人は浅瀬を自力で歩いていって、重い罪人は水深も深く急な流れの所を進まないといけなかったとか。
死んでも人間って大変ですねえー。
やっぱり悪いことしちゃいけないですね。

といっても、渡り方に違いがあったのは遥か昔のことで、千年前には既に皆さん渡し舟であちらへ行っていたそうです。
それまでは重罪人はなかなか向こう岸に辿りつけなくて随分苦しい思いをしたそうですが、皆が舟に乗れるようになっただなんて良かったですね。お金はいるけど。
でも重罪人は向こうでは確実に地獄行きなんで、地獄に行くくらいなら三途の川を延々かき分けてた方がいいくらいかもしれない。
それもしんどいっちゃしんどいけど。
死んでるから死にたいのにいつまでたっても死にきれないという、ある意味地獄のような状態ですもんね。
ホンモノの地獄に行けたってことは、一応死人として認定されたってことだし、身分証明にはなるからねえ。
三途の川に中途半端なまま浸かり続けるよりは少しはマシかなあ。

まあ、それはそれとして、五代様やお義父様やおじいちゃんに夢の中で逢うきっかけとなった萬谷さんのブスリのことですが、実は先週は私は結構怒っていました。
加野屋の男連中は何しとんねん!と。
あさが刺されたのは女子大学にお金を使うからじゃない、萬谷さんにお金を貸してあげなかったからです。
女子大になんぼお金を使おうが、お金を借りられたら萬谷さんはあさのことを刺してないからです。
もしかしたら「金は貸してくれたし女子教育に力を入れてるええ奥さん」くらい言ってくれたかもしれません、酔っぱらった口で。
当然あさと加野銀行がそんなことするはずはありませんが。

広岡浅子さん本人が刺された理由は知らないけど、なんていうかなあ、ドラマ的にはそこら辺が結構ビミョー。
もちろんあさが突っ走ったせいもあるけど、女子大学への世間の理解のなさも含めて、女が男と同じことするだけでこうも風当たりは強いのかと、辛いものを感じましたね。

と同時に、あさにピストルを貸した五代様はそれをきちんとわかってた人だったんだなあと、改めて感心。
さすが元薩摩藩士というか、困難なことをやり遂げるには命を張る必要もあるということ、男でもそうなんだから女がその位置に立つなら尚更ってことで、政治にしろ商売にしろ、最前線に立つ者の覚悟の必要性を知ってた人なんだろうと思います。
柔らかい力も大事なんだけど、五代様の盟友大久保利通にしろ、あさの理解者大隈重信にしろ、新しい事をしようとする人は暴漢に襲われてた時代ですからね。
ピストル持ってれば大丈夫というわけではなく、要は剛と柔のバランスの問題ですが、この時代はいろいろと過渡期だったのだなと思います。

それでもドラマ的には「柔らかい力」なんですけどね!
柔らかい力ということから言えば、新次郎さんがどこまでブレずにあさを最後まで守り抜けるか、玉木がそれを魅力的に演じ続けられるか、肝はそこにあるような気がしてきました。
実はいつまで新次郎さんは和装でいるのかなあと思ってたんだけど、この調子でいつまでも着物姿でいるのもいいかもしれません。
時代的に洋装にならないと変な場面も出てくるだろうけど、和装は柔らかい新次郎さんの象徴のような気がしてきました。

五代様とは真逆の人ですよね。
五代様はあさの師匠でありお助けマンで、新次郎さんはあさの心を保ってくれる人。
剛と柔のバランスの良さは、あさ本人にはあるんだよなー。
五代様はいなくなってしまったけど、あさの中に生きてるというのはものすごく思いますしね。

五代様と新次郎さん、目に良いイケメン二人でしたが、ドラマのバランス的にもとても良い二人でした。
二人ともフォーエバーです。




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by teri-kan | 2016-02-24 14:51 | 朝ドラ | Comments(0)

うめとふゆの恋愛模様 & 雁助さんと榮三郎さん

雁助さん退職。
うめ、かわいそう……(涙)。

うめとふゆの恋心は割と早くから描かれていて、「どっちかが上手くいったら、どっちかは駄目になりそう」と、確信に近い予想をしてたんだけど、まさかこういう形におさまるとは、といった感じでした。

うめ、かわいそう。

元々うめの方が成就して、ふゆが駄目になると予想していたんですよね。
だってふゆの思い人は新次郎さんだもん。どう考えたってムリムリ。
だからふゆは恋敗れて加野屋を退職するんだろうなあと思っていたのに、まさかの亀助と結婚(笑)。
このパターンは想像してなかったわー。
亀助がふゆに一目ぼれしたシーンで、この結末を予測した人っている?
人間最後は誠実さなのかーと、いろいろ思い直させられる亀助の頑張りでしたね。

でもそうなってしまったからには、うめの恋は絶対に上手くいかないんだろうなって感じで、でも覚悟してても辛い展開にはかわりなく、見てるこっちも辛かった。

うめ、かわいそう。

雁助さんの「妻子に逃げられ話」がこんなところで生きてくるとはね。
加野屋を出る口実をずっと探してて、娘さんのことは雁助さんとしては渡りに船だったかもしれないけど、でもそれだけ加野屋を出るふんぎりがつかなかったともいうことで、葛藤はとても深かったようです。

大人同士の恋愛は難しいですよね。
お互い背負ってるものが大きいからなあ……。

榮三郎さんの涙が胸にこたえます。
榮三郎さんにとって雁助さんは商売の師匠みたいなものだし、ずっと唯一頼りになる存在だったですからね。
跡継ぎだった一番上のお兄ちゃんが早世してから、榮三郎のプレッシャーは大きかったと思うんですよ。
次兄は商売に関しては全くアテにならないフラフラ男だし、義姉は商売上手とはいえ常識で測れない人、大黒柱の父親は老い先短いし、ホント必死だったろうと思うのです。
本人は大店の三男坊らしくあくまでおっとり良い子な優等生だったけど。

先代が亡くなったら加野屋は終わりという噂は、サトシに言われなくても榮三郎は空気で感じていただろうし、自分の代で潰しちゃいけないと何かにつけて雁助を頼りにしてここまできたんだろうなあと、そういうのが簡単に想像できちゃうんですね。
だから雁助がいなくなることにああやって泣いて、なんかホントに榮三郎も寂しいだろうなあって思うのです。
本人立派に成長して、雁助がいなくなっても大丈夫だろうけど、ホントに雁助のこと頼りにしてたし慕ってたんですよねえ。

榮三郎は加野屋の経営陣の中で一番の年少で、やりにくいこともあっただろうと思うけど、根が素直な育ちのよい坊っちゃんなんで、お店の雰囲気を悪くすることなくよく頑張ってたと思います。
強面雁助とはいいコンビだったですよね。
坊ちゃんを八代目としてきちんと立てていた厳しい大番頭と、温厚で素直な真面目な若当主、ホントいい関係でした。

雁助さんいなくなって、うめの場面も榮三郎の場面も、少しだけ減ってしまうのかな。
銀行が設立されて加野屋の面々も入れ替わって、徳川の世どころか明治初期すら遠い世になりにけり、といった感じですね。




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by teri-kan | 2016-02-01 14:33 | 朝ドラ | Comments(0)

玉木がヤバい

大久保暗殺によるアレコレで盛り上がった先週金曜日の「あさが来た」。
まさかこの状態で正月休みに入るのか!?と思いきや、土曜日の15分で綺麗にまるっと解決。

あさと五代様はこれっぽっちも色っぽい雰囲気にならないんだなー。
まあ元々あさはそういう子で、新次郎さん投げ飛ばし事件を見てもお色気ムード感知アンテナが壊れてるというか、とことんすっきりさっぱりあっさりぽんなおなごはんなんですよね。
ある意味安心というか、うめもその辺結構承知してるというか、心配でたまらんのは新次郎さんだけってことなんだけど、その肝心の新次郎さんがですね、金曜日は良かったのですよー。

三味線弾いてる時の顔が絶品でしたね。
普段の柔和な新次郎マスクが剥がれて、内面丸出しの素の新次郎さん。
ふゆと亀助の前では自虐的で、素直に不安を表に出してるように見えたけど、不安は不安でも実際はそんなもんではないという、ドロドロがにじみ出んばかりの顔。
それでいて三味線を弾いているがゆえに抑制されていて。
うーん、たまらん。
あれはホントいい顔だったなー。

誰も見てなければこんな表情で弾くんだなあ。
唯一その場で聴いてるよのさんは後ろに座ってますからね、正面から顔を見てる人は誰もいないわけですよ。
そうした時に表れる素の感情があれというのは、なんつーか、こう、見てはいけないものを見てしまったような気にさせられて、テレビの前だと言うのにハラハラドキドキ。
何度も言うけど、ホントいい顔だったなー。

……マズい。
このままでは玉木のファンになってしまう。
いや、なればいいんだけどさ。
にしても玉木の新次郎さんには絶えずワクワクドキドキさせられるなあ。
表情の一つ一つが何を語っているかまるわかりで目が離せない。
人の気持ちがわかる優しい人だから人当たりがよいけど、人の気持ちとは別に自分の気持ちだって当然あるわけで、そこの内心のせめぎ合いが見ていてホント面白い。

玉木、演技上手かったんだなあ……。
前にも書いたけど、ロマンティックコメディをどんどんやってくれないかな。

というより、これから一週間「あさが来た」がないのが寂しい。
来年はどういう展開になるんだろう。
加野屋もお父さんが亡くなりはって雰囲気が変わったし、古き良き太平の江戸時代はすっかり遠くなりにけり。

どういう展開になっても新次郎さんとあさが仲良くやってくれたらいいなあ。
んで、新次郎さんはいつまでも男前で。
できれば感情をそのまま誰かにぶつけてみて。
いろんな新次郎さんが見たいから、いろいろやってくれたらうれしい。

玉木、がんばれ。
よろしく玉木。
最後まで素敵な新次郎さんでお願いします。




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by teri-kan | 2015-12-28 01:17 | 朝ドラ | Comments(0)