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「三つの恋の物語」

ダルタニャン物語の第9巻。
アレクサンドル・デュマ著、鈴木力衛翻訳。
講談社文庫。

盛り沢山の巻でした。
なんだかいろいろありました。
ホントにいろいろありました。
結構オールスターキャスト。
あ、肝心の人物がいないか。
アトスはなにやってるんだアトスは。
大事な息子の危機だというのに。
……うっっ(涙)……ラウルかわいそう……(涙)。
なんかすごいことになっちゃったなー。

……といった感じの「三つの恋の物語」の感想です。
宮廷で恋愛するというのは大変なんだのう……。




ダルタニアンLOVE
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by teri-kan | 2017-06-28 10:39 | | Comments(0)

「華麗なる饗宴」

ダルタニャン物語の第8巻。
アレクサンドル・デュマ著、鈴木力衛翻訳。
講談社文庫。

いや~、饗宴は華麗なんですけどねえ。
ダルタニアンが活躍したのは最初だけ。
アトスはほんのちょっと出ただけ。
ポルトスにいたっては影も形もない。
アラミスは相変わらずコソコソしてたけど。

うーん、激しく四銃士不足!

一体彼らを出さずに物語は何をしていたのかというと、あれですよあれ。
ビバ・若者。
第8巻はタイトル通り、華麗なる、ザ・宮廷恋愛物語。
王は「仮面の男」のルイに近づきつつあるのです。
宮廷内の恋愛はこみこみに込み入ってるのです。
はっきりいって悲劇が起きない方が不思議な展開……(涙)。




あ~い~それは~はげしく~
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by teri-kan | 2017-06-19 10:38 | | Comments(0)

ヴァンヌから広島へ

「ダルタニャン物語」の第三部「ブラジュロンヌ子爵」を読んでるところなのですが、若い頃聖職者志望だったアラミスは、第8巻現在でヴァンヌの司教を務めております。
只今「地図と物語の照らし合わせ」にハマっているワタクシは、そんなわけでヴァンヌについてちょっと調べてみました。





心にうつりゆくよしなし事をそこはかとなく書きつくれ~
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by teri-kan | 2017-06-14 14:40 | フランス映画 | Comments(0)

「ノートル・ダムの居酒屋」

ダルタニャン物語の第7巻。
アレクサンドル・デュマ著、鈴木力衛翻訳。
講談社文庫。

若きルイ14世のご親政が始まるということは、国自体も若々しくなるということ。
ブラジュロンヌ子爵ラウルと彼のお友達のエピソードも俄然増えて、雰囲気が華やかに、そして少々軽薄になりつつあります。
軽薄というのは作品がというのではなく、若者だから。
若者は若者というだけで危ういです。
今まで読みながら映画「仮面の男」を思い浮かべても、「おとーさんがアレ」というトンデモ設定だったため、「映画は完全な作り話で原作とは違うんだ」と考えてたのですが、ここにきて不安が大きくなってきました。

映画みたいになったらイヤだなー。
原作のルイ14世は映画よりマトモだけど、別のところでややこしそうな人がいるし。

ふと思い出したんだけど、そういえば「仮面の男」を公開時に見た時、「年とった三銃士のお話を思い付くなんてすごいなあ」と、確か感心したんですよね。
壮年・老年の彼らの話が原作にあるということを知らなくて、「うまいこと考えたなあ」って感動すらしてた(笑)。
デュマの鉄仮面の話もよく知らなくて、ていうか、鉄仮面は鉄仮面で、三銃士のお話とは別個のものだと思ってたから、「おおー、鉄仮面と三銃士の話が合わさるのかー、面白い映画だー」って、それこそ大感動してた(笑)。
思い返すと笑えます。



……といった、映画の成り行きを思うと先がかなり心配なラウルと、相変わらず精力的なダルタニアンがメインの第7巻「ノートル・ダムの居酒屋」。
この居酒屋をめぐる騒動が大笑い。
ダルタニアンはやはり大活躍なのでした。




初めて銃士隊が剣を振るって仕事してるところを見たかも
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by teri-kan | 2017-06-12 10:56 | | Comments(0)

信仰心とかいうもの

「ダルタニャン物語」を読み始めてはや二か月。
現在第7巻に手をつけたところですが、ここまでのアトスがとんでもなく興味深いので、今の時点で感じることを書いておきたい気分に。




神を信じる&地図が欲しい
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by teri-kan | 2017-06-05 15:03 | | Comments(2)

「将軍と二つの影」

ダルタニャン物語の第6巻。
アレクサンドル・デュマ著、鈴木力衛翻訳。
講談社文庫。

いよいよ第三部「ブラジュロンヌ子爵」スタートです。
「二十年後」から十年後、「三銃士」から三十年後、いよいよ五十代の彼ら登場。
「三銃士」の時には影も形もなかったルイ14世が、「二十年後」ではただのお子様だったルイ14世が、ここではとうとう立派な若者になって登場。

そう、「仮面の男」のディカプリオ君が出てくるのです。
頭の中で若き王は完全にディカプリオ君です。
ブイブイ言わせてたイヤなルイじゃなくて、おとなしそーなかたわれの方。

アトスはジョン・マルコビッチとトム・バークが微妙にブレンドされた風貌になっています。
ジョン・マルコビッチよりは小奇麗なのです。
ダルタニアンはガブリエル・バーンのように全然重々しくも立派でもありません。
ルーク・パスカリーノ君をそのまま老けさせた方がしっくりきます。
それはなぜか。

……といった感じで始まる、「将軍と二つの影」の感想です。




あれから十年もたってるのにビックリですよ~
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by teri-kan | 2017-06-02 10:23 | | Comments(0)

「復讐鬼」

ダルタニャン物語の第5巻。
アレクサンドル・デュマ著、鈴木力衛翻訳。
講談社文庫。

第二部「二十年後」の完結編です。
清教徒革命とフロンドの乱を背景に、三銃士+1+従者たちが大活躍。
ホントに大活躍。
イギリス脱出行なんて最高すぎる。
命かかってるのに、もはやギャグ。
あー、面白い。
デュマは素晴らしいね!

それはまあいいとして、講談社の「ダルタニャン物語」は巻頭に登場人物紹介が載ってるのですが、4巻と5巻のとある人物の紹介がモロにネタバレで、「なんでこれをここに書くんだ!?」と、シンジラレナーイ気持ちでいっぱいになっています。
これから読む方は本編を読む前に人物紹介ページを見ることは避けた方がいいですね。
そうすればラストページのポルトスの驚きとスッキリ感が共有できる。

はい、決して見てはいけません。
実はネット上でこのページを見ることができますが、絶対に見てはいけないのです……。



では第5巻「復讐鬼」&第二部「二十年後」全体の感想。




革命と王権
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by teri-kan | 2017-05-29 08:44 | | Comments(0)

「謎の修道僧」

ダルタニャン物語の第4巻。
アレクサンドル・デュマ著、鈴木力衛翻訳。
講談社文庫。

第二部「二十年後」の中巻です。
マザランが支配する宮廷と、市民の代表のようになってる高等法院の対立が激化し、とうとうフロンドの乱が勃発します。

高等法院とは法服貴族によって構成されてる機関で、ドラマ「マスケティアーズ」ではシーズン3の第2話に出てきた判事が、おそらくその法服貴族。
捕らえた難民の死刑について王族のパリ総督と対立してた人ですね。
「総督も法に従うべき」と強硬に主張してました。

あと、第9話で摂政人事について貴族の反発を懸念してた人も。
法服貴族は官位を金で買えたので裕福な市民出身者が多く、従来の宮廷貴族とは対立傾向にありました。
王妃が評議会に怒りまくってたけど、ああいった対立の図式が悪化したなれの果てがフロンドの乱と考えれば、案外わかりやすいのではないかと思います。

といった背景を押さえたところで、「謎の修道僧」の感想。




因果は巡る
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by teri-kan | 2017-05-22 08:58 | | Comments(0)

「我は王軍、友は叛軍」

ダルタニャン物語の第3巻。
アレクサンドル・デュマ著、鈴木力衛翻訳。
講談社文庫。

ここから三巻にわたって第二部の「二十年後」です。
「二十年も後の話かい!」って突っ込みたくなるけど、読むとそこまでブランクを感じないというか、普通に第一部「三銃士」の後日談ぽかったりします。
二十年を現代の時間で捉えたらダメですね。
17世紀のお話ですから、今でいえば数年という感覚でよいかと思います。

とはいえ二十年は二十年なので世代は替わってる。
政治の実権を握ってるのはリシュリューではなくマザラン。
三銃士+1もそれぞれの場所でそれぞれの人生を送ってる。
イケイケ時代とは違い、酸いも甘いもかみしめた、もういい大人。

そんな二十年後の、新たな彼らの冒険スタートって感じです。




気前の良さは美徳
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by teri-kan | 2017-05-17 11:12 | | Comments(0)

「妖婦ミレディーの秘密」

ダルタニャン物語の第2巻。
アレクサンドル・デュマ著、鈴木力衛翻訳。
講談社文庫。

第一部「三銃士」はこれで完結です。
最後は大団円。
いろいろあるけれど、とりあえず大団円。




ミレディすげーっ
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by teri-kan | 2017-05-15 09:27 | | Comments(2)