タグ:社会 ( 83 ) タグの人気記事

譲位と生前退位

皇后陛下が生前退位という言葉にショックを受けておられたということが明らかになって、ちょっと考えてしまいました。
私も「なんで譲位って言わないの?」と思ってたクチなので、改めてどうしてなのかを考えたのです。

で、自分なりに出した答えが、譲位という言葉には天皇の意志が入ってるから、ということなのかなあということでした。
位を降りる降りないの判断をご自身でしてはいけない、ということになってるからかなと。
「譲る」という言葉が不都合だってことですかねえ。
でもこの答えは自分でも全く気に入らないので、そうではなくて別のこういう理由があるのだということを誰か教えてくれないものかって感じです。

正直言って、譲位は譲位でいいじゃんと思うんですよね。
意志が云々言ってたらキリがないと言うか、帝が変わることを譲位と即位でシンプルに言い表せばいいだけのような気がするのだけど、なんだか難しいんですね。
実を言うと、古典で「譲位」に慣れ親しんでるので、生前退位という言葉の無味乾燥さに萎えまくってるんです。
古代から続く譲位の歴史の積み重ねをまるっと無視した、この灰色感覚といいますか、味もそっけもない感じといいますか、うーん、いやー、ホント、寒々しいなあ。

まあでも、生前退位という言葉はともかく、それがそう簡単な話ではないことは、ここ数か月の間に知ることはできました。
現代はホントに縛りがきついんですね。
なかなか進むのは容易でなさそうです。

天皇陛下のお言葉が出たばかりの頃は、お気楽に考えてたんですけどねー。
古代史好きの源氏物語ファンということもあって、私は普通に「譲位」と言ってたし、退位されたら「上皇様」って呼べばいいと思ったし、今の継承順位でいけば秋篠宮様が「皇太弟」になられるんだろうと思ったし、「皇太弟」という呼び名がマズイなら「東宮」にしたらいいんじゃない?と思ったし、ものすごーく簡単に考えていたのです。
が、いろいろ知ると確かにそう簡単にはいかない……。
細かく考えていくと、ホントに全くどうにもできなくなります。
これまで先送りされてきたのもわかっちゃうんですよね。
でもいつまでもそれでいいわけないのは確かなわけで……。

今は生きようと思えば、というか、生かせようと思えば意識がなくても長く生かせることができる時代ですから、終身在位というのはそぐわないと思うのです。
どこまでが限界かという議論は当然あってしかるべきかなと。
いい話題じゃないのでホント先送りしたいですけどね。

政治的なことを言ってはいけないとか、政治利用してはいけないとか、そういう話になるとデリケートすぎる上に話が膨大になるので触れません。
が、なんとか良い方向へまとまってもらいたいです。
今の時代に合ったものに落ち着けばいいですね。




[PR]
by teri-kan | 2016-10-24 14:01 | その他 | Comments(0)

「問題は英国ではない、EUなのだ」

副題は、21世紀の新・国家論。
エマニュエル・トッド著、文春新書。

経済や景気からじゃないイギリスのEU離脱を解説してる文章って少なくて、新聞でも歴史学の先生が書いてたのってちょっとしかなかったような気がします。
マスコミの論調は「イギリスの選択は愚かだ」が主流だし、そんな中でこの本は結構貴重なのではないかと思います。





感想
[PR]
by teri-kan | 2016-10-14 15:19 | | Comments(0)

最近のいろいろ


・異常な都知事選

消去法でいくしかないし、それでいったら一人しかもういないような気がするんですけど。
でも直に演説聞いたりしてる都民の皆さんには肌で感じるものがあるだろうから、どうなるかはわかりません。
都民でない人間にはオリンピックをまともなものにしてよね!という思いが第一だったりしますが、さすがに住んでる人はそれだけの問題じゃないですしね。



・障害者施設の大量殺人事件

残忍すぎて言葉を失う事件です。
犯人の動機や理屈の解明はこれから成されるのでしょうが、社会が生んだ悪としてそれを社会全体で直視できるのか、ちょっとよくわからないです。
なんでこんなことが出来たのか、もう理解不能。
この件は考えるべきことが多いのだけど難しすぎる。



・フランスとドイツとトルコ

もうドイツとフランスには安全なんて無いも等しいんじゃないかな。
手口も対象もなんでもアリになってるし。
しかも解決策が見当たらない。
今この時にさえテロが起こってもおかしくないくらいですよね。

トルコも恐ろしくてあれだけの観光地なのにそれどころじゃないような。
アラブ世界が崩壊して、EUも危機が明らかになって、その中継地点が無事でいられるわけないというか、あの辺どうなってしまうんだろう。
どんどん世界が悪くなっていく……。



・監督解任

FC東京とジェフ千葉が成績不振によりシーズン途中でありながら監督解任。
両者の共通点は90分までリードしながらロスタイムで逆転負けをくらうという、ありえない試合をしたということ。
もちろんそれだけじゃないけど、ある意味象徴的ではありました。
上手くいってないチームは恐ろしい。
ていうか、この二つはフロントがホントによくわからない。
千葉は前からだけど、東京は……うーん……なんでフィッカデンティ替えたかなあ。

ちなみに岐阜のラモスも解任されてて、上手くいってなかったクラブがここにきて一気に動いています。
あとは名古屋がどうなるかなんだけど、どうなるんだろ。
サポーターは気が気じゃないと思うんですけどね。



・うちのネコ

年に一度のワクチン接種をした翌日から二日間、水が飲めなくなってハラハラしました。
もう12才に近いネコなんだけど、こんなの初めて。
水は飲まないくせにカリカリはそこそこ食べてて、三日目に水が飲めるようになったら、今度は食欲不振。
もともと便秘だったのが、一日数粒くらいしか食べないから超便秘に。
二週間で完全復活したけど、一体なんだったんだろう。
ワクチンの副作用だと思うんだけど、ホント元気がなかった。
今は前みたいに「オカエリー」ってテケテケ玄関にお出迎えしてくれるからいいんですけどね。
暑さにダラける猫に癒されてます。




[PR]
by teri-kan | 2016-07-27 14:29 | その他 | Comments(7)

「西洋音楽史」

岡田暁生著、中公新書。


非常に好感度の高い本。
何がかと言うと、誤解を恐れずに書くなら、クラシック専門家にありがちな偉そうな感じがしないということです。
音楽に対して謙虚なんだろうなあと思うと同時に、読者へも謙虚。
特にここが大事だけど、クラシック素人に対して謙虚。
目線の高さが同じに思える。
クラシック専門家から時に感じる圧迫感、某巨大掲示板でさえ時折感じさせられる素人を物の数に入れないかのような雰囲気、言うなればエリート臭、そういったものがこの本からは感じられなくて、私のような素人でも心地よく読むことができました。





神と音楽と感動が合わさる幸福
[PR]
by teri-kan | 2016-07-13 14:54 | | Comments(2)

EUから出るとか残るとか

イギリスってしょっちゅう国民投票やってるような気が。
これって良い方法なのかね?
国民の間で議論が進むのはいいけど、対立を煽ってるだけのような気がしないでもない。





上の人達 VS 庶民
[PR]
by teri-kan | 2016-06-24 00:27 | その他 | Comments(4)

権力って恐ろしい

東京都知事の力がどのくらいすごいのか知らないけど、地位や権力はここまで人間性を暴くものなのかと感心させられた今回の件でした。
政治家やるってのも恐ろしいものですねえ。

大きく話題になってるのは公用車で別荘に通ったとか、公費で私物を買ったとか、家族で使ったとか、身近なセコイ話ばかりだけど、この人の一番の問題は殿様気取りの外交の方ですよね?
うさんくさい話がぼろぼろあるんだけど、断然そっちの方が気になりますね。

ファーストクラスがどうとかいう話も、「へえ、この人は王様になりたかった人なんだ」と、幻滅しかありませんでした。
そりゃあオリンピックをやりたかったでしょうねえ。
リオの閉会式にも出たかったでしょう。
自分をきらびやかな立場に置きたい人だったってことでしょうが、今時の日本でこういう人がいるのかーと、呆れるしかありませんでした。

この手の成り上がりって、後進国でよくある権力取った途端に私腹を肥やして王様然とする人をイメージさせますよね。
ナッツリターンのように、立場にあぐらをかいて権力を乱用するような、何かはき違えてるんじゃないの?というような人とかも。
いやー、ホント、稀にみる貧乏ったらしい人でした。
何度も言うけど、今時の日本でよくこんなことやったなあ。

だってあからさますぎてみっともないじゃないですか。
権力者になった途端公金使って派手に振る舞うとか、好き勝手やり始めるとか。
そりゃその立場になれば皆えらそうになるだろうけど、庶民に目をつけられるほど王様になるなんて、みっともないったらありゃしない。
理屈で捩じ伏せられると思ってたところがまた情けなくて、頭がよかろうが法に触れてなかろうが、みっともないものはみっともないんですよ。
そこの感覚の違いが、もう凄まじいくらい違ってましたね。

毎日毎日このニュースでうんざりしてたんで、辞任が決まったことにはホッとしました。
選挙のお金がーとかオリンピックのスケジュールがーとか言ってるけど、しょうがないですよ。リオの閉会式でこの人がいるのを見て耐えられる人はいないでしょう。

スタジアムとかエンブレムで問題だらけの上に都知事の不祥事まで続いて、東京五輪のイメージがガタ落ちだとも言われてるけど、ここももう逆転の発想で、今まで問題が頻発していたのは都のトップがふさわしくない人だったからだと考えるのです。
都知事が悪かったから問題が起きていたのだと。
後ろ向きに考えても仕方ありません。こうなったからには前向きに行くべきです。
今回の都知事辞任で厄を全て落とす!
これで仕切り直しをするしかありません。

というわけで、次こそはまともな都知事をよろしく。
都だけの問題じゃないので、都民のみなさんには良い人を選んで下さいとお願いしたいです。




[PR]
by teri-kan | 2016-06-17 09:21 | その他 | Comments(2)

原爆投下の意味

デリケートな話題の上に、非常に個人的な意見です。
テレビや新聞を見ていて感じた素朴な思い、といった程度で読んでいただけたら。





More
[PR]
by teri-kan | 2016-05-16 23:39 | その他 | Comments(0)

「異端の人間学」

五木寛之、佐藤優著、幻冬舎新書。

ロシアを知りたければロシアに詳しい二人の対談本!

……というわけで読んでみました。
読みやすいしオススメです。
でもロシアへの親近感はあまり持てません(笑)。
「へー、そういう国かあ」ということはわかっても、仲良くしたいかどうかはまた別物です。

そういう風に思っているのは、多分私だけではないんでしょう。
日本におけるロシアの不人気が深刻で、本書でも外務省がロシア専門家を育ててないことに苦言を呈していたけど、まあそういう賢い人達の事情はともかく、一般人レベルで言えば、ロシアってとことんインテリゲンチャのものなんだなあ、という感じです。
既にこの本からして「ロシアについてもっと知れ」と仰ってる方々がその代表のようなお二人。
知的活動をしなければわからないシロモノ、無理矢理脳みそ働かせてやっとお近づきになれるシロモノ、ソ連もロシアもそんな感じで、なんといいますか、むしろなんでこんな気楽でない国なのでしょうか。
司馬遼太郎の「ロシアについて」で、こんな歴史だからそういう性格になってもしょうがないんだーと思ったことはありますが、それにしてもねえ、いつまでも灰色のイメージなんですよねえ、ロシアって。ソ連でなくなっても。

それがヨーロッパではロシア恐怖症に繋がってしまうということなのでしょう。
日本はわからないままに放っておいてる感じのようですが。
どちらにしてもこんな国だからこそ専門家が必要ってことで、インテリの人には頑張ってもらいたいものです。



ところで、実は私がこの本で最も印象に残ったのは、実はロシアについてではなく、この二人のもう一つの得意分野、「宗教」についてのことでした。
なので、ちょっとそれについて妄想膨らませます。
「アホか」と突っ込まれてしまいそうなくらいアホな妄想なので、生暖かく見てもらいたいです。
五木寛之が、宗教の性格は開祖の没年齢で決まる、というようなことを言ってたのが面白かったので、それについて思ったことをつらつらと。





イエスの享年は33歳か36歳
[PR]
by teri-kan | 2016-04-27 11:15 | | Comments(2)

熊本城の思い出

「真田丸」は舞台が大阪に移って、加藤清正が出てるんですよね。
築城の名手、加藤清正。
ううっ……熊本城(涙)。

地元の方々のショックは想像を絶するに余りあります。
日本の城は災害や戦災で壊れては修復し壊れては復元し、の歴史だけど、自分の代に崩壊が起こるのはショックですよね。
皆さんの落胆を思うと言葉もありません。



熊本城には二度訪れたことがあります。
天守閣はシンボルとして市街から見るのに素晴らしい建築物ですが、個人的に印象に残っているのは石垣の方で、熊本城と言われたらまずはその石垣、武者返しを思い出していました。
でもその立派な石垣が……(涙)。
残念です。

二度目に熊本城を訪れたのは本丸御殿が出来たばかりの頃で、ちょうどサンフレッチェ広島がJ2にいた年だったのもあり、熊本城見物も兼ねてロアッソ熊本対サンフレッチェ広島の試合も観戦しに行きました。
熊本県民総合運動公園陸上競技場(うまかな・よかなスタジアム)ですね。
駅からシャトルバスに乗って、畑が広がる広大な土地を眺めながら、「たくさん野菜の出来そうなところだなー」という感慨を持ちつつ、ほどよい時間で到着。
試合内容は熊本健闘、広島は勝ったものの出来が最悪。
しかしこの時の危機感から今につながるシステムが考案され、後の快進撃が起こるという、サンフレッチェ広島的にはクラブ史のターニングポイントとなるような試合でした。
なので個人的にはこのスタジアムはとても感慨深い。
同じ山の中でもビッグアーチより行きやすくていいなあと思ったことも懐かしい。

そんなスタジアムは、現在支援物資の集積場になっているようです。
改めて地図を見たら熊本市にも益城町にも近いんですね。
確かに多くの物資を置くには最適の場所に思えます。
でもこれでは試合開催は当分無理でしょう。
そもそもクラブ自体が試合どころではないですよね。
選手もまずは自分と家族の安全です。
今季のロアッソは素晴らしいスタートダッシュを切れていたので残念ですが、先のことを考えるにしても、余震がどうにかならなければどうにもなりません。

まずは生きていくことが大事ですよね。
熊本城の姿はショッキングでしたが、それでもまだ修復できないことはないはず。
阿蘇神社も、いつかどうにかなると信じたい。
今は命を途絶えさせないことが第一。
苦しい避難生活を強いられている方々が少しでも楽になれるよう願っています。
[PR]
by teri-kan | 2016-04-18 15:43 | その他 | Comments(0)

熊本地震

うちの地域では震度2でしたが、揺れが長かったんです。
阪神・淡路を思い出して、イヤな気持ちでテレビをつけたら、震度7。
熊本が大変なことになっていました。

余震が半端じゃなくて、地震速報が出るたび心が折れそうになりました。
テレビを見てるだけでそうなんだから、現地の人に心を強く持ってと言っても難しいですよね。
余震のせいで救助もスムーズに進まなかったようだし、とにかく早く揺れが静まってくれと思います。

避難されてる方々の安全確保と、怪我人の手当、道路や鉄道、電気、水道等のインフラの一刻も早い復旧を願っています。
それから犠牲になった方々に心からのお悔やみを。
しばらく混乱が続くでしょうが、皆様頑張って下さい。





[PR]
by teri-kan | 2016-04-15 16:43 | その他 | Comments(0)