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「西洋音楽史」

岡田暁生著、中公新書。


非常に好感度の高い本。
何がかと言うと、誤解を恐れずに書くなら、クラシック専門家にありがちな偉そうな感じがしないということです。
音楽に対して謙虚なんだろうなあと思うと同時に、読者へも謙虚。
特にここが大事だけど、クラシック素人に対して謙虚。
目線の高さが同じに思える。
クラシック専門家から時に感じる圧迫感、某巨大掲示板でさえ時折感じさせられる素人を物の数に入れないかのような雰囲気、言うなればエリート臭、そういったものがこの本からは感じられなくて、私のような素人でも心地よく読むことができました。





神と音楽と感動が合わさる幸福
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by teri-kan | 2016-07-13 14:54 | | Comments(2)

EUから出るとか残るとか

イギリスってしょっちゅう国民投票やってるような気が。
これって良い方法なのかね?
国民の間で議論が進むのはいいけど、対立を煽ってるだけのような気がしないでもない。





上の人達 VS 庶民
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by teri-kan | 2016-06-24 00:27 | 事件・出来事 | Comments(4)

権力って恐ろしい

東京都知事の力がどのくらいすごいのか知らないけど、地位や権力はここまで人間性を暴くものなのかと感心させられた今回の件でした。
政治家やるってのも恐ろしいものですねえ。

大きく話題になってるのは公用車で別荘に通ったとか、公費で私物を買ったとか、家族で使ったとか、身近なセコイ話ばかりだけど、この人の一番の問題は殿様気取りの外交の方ですよね?
うさんくさい話がぼろぼろあるんだけど、断然そっちの方が気になりますね。

ファーストクラスがどうとかいう話も、「へえ、この人は王様になりたかった人なんだ」と、幻滅しかありませんでした。
そりゃあオリンピックをやりたかったでしょうねえ。
リオの閉会式にも出たかったでしょう。
自分をきらびやかな立場に置きたい人だったってことでしょうが、今時の日本でこういう人がいるのかーと、呆れるしかありませんでした。

この手の成り上がりって、後進国でよくある権力取った途端に私腹を肥やして王様然とする人をイメージさせますよね。
ナッツリターンのように、立場にあぐらをかいて権力を乱用するような、何かはき違えてるんじゃないの?というような人とかも。
いやー、ホント、稀にみる貧乏ったらしい人でした。
何度も言うけど、今時の日本でよくこんなことやったなあ。

だってあからさますぎてみっともないじゃないですか。
権力者になった途端公金使って派手に振る舞うとか、好き勝手やり始めるとか。
そりゃその立場になれば皆えらそうになるだろうけど、庶民に目をつけられるほど王様になるなんて、みっともないったらありゃしない。
理屈で捩じ伏せられると思ってたところがまた情けなくて、頭がよかろうが法に触れてなかろうが、みっともないものはみっともないんですよ。
そこの感覚の違いが、もう凄まじいくらい違ってましたね。

毎日毎日このニュースでうんざりしてたんで、辞任が決まったことにはホッとしました。
選挙のお金がーとかオリンピックのスケジュールがーとか言ってるけど、しょうがないですよ。リオの閉会式でこの人がいるのを見て耐えられる人はいないでしょう。

スタジアムとかエンブレムで問題だらけの上に都知事の不祥事まで続いて、東京五輪のイメージがガタ落ちだとも言われてるけど、ここももう逆転の発想で、今まで問題が頻発していたのは都のトップがふさわしくない人だったからだと考えるのです。
都知事が悪かったから問題が起きていたのだと。
後ろ向きに考えても仕方ありません。こうなったからには前向きに行くべきです。
今回の都知事辞任で厄を全て落とす!
これで仕切り直しをするしかありません。

というわけで、次こそはまともな都知事をよろしく。
都だけの問題じゃないので、都民のみなさんには良い人を選んで下さいとお願いしたいです。




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by teri-kan | 2016-06-17 09:21 | 事件・出来事 | Comments(2)

原爆投下の意味

デリケートな話題の上に、非常に個人的な意見です。
テレビや新聞を見ていて感じた素朴な思い、といった程度で読んでいただけたら。





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by teri-kan | 2016-05-16 23:39 | 事件・出来事 | Comments(0)

「異端の人間学」

五木寛之、佐藤優著、幻冬舎新書。

ロシアを知りたければロシアに詳しい二人の対談本!

……というわけで読んでみました。
読みやすいしオススメです。
でもロシアへの親近感はあまり持てません(笑)。
「へー、そういう国かあ」ということはわかっても、仲良くしたいかどうかはまた別物です。

そういう風に思っているのは、多分私だけではないんでしょう。
日本におけるロシアの不人気が深刻で、本書でも外務省がロシア専門家を育ててないことに苦言を呈していたけど、まあそういう賢い人達の事情はともかく、一般人レベルで言えば、ロシアってとことんインテリゲンチャのものなんだなあ、という感じです。
既にこの本からして「ロシアについてもっと知れ」と仰ってる方々がその代表のようなお二人。
知的活動をしなければわからないシロモノ、無理矢理脳みそ働かせてやっとお近づきになれるシロモノ、ソ連もロシアもそんな感じで、なんといいますか、むしろなんでこんな気楽でない国なのでしょうか。
司馬遼太郎の「ロシアについて」で、こんな歴史だからそういう性格になってもしょうがないんだーと思ったことはありますが、それにしてもねえ、いつまでも灰色のイメージなんですよねえ、ロシアって。ソ連でなくなっても。

それがヨーロッパではロシア恐怖症に繋がってしまうということなのでしょう。
日本はわからないままに放っておいてる感じのようですが。
どちらにしてもこんな国だからこそ専門家が必要ってことで、インテリの人には頑張ってもらいたいものです。



ところで、実は私がこの本で最も印象に残ったのは、実はロシアについてではなく、この二人のもう一つの得意分野、「宗教」についてのことでした。
なので、ちょっとそれについて妄想膨らませます。
「アホか」と突っ込まれてしまいそうなくらいアホな妄想なので、生暖かく見てもらいたいです。
五木寛之が、宗教の性格は開祖の没年齢で決まる、というようなことを言ってたのが面白かったので、それについて思ったことをつらつらと。





イエスの享年は33歳か36歳
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by teri-kan | 2016-04-27 11:15 | | Comments(2)

熊本城の思い出

「真田丸」は舞台が大阪に移って、加藤清正が出てるんですよね。
築城の名手、加藤清正。
ううっ……熊本城(涙)。

地元の方々のショックは想像を絶するに余りあります。
日本の城は災害や戦災で壊れては修復し壊れては復元し、の歴史だけど、自分の代に崩壊が起こるのはショックですよね。
皆さんの落胆を思うと言葉もありません。



熊本城には二度訪れたことがあります。
天守閣はシンボルとして市街から見るのに素晴らしい建築物ですが、個人的に印象に残っているのは石垣の方で、熊本城と言われたらまずはその石垣、武者返しを思い出していました。
でもその立派な石垣が……(涙)。
残念です。

二度目に熊本城を訪れたのは本丸御殿が出来たばかりの頃で、ちょうどサンフレッチェ広島がJ2にいた年だったのもあり、熊本城見物も兼ねてロアッソ熊本対サンフレッチェ広島の試合も観戦しに行きました。
熊本県民総合運動公園陸上競技場(うまかな・よかなスタジアム)ですね。
駅からシャトルバスに乗って、畑が広がる広大な土地を眺めながら、「たくさん野菜の出来そうなところだなー」という感慨を持ちつつ、ほどよい時間で到着。
試合内容は熊本健闘、広島は勝ったものの出来が最悪。
しかしこの時の危機感から今につながるシステムが考案され、後の快進撃が起こるという、サンフレッチェ広島的にはクラブ史のターニングポイントとなるような試合でした。
なので個人的にはこのスタジアムはとても感慨深い。
同じ山の中でもビッグアーチより行きやすくていいなあと思ったことも懐かしい。

そんなスタジアムは、現在支援物資の集積場になっているようです。
改めて地図を見たら熊本市にも益城町にも近いんですね。
確かに多くの物資を置くには最適の場所に思えます。
でもこれでは試合開催は当分無理でしょう。
そもそもクラブ自体が試合どころではないですよね。
選手もまずは自分と家族の安全です。
今季のロアッソは素晴らしいスタートダッシュを切れていたので残念ですが、先のことを考えるにしても、余震がどうにかならなければどうにもなりません。

まずは生きていくことが大事ですよね。
熊本城の姿はショッキングでしたが、それでもまだ修復できないことはないはず。
阿蘇神社も、いつかどうにかなると信じたい。
今は命を途絶えさせないことが第一。
苦しい避難生活を強いられている方々が少しでも楽になれるよう願っています。
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by teri-kan | 2016-04-18 15:43 | 事件・出来事 | Comments(0)

熊本地震

うちの地域では震度2でしたが、揺れが長かったんです。
阪神・淡路を思い出して、イヤな気持ちでテレビをつけたら、震度7。
熊本が大変なことになっていました。

余震が半端じゃなくて、地震速報が出るたび心が折れそうになりました。
テレビを見てるだけでそうなんだから、現地の人に心を強く持ってと言っても難しいですよね。
余震のせいで救助もスムーズに進まなかったようだし、とにかく早く揺れが静まってくれと思います。

避難されてる方々の安全確保と、怪我人の手当、道路や鉄道、電気、水道等のインフラの一刻も早い復旧を願っています。
それから犠牲になった方々に心からのお悔やみを。
しばらく混乱が続くでしょうが、皆様頑張って下さい。





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by teri-kan | 2016-04-15 16:43 | 事件・出来事 | Comments(0)

G7外相会合 in広島

広島でG7外相会合が4月10日11日に行われました。

平和公園をアメリカの現職国務長官が訪れるというのが、なんかもうすごいなあという感覚でした。
時代は変わるものなんだなというのと、よくまあ来てくれたなあというのと、抱いた感情は様々です。

G7という枠組みがあったから実現できたというのはあるんでしょうね。
アメリカ一国だったら無理だったでしょうし、直に被爆者の声を聞いてほしかったとの声もありましたが、何はともあれ来ることがまず大事。
これでハードルは一つ下がったのだから、これからどんどん偉い人に広島を訪れてほしいものです。
今回のことだけで劇的に何か変わるとは思いませんが、一つ一つ積み重ねていくことが大事ですからね。
ケリー国務長官の原爆資料館についての感想は大変率直で印象的で、やはりまずは見てもらうことが大事なのだと改めて思いましたし、これからアメリカのみならず世界中の人達にもっと来てもらいたいという思いを個人的にも強くしました。

政治家はもちろんですが、将来の政治家には特に来てもらいたいですね。
若い年代の方にこそ来て見てもらいたい気持ちがあります。
現在はどうなのかわからないけど、平和公園を訪れる外国人観光客は、かつてはほとんど白人で、層としてはお金があって意識が高い人が来るといったイメージでした。
そういう人達はもともと平和主義者だからよいとして、やはりより見てもらいたいのは未来を担う若者、特に政治的に不安定な国にいる人達、現状を変えるため核を持ちたいと思いかねないような国の人達、もちろん既に保有してる国の若者は当然です。
政治家はもちろんのこと、ありとあらゆる国と地域、年代の人に訪れてもらいたいですね。



国際政治の世界は難しいし、核兵器は非人道的だと個人では思っていても国となると事情が違うと考える人は多いし、簡単な歩みでないことはわかっています。
戦前から今日まで、日本に最も多く住む外国人は朝鮮半島出身者ですが、原爆の悲惨さも九条のありがたさも日本人以外で最もよく知る人達でさえ、本国の軍事大国化を止めることはできず、世界中が反対している核実験も黙って見てるだけです。
非核化や九条保持を訴えたって、隣国でさえこうなんだから世界でどうこうなんて難しすぎるよなあって諦め気分もあります。
だからケリー国務長官が広島を訪れたからって何がどうなるとは全く思えないんだけど、でもケリーさんの言葉は真摯なものだったし、今後に望みを託すとすれば、やはり個人の人間としての良心しかないんですよね。

だからとにかく多くの外国人に来てもらいたいし、呼び込むためのありとあらゆる手段を広島はとってほしいと思う。
サッカースタジアムを街の中心地にと言ってるのも、各年代のユース代表の大会や女子代表の大会を開いて、若者を中心にアジアや世界からたくさん人を呼んでほしいという気持ちもあるからです。
それ以外に外国人を大勢呼べる跡地利用の案があるならそれも検討すればいいと思うし、とにかく平和公園と資料館を多くの人が訪れる方策を考えてほしい。

やっぱり被爆の実相を知るとショックらしいんですよね。
原爆の実態を本当に海外の人達は知らないようだから、使ったらどれだけのことになるのか、まずは知ってほしいのです。
今回の外相会合が良い流れを呼び込んでくれることを期待したいです。




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by teri-kan | 2016-04-13 11:39 | 事件・出来事 | Comments(0)

「新・映像の世紀」第5集の若者とチェコとドイツ

見逃してる回もあるんだけど、見られる時は見ているNHKスペシャル、「新・映像の世紀」。
昨日はベトナム戦争に反対する若者の反戦運動、共産主義の独裁に対する反体制運動、それらを取り扱った「若者たちの反乱・NOの嵐が吹き荒れる」でした。





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by teri-kan | 2016-02-22 16:53 | 事件・出来事 | Comments(0)

「シャルリとは誰か?」と日本の場合

前回の続き。
カトリックの衰退による宗教的空白、格差拡大によるイスラム恐怖症(外国人恐怖症)の発症、といったフランスの現実を明らかにした上での、著者の日本への指摘についての感想です。





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by teri-kan | 2016-02-17 16:45 | | Comments(2)