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「ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記」(2007)

シリーズ第2作目。
前作より俳優陣がなんだか豪華に。

1作目で名誉を得たニコラス・ケイジとその家族。
ところが今作では大統領暗殺者の末裔という汚名を着せられてしまい、またまた名誉回復のために家族総出で頑張るというお話です。

前作に続き宝探しの作品。
しかもお宝のスケールは大幅にアップ。
仕掛けも格段に大仕掛けに、アクションもその分盛りだくさんに、お宝の場所から逃げ出す方法も……、うーん、あの場面ねえ、あそこだけはちょっといただけないな。エド・ハリス、あれでホントによかったんだろうか。字幕だからこっちの理解が足りてなかったりするだけなんだろうか。

安心して観ていられる映画です。現代にあってはかなり貴重かも。
世の中殺伐としてるのに映画でも殺伐としたもの観ていたくないよっていう人、いないわけじゃないと思うんだよね。
問題を告発する映画、真実をありのままに描く映画の必要性はわかってるけど、ただ楽しく面白がる映画ってのも大事だよね。バカな映画っていうんじゃなく健全にワクワク楽しめる映画。

宝探しものって、そういう意味では王道なんだよ。
また健全な宝探し映画を作ってもらいたいものです。
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by teri-kan | 2013-01-21 11:34 | アメリカ映画 | Comments(0)

「ナショナル・トレジャー」(2004)

ブラッカイマー作品。
考古学者・トレジャーハンターであるニコラス・ケイジが、フリーメイソンによって隠されたテンプル騎士団の財宝をめぐって、アメリカ各地で奮闘するお話です。

この作品を観てなかったら「ロスト・シンボル」をもっと楽しめたような気がします。
というのも、この映画を観て何に驚いたって、「アメリカ合衆国で宝探しをテーマにお話を作ることが可能なのかあ」ということだったからです。
ネイティブアメリカンの宝じゃなく彼らの宝なのがとにかく驚きでした。
アメリカの都市の、何気なく見ていたようなものが宝の手がかりだったり、そういった宝の地図と現代生活の距離の近さにも驚きました。
だからとても楽しかったですねえ。
宝探しイコール古い場所や秘境、って固定観念に縛られなくてもいいんだって思わせてくれたから。

とはいいつつ、宝は旧世界のお宝なんですけどね。
「彼らの」というのも厳密には正しくない。
彼らの祖先はただそれを新大陸に運んできただけであって、宝を作り出したのは古代エジプト人でありギリシャ人であり、所有者は地中海人、あるいはヨーロッパ人、もしくは全人類のはず。
アメリカにあるからといってアメリカの宝ってわけじゃない。



映画としては良く出来てたと思います。
うろ覚えだけどダレることなくサクサクと進んでいったような。

まあ上手くいきすぎというか、突っ込みどころがないわけではありません。
宝の置き場所のあの油なんて、あんなに上手くいくはずあるかいって感じだし。
でもあの場面はとても綺麗なんで、あれはあれで映画的には許せちゃうんですよねえ。
あそこはとても感動的でしたよね。

グロくないのもよかったです。家族みんなで観れる映画。
父と息子の話、ご先祖の話でもあるので、むしろ家族で楽しめばいいと思います。
非常に健全だし、やはり宝探しは楽しいですからね。

うん、なかなか好作品だったと思います。
「ロスト・シンボル」を読むまでここに書くこと忘れてたけど。
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by teri-kan | 2013-01-17 10:49 | アメリカ映画 | Comments(0)

「王の帰還」の人間の実況

先週BSで「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」をやってて、その時ネットの実況も並行して見てたんだけど、フロドとサムの火口での場面で、「フロドごと指輪を突き落とせ」って書いてる人がたくさんいてビックリしました。

いやー、その発想はなかったわ。
でもある意味正しい意見すぎるかも。

本ではなく映画で初めてあの場面を知ってしまった人の意見かなあと、なんとなく思いますね。
映画はすっかり悪人顔になったフロドが目に入ってくるし、それまでのサムとの確執とか挙句の果てのゴラムとの醜い戦いとか、指輪に囚われて可哀想というより「こりゃもうダメだ」と言いたくなるような場面が続くから。
なので「なんだよーフロド」みたいな意見が出てくるのはわかるけど、でもだからといって指輪ごと突き飛ばすことは誰にも絶対に出来ないはずなんだよね。サウロンが、というか指輪がそれをさせないはず。
「フロドを殺してでも指輪を捨てる」と考えるほどブラックな心の持ち主になってしまうなら、それ以前に指輪を自分のものにしたいという欲望に負けるはずだし、そういったちょっとした心の隙が指輪は大好物なんだよ。
ホビットの何がすごいって、そういったブラックな隙がほとんどない人達ってことなんですよね。

だからあそこで「サム、フロドごと指輪を突き落とせ」と言ってる人達は、間違いなく人間なのです。
「ほー、なるほど、その手があったか」と感心した私も人間(笑)。

キレイゴト言うつもり全然ありません。指輪が目の前にあったら思いっきり揺らぐ自信あるし、お国にあんな事情があるなら指輪が欲しくてたまらなかっただろうボロミアの気持ちもすごく理解できる。
だからこそ人間に指輪を持たせちゃいけないなーと思うし、中つ国において本格的な人間の時代が始まるのが指輪消滅後だというの、もっともな成り行きですね。



まあ、サムに「フロドを突き落とせ」と言うくらいなら、かつてのエルロンドに「イシルドゥアを突き落とせ」と言いたいくらいなんですが、そんなのやっぱり無理ですからね。
イシルドゥア、サウロンを倒して奪った正当な指輪の所有者だったし、所有者の意思がこういう場合大事っぽいみたいだし、うーん、考えれば考えるほど思うことなんだけど、よく葬ることができましたよねえ、この指輪。
指輪自身でさえ予期できなかったアクシデントのおかげだけど、でも指輪は絶対フロドとゴラムが醜く争ってる間は「けっけっけっ」ってほくそ笑んでたはずだし、バランス崩して宙に浮かんだ時は「あれ?」って感じだったんだろうなあ。
マズイ、マズイ、こんなはずじゃああああー、と声なき声で叫びながらズブズブと火口に沈んでいったと思うんですよねー。
この辺映画はとても上手かったと思うんだけど、指輪の存在感、めちゃくちゃ大きかったですね。



実は今回の実況ではこの冬公開される「ホビットの冒険」を更に観たいと思わせるような情報があったりして、とてもラッキーでした。
というわけで現在「ロード・オブ・ザ・リング」の世界再びの気持ちがむくむくと上昇中。
映画公開まであと2ヶ月。
待ち遠しいですね。
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by teri-kan | 2012-10-04 11:34 | その他の映画 | Comments(0)

「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」(2003)

壮大な三部作の第三作目。

ホビットの4人はとうとうバラバラになってしまい(一時はフロドとサムさえも)、4人それぞれがそれぞれの戦いに向き合うこととなる今回。
のどかな村でのほほんと純朴に育った彼らが、お城で微妙な人間関係に翻弄されあっちこっちと奮闘したり、戦地の只中でとんでもない敵と対決したり、いやもうそりゃあ頑張ってます。ただ成り行きでついていっただけなのに、メリーとピピン大出世。後々まで名を残す人物になっちゃいました。

しかしなんといってもフロドとサム。
この二人の戦いには心底感心するし、四つん這いで這い上がっていく姿には……何度見返しても、あ、涙が。
あの姿に言葉はいらないですよね。観て、ただ感じればいいんだ。
それくらい壮絶で、そして火口でのやりとりが、これまた壮絶。

原作と違う火口での最後のやりとりは、初見の時はちょっとピンときませんでした。原作のアレが私は大変納得できていたので、ちょっとガッカリした口かもしれません。例の叫び声もなかったし。
でも映像的な効果からいえば、このパターンもありかなと。ゴラムの幸せそうな顔はとても良かったし、特に「指輪の意志」については大変わかりやすく演出されていると思いました。
最後、彼の燃え残りの上で踏みとどまる指輪はすごかったですね。根性でなんとか沈むまいと頑張る姿は印象的で、一作目でギムリに斧を振り下ろされても屁のカッパだった時とは全然違います。
1作目のあの時は、斧をふるったり皆が言い争ったりするのを見ながら「ケケケ」と笑っていたもんねえ。



「王の帰還」というタイトルは意味深です。
三作目の主たるテーマは原作も映画も(成功するかどうかはわからないにしろ)「指輪の破壊」しかないのですが、副タイトルは「王の帰還」。
あるべき人間の王がその座に還ってくる。と同時に、中つ国から全ての指輪所持者が去る。
「帰還」には丸く収まった世界の到来と、そうなったが故に混乱の時代に活躍した者達との別れがもれなくついてくるという、温かくも淋しいエンディングしかありませんでした。
やっぱり「The Lord of the Rings」という題名の通り、指輪所持者の最後の物語なんだよね……。

このお話のいいところは、やはりこのエンディングかな。
皆があるべき所に帰る、帰れた、というのがとても好ましいです。
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by teri-kan | 2011-10-15 16:50 | その他の映画 | Comments(0)

「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」(2002)

第1作目「ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間」の続き。

「旅の仲間」の舞台が、ホビット庄、エルフの館、ドワーフの宮殿、エルフの森……といったように、いかにも「ファンタジー!」なところばかりだったのに比べ、「二つの塔」は人間の王国ローハンが出てくるためか、雰囲気がちょっと落ち着いてきます。
なじみのある人間社会が出てくると妙な安心感がありますね。
大規模な篭城戦も繰り広げられ、1作目の「指輪を守って旅をする」というこじんまりとした戦いから、戦も世界の行く末を左右するものへとスケールアップしました。
アラゴルンとレゴラス、ギムリの3人の相変わらずの戦闘能力の高さも見所の一つで、特にアラゴルンは己の立場と責任を徐々に自覚していく「成長する人」として描かれています。もう一人の主役(と言っていいでしょう)として非常にカッコよく、「旅の仲間」に続き彼を観るのは楽しい。

目的を同じくする人々と力を合わせて戦うアラゴルンら3人とは違い、別行動となったフロドとサムはかなり寂しく、精神的に非常に過酷な戦いを強いられるわけですが、このフロドとサムのパートは観ていてとても辛いですね。「二つの塔」で辛いなんて言ってたら3作目の「王の帰還」なんてとても観られませんが、にしてもだんだん精神を病んでいくのがわかって、こっちの気もどんどん滅入ってくる。
そんなフロドのヤバさも含めて「二つの塔」のエンディングは陰鬱で、歌共々なかなか良い。
「王の帰還」にうまくつながっていると思います。

本作のクライマックスの一つ、エント達のアイゼンガルド襲撃はとても痛快で、思わず「サルマンざまー、自然バンザイ」と言いたくなるくらいなんですが、映画を観ている現代の人間はどう考えてもアイゼンガルド側の生き物なので、エラソーに言えないところが複雑な気分です。
まあサルマンは作中ではウルク・ハイなんぞを作っちゃう大犯罪者なんで、容赦なくやっちゃって構わないんですが。

エント、好きですね。でも作中の世界ですら既に過去の存在になっていました。
この消えつつある種族については、原作ではより詳しく描かれていて、この長い映画3部作も更に長い歴史の中のほんの一部分だということがわかります。
原作を読むのが億劫な人も、DVDの長いバージョンを観れば、その辺のことがもう少し深く理解できると思うので、TV放送分もいいけれどDVD鑑賞は是非オススメしたいところです。
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by teri-kan | 2011-10-06 16:27 | その他の映画 | Comments(0)

「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」(2007)

シリーズ第3作目。
第4作が存在する今となっては、ウィルとエリザベスを主人公とする物語の最終回とも言えます。ジャック・スパロウ・シリーズのウィル編終了といった位置づけになるかと。

ジョニー・デップは完全に他を食っちゃいましたね。こうなるのは仕方ないとはいえ、この第3作はウィルとエリザベスにもジャックに負けないくらいの見せ場を与えなければならないし、その辺のバランスには製作側も苦労したのではないかと想像します。

まあねえ、ジョニデとジャック・スパロウの相性はこれ以上ないものだったし、映画史に残るキャラの一人になったといっても過言ではないでしょう。
ジャック、やっぱり魅力的だものなー。
この人を観るために映画館に行ったという人、たくさんいたと思いますよ。

でも今作に関してはジャックを見せすぎたと思います。ジョニデのファンは嬉しかっただろうけど、そのせいで今まで以上にスピード感に欠けました。
なんでかな、「パイレーツ・オブ・カリビアン」ってホントにオシャレじゃないんですよね。美術とか衣装とかはいいと思うし、ジャック自身は最高にオシャレなんですが、映画としてオシャレじゃない。
面白いはずなのになんでだろう。
こういうモヤモヤ感を抱いてる方、他にもいませんか?

まあ今作も映像的には驚いたというか、あれはどう考えてもデカすぎるだろう。
あれはあれですごいけど、いやあ、なんていうか、呆れるほどデカかったなあとしか言いようがない。
で、第3作で真っ先に思い出すシーンも結局あれなんだよね。
「どうよこれ」って我ながら思います。

で、ウィルとエリザベスは、第1作のエンディングと比べたらあまりに過酷なラストを迎えてしまいました。
いやー、またまたどうよ、この終わり方。
はっきり言ってこっちはそんなつもりでこのシリーズを観てなかったから、「うーむ」って腕組みして唸るしかありません。

微妙だよねえ、ウィルとエリザベス。
この二人にはたとえ地位や財産を失っても、お日様のもとで夫婦として仲良く暮らしてほしかったな。
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by teri-kan | 2011-04-11 01:29 | アメリカ映画 | Comments(0)

「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」(2006)

シリーズの第2作目。
大団円で終わったはずの第1作が、実はその後大変なことになってしまって、ウィルとエリザベスは本当に大海に漕ぎ出して行かなければならなくなりました。

新キャラがたくさん登場するのですが、中でもインパクト大なのはジャックの敵(というか、借りのある相手?)のデイヴィ・ジョーンズ。
なぜこのキャラがデイヴィ・ジョーンズという名になったのかわかりませんが(どうしてもデビッド・ボウイを思い出してしまうのだけど、この名前はありふれたものなのだろうか)、デイヴィ・ジョーンズ、恐ろしいですねえ。
ラストのタコも怖かったですねえ。

クライマックス部分の島でのドタバタは、いかにも「ハリウッドな娯楽モノ」って感じで、楽しいけれど今更これか、と思わないでもないシーンでありました。
このシリーズってこの第2作に限らず、全編にわたって面白いんだけど、こんな風に時々野暮なんだよね。もっとスッキリ編集するなり演出するなりすれば、まだまだよくなったのではないかと思うんだけど、どうでしょう。
もっとオシャレに作れてたら、何度でも観たくなる作品になったような気がするな。

まあ、そんな文句も最後に出てきた人物のおかげでこの時はキレイに吹っとぶわけですが。

私は最後の最後に出てきた彼のおかげで、「3作目もはりきって観よう」と思った人間の一人なのですが、それが結局肩透かしに終わったのかどうか、今もよくわかっていません。
ただ、ラストに出てきた彼は3作目でも良かったなあ。

この映画に出てくる船長はさすが海賊の首領なだけあってカッコいいんですよ。キャプテン・バルボッサもキャプテン・ジャック・スパロウも。

既にこの時点で何を求めてこの映画を観ているか明らかなんだけど、でもね、第1作目は確かにウィルが主人公だったんだよねえ。2作目でも決して軽い役回りではないのに、一体全体どうしてこういうことになってしまったのか……。
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by teri-kan | 2011-04-08 10:59 | アメリカ映画 | Comments(0)

「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」(2003)

いかにもブラッカイマー製作!って感じの豪勢な冒険映画。
配給はディズニーで、子供も楽しめるアドベンチャー……のはずだと思うんだけど、143分というのはちょっと長い。
第2、第3作も合わせたらかなりの長さで、では内容がそれに足るかと問われたら実は結構厳しく、個人的にはせめて3作で終わらせるのが妥当だったと思っています。
でも期待の範囲内の面白さはあります。
特にこの第1作目は楽しい要素がたくさんつぎ込まれてて、気楽に観られる娯楽映画としては最高だったと思います。

一番良かったのは海賊にかけられた呪いの映像的表現かな。怖かったけれど笑えた。
キャプテン・バルボッサの悲哀も良かったし(これがあったから話がなんとか引き締まった)、ウィルとエリザベスの若々しさ、何よりジャック・スパロウのキャラの秀逸さというように、冗長なストーリーとは裏腹に登場人物は皆よかったと思います。

まあこれは語るより観てください、という映画ですね。
画面が楽しいのは保証します。
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by teri-kan | 2011-04-06 11:37 | アメリカ映画 | Comments(0)

「ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛」(2008)

原作では主役の王子が子供なんだそうです。
それを映画では青年にしたことで、第2章は1章に比べて随分大人な内容のドラマになりました。「ナルニア」を読んでない人間でも楽しめるメリハリのあるエンターテイメント作品に変貌して、でもそれが「ナルニア」らしい物語といえるのかどうか、そこんところはよくわからない。

そもそも「ナルニア」なるものがどういう世界なのか、イマイチ私は理解できていないのだと思う。
「アスラン、もっと早くになんとかすればよかったのに」と考えてしまうのは、きっと私の理解不足のせいなのだろうな。

王子が男前でしたね。
キアヌ・リーブスから狂気を排除した真っ当な顔で、文句のつけようがない好青年。
彼が出てくるのならこの先も見続けようかと思ったりしました。だからというわけではないけれど、いろいろな面で第2章はチケット代については全く考えが及びませんでした。

4兄妹が揃うのはこれで最後とか。
非常にイギリス人的な風貌の四人で、親しみが持てると言えばいいのかどうか結構考えるところでしたが、それはまあいいです。末っ子はとても可愛いらしかった。

もうすぐ第3章が公開ですね。
なんだかんだで兄妹の成長した姿は楽しみかも。
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by teri-kan | 2011-02-21 13:59 | アメリカ映画 | Comments(0)

「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」(2005)

イギリスの児童向け小説の映画化作品。
戦時中、田舎へ疎開した4兄妹が異世界へ迷いこみ、その異世界「ナルニア国」で悪と戦ったりとか、いろいろやっちゃう物語。(あまり詳しく書くとネタバレになる。)

おそらくこの映画は原作を読んでいるかどうかで評価が分かれる作品で、正直原作未読者の自分には非常にビミョーなお話だった。
というのも、これは子供がターゲットの映画なんだよね? もしくは子供時代にこれを読んだことがある人のための映画。
でありながら、おそらく原作未読の多くの大人にも観てもらいたかったんだろう。そうとしか思えないくらい豪華な映画だった。
しかしそのため随分中途半端な作品になってしまって、子供が観るには無駄に豪華で無駄に長く、そして大人が観るには非常に物足りない子供っぽい内容の映画になった。

はっきりいって、これを楽しめたのは過去にこの本を読んだことがある大人だけじゃないのかなー。

まあ外国、特にイギリスではどうだかわかりません。日本人で「ナルニア」に馴染みのない自分が物足りなかっただけかもしれません。



映像は美しかったし、迫力もあった。だからチケット代を返せとまでは思わなかったけど、でも満足できたわけじゃない。非常にモヤモヤ感が残る映画。

……と、結構辛口な感想を公開当時は持ったのですが、第2章を観た時に、あの感想はあながち自分一人だけのものではなかったのではなかろーか、と思ったものでした。
というのも、第2章は1章の不満をかなり修正してくれていたから。

やっぱり大人を呼び込まないと大金を回収できないからかなあ。
「ナルニア」のような児童文学映画でお金の話もなんだけど、いかにもお金をかけたっぽい映画で子供向けっていうのは厳しいのだろうなあと、そんな感想が一番にきた「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」でした。
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by teri-kan | 2011-02-19 01:47 | アメリカ映画 | Comments(0)