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ハリウッドとアカデミー賞へのもやもや

今年のアカデミー賞授賞式には幻滅しました。
言い訳無用。
あれでは反トランプにかまけて本業を疎かにしたと言われてもしょうがない。
ネットで速報を追ってたんだけど、テレビはすっかり見る気が失せた。
ハリウッド映画は好きだけど、ハリウッド自体には結構前々から「うーん?」なところがあったので、ここ最近の展開にはホントにもうもやもやもやもや。

ここから先は完全な愚痴です……。




もやもやの分析はネチネチになる
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by teri-kan | 2017-03-03 17:10 | アメリカ映画 | Comments(4)

「ラ・ラ・ランド」(2016)

女優を目指すもオーディションに落ちまくってる女の子と、こだわりが強すぎる売れないジャズ・ピアニストの愛と夢の物語。
舞台はロサンゼルス。
先日のアカデミー賞で6部門を受賞したミュージカル映画です。



映画は魔法。
新作映画からここ数年離れ気味でしたが、今時の作品でもこんな感動を与えてくれる映画があるんだと、胸がいっぱいになりました。
この手の幸福が欲しくて古い映画を見るとか、そんなことばかりしなくてもいいんだといった気持ちです。

映像は魔法。
音楽も魔法。
人間の感情と記憶に相性のよい映像と音楽ですが、ここまでそれらの幸福な混ざり具合を見せてもらったら、人間としてはただ幸せとしか言いようがないかも。

登場人物の人生と感情が映像と音楽と混然となり、それが見てるこっちの人生と感情にも深い部分で重なり合う。
その合わさり合う幸福感。
映画でこそ味わえる多幸感と言っていいかもしれません。
良質なミュージカル映画は心底人を幸せにしてくれます。

もちろん「ラ・ラ・ランド」は懐古趣味なだけの映画ではありません。
しっかりと今のお話。
でも今も昔も変わらない大事なものってやっぱりある。
夢を見せてなんぼなところ、絶対ありますよね、映画って。



「ラ・ラ・ランド」に関してはあれこれ言わない方がいいかな。
見てなんぼ。
体感してなんぼです。
現在夢を追ってる若い人のみならず、既に夢をかなえた人、かなわなかった夢をかつて持っていた人、そんな全ての人のためにあるような映画。

こういう映画、ホント好きです。
映画というものがあって良かったと、心から思えます。




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by teri-kan | 2017-03-01 11:10 | アメリカ映画 | Comments(2)

「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」(2011)

仏・米・英・独、合作映画。

公開当時から「三銃士」なので気になってたんだけど、「飛行船ってなんぞや」と思って、なんとなく見ないままできていました。
このたびテレビで放送されたので録画して鑑賞。
楽しかったけど、いやあ、なんとも言えない映画でした。

これ、原題は「The Three Musketeers」で、ただの「三銃士」。
ダ・ヴィンチのダの字も入ってないんだけど、邦題に「ダ・ヴィンチ」だの「飛行船」だのを入れた気持ちはすごくわかる。
三銃士だけのタイトルだったら、観に来たお客さんに「違う!」って言われかねない。
それくらい、なんかもう、飛行船の存在がデカすぎでした。

まあ、ファンタジーですよねえ。
ありえない話なのでファンタジー。
とはいえ、もともと三銃士自体がそうだって言えばそうなので、こういうのもありかなあ。
いや、「あっていいのか?こんなこと!」って思うんだけど、んー、なんとも判断が難しい。
馬鹿らしいって言えば馬鹿らしいんだけど、妙にあの世界に馴染んでるんですよねえ、飛行船。
装備してる武器とかもホントありえないんだけど、銃士の皆さんも親衛隊の皆さんも、息するようにすっかり使いこなしてるというか、どうやって操縦してるのかという根本的なところもすっ飛ばして、理屈抜きですごい。

キャッチコピーは「伝説よりも、ハデにいこうぜ」なんだそーですよ。
ほんまわけわからんハデさでした。

そんな結構「はあ?」な映画なのに、絵は綺麗なんですよねえ。
セットも景色も美しくて、手抜きでないのが面白い。
リシュリューは肖像画のイメージにピッタリで、あの絵のリシュリューに我欲を付け足したらこんな感じだな!と思えるような風貌になっています。
この人、007のスペクターだったんですよー。
全然気づかなかった。
俳優ってすごいですねえ。

三銃士+1の4人のイメージは従来のイメージそのまんまって感じです。
ポルトスがちょっとカッコよすぎかな。
ダルタニアンはそうそうこんな感じ!って感じ。
アラミスは安定の男前。ルーク・エヴァンズはいい顔だ。
アトスもいいですね。
三銃士の皆さんは冒頭の仕事っぷりとか結構鬼畜で、BBCの「マスケティアーズ」の皆さんが良心的な善人に思えてしょうがなかったんですが、思えばこっちが本来の三銃士だったかもしれない。
本も読んでないのにイメージで言ってしまうけど。

この映画の三銃士って強気で強くていいんだけど、「マスケティアーズ」の三銃士はものすごく弱いところも抱えてて、かなりグダグダと悩んだりしてるのがいいなあと、ちょっと思ってしまいました。
ドラマと映画の違いってやっぱりあります。
映画はパッと打ち上げたドデカい花火みたい。
とことん派手でとことん華やか。
ミレディなんかすごいし。
内容はほとんどナイに等しいのですが、気楽に楽しむには良いです。




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by teri-kan | 2017-01-12 16:56 | その他の映画 | Comments(4)

「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(2015) その3

その1とその2と、なんだかカイロ・レンのことばかり書いてるような気がする……。
全然好きじゃないのに、むしろ嫌いなのに、多分あまりにバカすぎて、対抗できる抗体がないんだきっと。
だからあれこれ考えてしまうんだ。

レイが真面目で真っ当な子だから、ライバルはあれくらいバカでいいのだと思えばいいのかな。
実はライバルなのかどうかも怪しいんだけど。
スノーク様の極悪な特訓でも受ければ、カイロ・レンもパワーアップするかなー。
ていうか、そもそもカイロ・レンは彼から何を吹き込まれたんですかねえ。



以下、ネタバレ&妄想全開。





ベイダー伝説とルークの絶望
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by teri-kan | 2015-12-25 23:59 | アメリカ映画 | Comments(0)

「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(2015) その2

感情的な感想は前回でとりあえず終わらせて、今回は冷静に冷静に。
でもネタバレ全開なのは変わらないので、ここから先は映画を観ていない方は読んではいけません。






魅力的な登場人物の方々
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by teri-kan | 2015-12-24 23:59 | アメリカ映画 | Comments(0)

「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(2015) その1

エピソード6から30年後のお話です。
皇帝を倒し、自由を取り戻し、アナキンの魂も帰還し、めでたしめでたしで終わった、あの過酷な戦いの、その後の銀河の物語。

事前情報等の予備知識を全く入れずに鑑賞しました。
なのでオープニングロールから驚きだらけ。
でも一番の驚きは、何をおいてもコレ。

感想の順番としてはおかしいけど、とにかくコレを書かないとおさまらないんで、まずはそれから行きたいと思います。

ここからはネタバレ全開です。
観てない方は絶対に読んではいけません。







カイロ・レンとかいう人
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by teri-kan | 2015-12-23 23:58 | アメリカ映画 | Comments(2)

「007 スペクター」(2015)

第24作目の007作品。
往年の007ファンにしてみれば、「そのまんまやないか」と言うしかないタイトルですが、まさにそのままの内容と言っていいでしょう。
スペクター。ブロフェルド。白いニャンコ。
ニヤリとくる場面多数の作品となっています。

では、以下はネタバレ感想。

ダニエル・クレイグのスーツ姿
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by teri-kan | 2015-12-09 14:28 | イギリス映画 | Comments(0)

「ホビット 決戦のゆくえ」(2014)

「ホビット」三部作の3作目にして中つ国を舞台にした映画全6作の締めくくりとなる作品。
監督はピーター・ジャクソン。
スタッフ他出演者もお馴染みの方々。

では、つらつらと感想を。

帰る場所があるからこその旅
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by teri-kan | 2014-12-17 13:46 | その他の映画 | Comments(0)

「ホビット 竜に奪われた王国」(2013)

「ホビット 思いがけない冒険」の続編。
「ロード・オブ・ザ・リング」の前日譚3部作の第2作目です。

ネタバレ大有りの感想
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by teri-kan | 2014-03-10 11:19 | その他の映画 | Comments(0)

「ホビット 思いがけない冒険」(2012) 

「ロード・オブ・ザ・リング」の前日譚と言っていいでしょう。
まだ若かりし頃のビルボの、タイトル通りの冒険を描いた作品です。
ギムリの父親、レゴラスの父親も登場するので、親世代の物語とも言えます。

「ロード・オブ・ザ・リング」同様三部作で、今作はその第1弾。
監督、スタッフ、キャストはほぼ「ロード・オブ・ザ・リング」通り。
世界観は全く損なわれることなく、更に豊かな中つ国を堪能する事ができます。
むしろ「ロード・オブ・ザ・リング」で描ききれなかった部分のフォローになっていると思えるほどの内容の濃さです。

例えば指輪戦争の際、裂け谷のエルフは中つ国のために何をやったんだろうって疑問、原作を読んでない人の中には思った人も多かったと思うけど、近辺のオーク退治に普段からいそしんでることがわかれば、あの時何もしてないはずがないことも想像つくのではないかと思います。
闇の脅威がまだそれほどではないにしろ、既にあちこちで兆候が現れていることも「ロード・オブ・ザ・リング」に関係大アリ。
とはいえまだ魔法使いや高位のエルフしか知りえない情報で、世の中は概ね平和、人々が日々暮らしていくのに特に問題はなかった世界だということ、しっかり味わうことができます。
その闇との関係については映画用に上手く変えて作っているなという印象ですね。

というか、こういうのまで組み込んでるから今回も三部作になるんだよね。
「ホビットの冒険」を映画にするだけなら3時間もの長編が3本も必要になることないんだ。
そもそも原作は快食快適生活を好むのほほんとしたホビットの、いろいろとやってることがことごとく上手く回っていく冒険を描いているもので、闇の脅威なんてそこまで大きくないのです。大体子供向けのお話だし、トーンはどっちかというとかなり明るめ。
でも映画はさすがに映画らしく作られていて、いやー、出だしこそちょっと冗長というか「これだから3時間もかかるんだろうなー」なんて思っていたものが、終わってしまえば「もう3時間?」って感じのスピード感。

うん、よく出来てました。
冒険とアクション、細かな感情と心の触れ合い、勇気とユーモア、父祖の代からの因縁と世界そのものの因縁。
やっぱりこのシリーズはいいですねー。
楽しめる要素が満載です。



ではここからはつらつらと感想&ネタバレ。

内容盛りだくさんなら感想も盛りだくさん
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by teri-kan | 2012-12-18 11:09 | その他の映画 | Comments(0)