グアルディオラとイタリアカルチョ

ローマで行われたCL決勝で、マンチェスター・ユナイテッドを破ったバルセロナの監督ペップ・グアルディオラが、ビッグイヤーを「イタリアサッカーとマルディーニに捧げたい」とコメントしました。
マルディーニについては彼の引退のタイミングと重なったからだと理解できるのですが、イタリアサッカーに対してもこういう風に敬意を表わすとはかなりの驚きでした。
というのも、グアルディオラのイタリアでの選手生活は必ずしも幸せなものじゃなかったはずだからです。ドーピング問題が起こったり、ベンチに追いやられたりとか、結構いろいろあったんですよね……。

彼がバルサを退団してイタリアへ渡った時、その決断に驚いた人は多かったと思います。近年イタリアで成功したスペイン人選手は皆無だし、そもそもスペイン人はカルチョが嫌い。バッジョやマルディーニといった選手個人を敬愛するスペイン人はいても、カルチョそのものに好意的な選手なんてほとんどいないと思います。
なのにグアルディオラはイタリアへやってきて、あまつさえあのカペッロに誘われて後にローマに移籍します。
どう考えても水と油のペップとカペッロですが、このオファーを受けた理由が、確か「常勝監督であるカペッロについてよく知りたかった」だったはず。ただ単に「カルチョが嫌い」というだけの人達とは、どうも彼は当時から違っていたのです。

大体スペイン人、特にバルサ関係の人は、自分達はいいサッカーをしているという気取りがあって、その点においてはかなり傲慢。最たるものが94年のアテネでのCL決勝戦、カペッロミランと戦う際にあたって当時の監督クライフがのたまった傲慢極まりない発言でした。
今でもクライフイズムに浸ってる方達に時々傲慢な態度をお見受けしますが、そういった諸々の嫌なバルサのイメージが今回のグアルディオラの発言でちょっと変わったかな……。
彼はサッカーに対してとても謙虚だ。


今回のことで更に好感度UPしましたね。そしてイタリアのクラブも、彼の敬意に応えて来季のCLでは是非活躍してもらいたいと思います。
プレミアの上位独占が続く中、今季はバルサの存在だけが大会を盛り上げてくれました。個人的にサッカーはラテン系が勝ってナンボだと思っているので(イギリスのような経済大国が経済の通りに強いんじゃ面白くないでしょ?)、やっぱりイタリアには頑張ってもらいたいです。


いやー、でもバルサ強いですね。シーズン始まる前は全然予想していませんでした。
ペップすごいなー。
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by teri-kan | 2009-06-03 11:26 | スポーツ(サッカー) | Comments(0)
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