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全国都道府県対抗男子駅伝

24日に行われましたが、最後までもつれたスリリングな戦いでした。
ハイライトはなんといっても最終7区。
40秒早く襷を受けた一位埼玉を追って佐藤敦之(福島)が走る走る。佐藤とほとんど同時にスタートした竹澤(兵庫)も佐藤の後にピッタリついて振り落とされない。残り1kmで埼玉を抜いた後は二人のデッドヒートで、最後には竹澤が佐藤をかわして兵庫に三回目の優勝をもたらしたのでした。

私は佐藤を応援していたので残念ではあったのですが、さすがに竹澤は強くて、あれはしょうがなかったと思います。
せめてもう少し距離が長ければ佐藤にもチャンスがあったと思うのですが……。
でもいい勝負でしたね。

レース直後に某掲示板を見たら、なんと竹澤の走りを批判する人がいて、ちょっとびっくりしたのでした。ずーっと佐藤について走って最後になってかわすという、そのやり方がセコいと言うのです。
まあ確かに後ろをついて走るのは楽と言われますが、にしても「コバンザメ」とか「カルガモ走法」とか、笑っちゃいけないけどそういう言い方されていてちょっと可哀相でした。
「コバンザメ」はともかく「カルガモ走法」って犯罪じゃん! 
いや、そう言いながらもどこかで笑ってしまう自分がいて、竹澤には申し訳ないんですが。

佐藤のようなタイプの方が人気があるのは確かかな。
同じ福島の3区“新・山の神”柏原も最初ガンガン飛ばしすぎて最後内臓が「ウエッ」てなってたけど、そういうイケイケな走りの方が見ていてワクワクするというのはありますね。
そういうワクワク感が竹澤にはちょっとないかなあ。
今回もせめて佐藤と並んで走ってたら印象も違ったんだろうけどね。



この大会はまだ15回目で、駅伝の知名度としては箱根はおろか、ニューイヤー駅伝や高校駅伝にも劣ると思うけど、中学生・高校生・一般が一緒になって参加していて、別の意味の面白さがあります。
実際この駅伝のおかげで選手の名前や経歴を覚えやすくなったんですよ。高校生にしても都大路と広島と、年に2回見る事ができるからさすがに頭の中に残るし、箱根を走った選手の出身地もわかったりして、なかなか面白い。
選手を覚えたら更に競技が楽しめますからね。そういった意味でもこの大会はナイス。



年々面白さを増していると思うので、来年もまたいいレースを期待したいですね。
個人的には次はあまり優勝したことのない県に優勝してもらいたいな。
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by teri-kan | 2010-01-29 10:51 | スポーツ | Comments(0)

本や映画、もろもろについて思った事。ネタバレ有。


by teri-kan
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