ヒロミJAPAN

岡田JAPANからザックJAPANへの橋渡しとして存在したヒロミJAPAN。
「ヒロミ」に「JAPAN」とくれば「おーくせんまんのー♪」と歌いだしたいところですが、まあとにかくヒロミJAPANの評価は「橋渡し」という前提で下すべきなんだろうと思います。
で、そういう意味においてはこの2試合は十分評価できるものではなかったかと考えます。

まずはパラグアイ戦。
W杯メンバーの何人かが怪我等で出られないながらも、基本は岡田JAPANをベースにしたチームだったと思います。代表慣れしたメンバーがしっかりコンセプトを持って戦って、その上で香川や森本ら若手を入れて積極的に仕掛けていったって感じ。
パラグアイもいい選手が来日してくれて、W杯よりも動きのある試合を見せてくれて、4年後に向けたスタートとしては、これ以上ないくらい上出来の試合だったと思います。

特に勝てたことは大きい。どこぞのメディアが言うような「リベンジ」なんて全く思わないけど、だからこそ勝てたのは大きかった。ここで負けたらパラグアイに苦手意識持ちかねなかったものね。
パラグアイは日本からしてみたら遥かに格上のチームで、彼らのライバルと名乗るには全然おこがましいんだけど、とりあえず彼らに食らいついていけるところには日本もいるんだという事は、これで証明出来たと思う。
これって結構な収穫だと思うんですよね。選手にもすごく自信になったと思います。

そしてグアテマラ戦。
これは初めて組む選手達の連携がもうボロボロだったんで、試合の評価が悪くなるのは仕方ないんだけど、それでもキラリと光った選手はキラリと光ってました。
森本は上手かったですね。1点目の、後ろに消えて前に出る動きは素晴らしかった。2点目もさすがストライカー。ちゃんとボールのこぼれた所に走っていたのは良かったです。長友も香川も、攻撃陣は皆積極的で素晴らしかったし、本田は体ガンガン当てられても負けないし、皆気持ちが入ったプレーを見せてくれて、そこのところは良かったと思います。

でも誉めることができるのは得点したところまでかな。いや、失点するところまでか。
あの失点シーンはちょっといただけなかったですね。しかもその後は完璧に連携無視の個人プレーに走って、みんなアピールに必死すぎでした。
「オレがオレが」「僕が僕が」「おいらがおいらが」「ワシがワシが」「拙者が拙者が」「我輩が我輩が」みたいな感じで、みんなエゴイスター。
もうちょっと周りを見ろよーって言いたかったです。

ま、気持ちはわかるんですけどね。
何より勝利を求めたであろうパラグアイ戦と比べて、グアテマラ戦は代表実績のない選手が大勢で、もう見るからにアピールアピールだったもんな。個人プレーに走った分かえって個人の特徴がよく出て、ザックに選手の長所短所がわかりやすく映っていたらいいなと思うくらい。
というか、この試合はそれが最も重要な目的だっただろうから、それはそれでよかったのかもしれません。とりあえず勝ちはしたし。

2試合を見て今後も呼ばれるだろうなと個人的に思う選手は、W杯メンバー以外では香川、細貝、CBを務めた3人。乾はちょっとわからない。橋本は……ガンバではすごいですけどねえ。グアテマラ戦は失点につながったミスが痛かったなあ。

若い選手に希望を持つようになった中で、代表から去る選手もいます。
楢崎はホントにご苦労様でした。彼がいなくなると、ホントに世代交代だなあとしみじみ感じられますね。黄金世代も、もうピッチに一人もいないということが普通になりそうだしね。

引き継ぐ若い選手達、特にグアテマラ戦で各々の課題を見つけた選手達は、これから不断の努力でレベルアップしてもらいたいと思います。
大変だと思うし、個人的には結構不安も大きいんだけど、なんとか頑張っておくれ。
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by teri-kan | 2010-09-08 11:10 | スポーツ(サッカー) | Comments(0)
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