カルチョの国の名物首相

長友が所属するチェゼーナがミランに2-0で勝ったということで、なんか結構話題になってます。チェゼーナはローマにもオリンピコ(ローマのスタジアム)で引き分けてて、いやあ、頑張ってますねえ。
長友もそこそこ活躍してて、開幕戦では後ろからトッティを削ってぐにゃりと倒したり、ミラン戦ではイブラヒモビッチ(以下ズラタン)とガツガツやりあったりと、ハイライトだけだけどなかなかいいもん見せてもらいました。

にしても長友とズラタンの身長差はすごいね。
まるで違う星の人間同士の戦いみたいだったなあ。



さて、今シーズンからミランのユニフォームに袖を通すことになったズラタン。
こんなことならあの時(06年)にさっさとミランにサインしとけよって思います。目先の欲につられてインテルに行っちゃったものだから、完全にビッグイヤーにフラれっぱなしの選手になっちゃって、ミランを蹴ってインテルに行ったらミランがCL優勝、CL優勝したバルサに移籍したらインテルがCL優勝、コロコロ所属チームを変える悲しさが彼の巡り合わせからは感じられます。

コロコロ所属チームを変えるといえば、同じく今季からミランに加入したロビーニョ。
ロビーニョの移籍の歴史はズラタンよりはるかに「はあ?」って感じのものですが、にしてもなぜミランは彼を獲得しようと思ったのか。
ズラタンは獲得理由がわかるんだけど、ロビーニョはなんででしょうね。そんなにブラジル人が好きなのかね、ベルルスコーニは。

彼のミランへのお金のかけ方は政治を無視しては語れなくて、ファンに媚びるかのような今季の選手獲得には、彼をとりまく政治状況の困難さを感じます。
国民に節約を求める時にはミランにもお金をかけないとか、選挙の前は「スター選手を獲得する!」とあちこちで言っちゃったりとか、さすがにそういうクラブ運営と政治とのつながりがうっとうしくなって、成績が低迷した時は「そんなことならミランを売れよ」とこっちも思ったりしたものだけど、でも売っちゃったら自分の人気が下がるとか思ってるだろうなあ。きっと政治家やってる限りミランの会長で居続けるんでしょうねえ。

個人的にはせめて会長職を息子にゆずれよって思うんですけどね。

とはいえ私はベルルスコーニは嫌いじゃなくて、よその国の首相ってこともあって、結構ニヤニヤと楽しませてもらっています。失言・放言が有名な人で、日本があんな感じでバカにされたらたまらんとは思いますが、ミランに関しては結構いい語録もあったりするのです。

90年代、大金使ってスター選手を買い漁って批判を受けた時、「ミランは私の愛人のようなものだ。愛人に金をかけて何が悪い」と言い返したりとか、ガリアーニ(ミラン副会長)がトルコ人のテリムを監督に招聘した時、「結婚は地元の娘とした方が上手くいく」と忠告して、結局その通りだったりしたとか、まあ何でも女にたとえるのがいかにもイタリア男なんですが、こういうところは面白いなあと思いますね。

結構今イタリアの政治は大変そうで(まあどこも大変だが)、ベルルスコーニには本業で頑張ってもらいたいなと思いつつ、ミランにも目をかけてやってもらいたいものだと思います。
前線は人員整理が必要でないかい?
あれじゃ監督は大変だと思うなあ。

どうかいいシステムを構築してもらいたいものだけど、なかなか道は困難そうですね。
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by teri-kan | 2010-09-13 14:32 | スポーツ(サッカー) | Comments(0)
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