ザ・プリテンダーズ
2010年 10月 25日
楽しみにしてた割に結構見逃しているのですが、先週は「Girls On Video!」ということで、女性ミュージシャン特集をやっていました。
ダンス系の人が多くとりあげられていて、今夜はこういう趣旨なのねと思っていたら、最後にジョーン・ジェットの「I LOVE ROCK'N ROLL」が出てきて、ロック系を紹介するならクリッシー・ハインド(プリテンダーズ)の方がよかったなあと、ちょっと思ってしまったのでした。
男を引き連れた女性ヴォーカルバンドだから趣旨にそぐわなかったのでしょうか。まあクリッシー・ハインドは、番組内で紹介された他の方々と比べると、あんまりお色気を前面に出してない人かもしれませんが。
なぜプリテンダーズが出てくるのかというと、私が初めて好きになったロック系の曲が彼らの「Middle of the Road」だったからなのですね。「うるさい曲」というイメージしかなかったロックが私の中で「カッコいい曲」になったのは、彼らの「Middle of the Road」を聴いた時からなのです。
多分ロックの魅力がわかるようになった年頃にたまたまこれが耳に入ってきたという、単なる巡り合わせのおかげだと思うんですが、今から思えばこれを好きになった理由は結構わかるのです。
やっぱりヴォーカルが女性というのは、私にとっては大きかったのですよ。
ロックのうるささって、ギターがうるさいとかもあるけれど、野太い男の声がちょっと苦手というのもあったりして、でもクリッシー・ハインドの声は女の声というだけではなく、押し付けがましくなくてとてもクールだったんですね。女声なのにキンキンしてないし、低いのに濁ってもいなくて、ゆったり歌ってるようなのにちゃんと主張がある。
彼女、ホントにいいヴォーカルなんです。
カッコいいなあって、ラジオから録音したカセットテープ(カセットですよカセット!)を何度も繰り返し聴いたものでした。
「洋楽倶楽部80's」の番組内でもいつか取り上げてもらえたら嬉しいなあ。
ま、プリテンダーズで取り上げるなら、多分「Don't Get Me Wrong」だろうけどね。
こっちの方がヒットしたし、これなら知ってる人も多いだろうから。
ちなみに大ヒット曲「Don't Get Me Wrong」はこちらから。
カッコいいでしょ?
今聴いても全然イケると思うんですよねー。
んでもって、クリッシー・ハインドはやっぱりカッコいいですねー。