「生誕200年 みんなのショパン」を観た、聴いた

だからピンクのネクタイだったのか。

最後、1位の曲を横山幸雄が弾いた時、やっと合点がいきました。
横山さんが普段どんなネクタイをしてるのか知らないのでなんとも言えないんだけど、番組の結構早い段階から「へえ、ピンク色のネクタイなんだあ」って気になってて、で、假屋崎省吾の生けた花の前で弾く姿を見て納得。
あのピンクのハートに合わせてたんですね、多分。

にしてもあの花の作品は、ショパンのイメージというより假屋崎省吾のショパンへの愛の形に他ならなくて、こっちとしては笑うしかありませんでした。
まあ好意的な笑いですけどね。あれだけ溢れんばかりの愛を形にされたら笑顔になるしかないでしょう。
ショパンって当時のスターで大人気だったけど、多分假屋崎さん並みの愛を持ってショパンのファンをやってた人もいたんだろうなあとか、そんなことを思ってしまうお花でした。

まああれはあれで面白い光景だったと思います。
ピンクのハートの前で、横山幸雄が、「英雄ポロネーズ」を弾く。
ううーん(笑)。
ワルツだったらもっと似合ってただろうなあと思ってしまうのは、まあしょうがないですね。



チュートリアルの司会をどう思うかでこの番組の感想は変わると思います。
素人の感想なんていらないという人もクラシックファンの中にはいるだろうし、いやいや素人さんにこそ親しんでもらいたいからチュートリアルもアリという人も当然いるでしょう。ただ、番組のタイトル「みんなのショパン」という趣旨からいけば、クラシックに馴染みのない人でも楽しんでもらいたい番組だったのかなあとは思います。
大体筋金入りのファンの要望を聞いてたらキリがないしね。

「別れの曲」が4位に終わったことは結構驚きました。
最終日に劇的に投票方法が変わったことが大きかったのだろうけど、「英雄ポロネーズ」大人気ですね。やっぱりカッコいいからかなあ。
これは弾いてるピアニストもすごくカッコよく見えるんですよね。見栄えのいい曲というか、腕がふるんふるん振られるところは、「おおーピアニストー」って感じがするし、見ているこっちは弾いてる姿からも壮大さや壮麗さが楽しめる。
で、なんといっても明るいのがいい。
ピンクのハートとのコラボも、この曲ならまあ大丈夫でした。

どうせ1位になるはずないって思われてたと思うけど、たとえば「葬送」が1位だったりしたらさすがにあのピンクはまずかったですよね。ていうか「ノクターン」でもちょっとどうかなあって思う。「ノクターン」はやっぱり白と群青色のイメージだと思うし。

そういえばのだめはショパンのイメージを「白」と言っていたけれど、その感覚は結構わかります。まあ曲によりますが。
「英雄ポロネーズ」は何色かなあ。金色? 澄み渡った空の色でもいいかもしれない。
そんな風に考えたら、何の曲が一位になるかわからない状態で花を生けるのって難しそうですね。それならば自分のショパンへの愛を形にしちゃえというのは、まあわかるような気がします。



なぜ日本人はショパンが好きかというお題で番組内でも話していたけど、ショパンの曲から感じる祖国愛・郷土愛にシンパシーを覚えるというのは確かにあると思います。
人間の最もシンプルな感情に響くものがあるんでしょうね。人間ってどこかに帰りたがってる生き物のようなところがあると思うんですが、そういうとこに訴えるものがあるのかなあと、観ていてちょっと感じました。



ところで、投票結果の10位以下はどうなったんでしょうか。
番組HP見ても出てないし、気になります。
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by teri-kan | 2010-11-01 09:23 | 音楽 | Comments(0)
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