「バーレスク」(2010)

現在公開中のクリスティーナ・アギレラ初出演の映画。
田舎出身の女の子が歌って踊れるスターを目指して、クラブ「バーレスク」で一生懸命頑張るというお話です。
アギレラはその主人公の女の子で、クラブの看板スターで経営者でもある女性をシェールが演じるという、なんとも豪華な共演。ダンスの演出や衣装はキワドイけど、あらゆる年代の女性達にオススメの良作です。

何がいいって、好きなことを一生懸命頑張って、大事なものを一生懸命守ろうとするところがいい。出てくる女性達皆が誰にも媚びてないところがいい。
描かれているのはショービジネスの世界だけど、気持ちいいくらい男の影がなくて、いわゆる枕営業的なものが出てこないんですよ。女性の魅力と長所と、そういったものが素直に好意的に描かれていて、とてもすがすがしい。

それは多分にシェール演じるテスのキャラクターによるところが大きくて、クラブ「バーレスク」は女性にとって居心地のよさそうな職場だけど、それを守ろうとする彼女はまさしくそんなクラブの有り方そのもののような女性なんですね。
アギレラ演じるアリのキャラもよくて、上昇志向は強いけど非常に真っ当で、ちゃんと理を通せるし順序を守れる。
彼女を見守る男もよい。あんな面白そうに愛ある目で見守られたら幸せだよねー。一歩間違えたらヤラシイ目になるところが全然そんな風になってなくて、うーん、やっぱりタレ目はいいなあ。ジャックのタレ目はよかったなー。

音楽とダンスは最高。
アギレラ節全開で最初から最後まで楽しめる。
でも個人的に一番良かったと思うのは物語の真ん中あたりで出てくるシェールの唄。
人生の登り坂を上がりきった後を生きてる女性達には、結構胸にくるものがあるんじゃないかと思います。

だからこれは全ての年代の女性達のための映画。
夢の実現のために一生懸命な若い子も、これまでの人生で築いてきたものを守るために戦う年齢を重ねた女性も、皆が明るく元気になれる映画だと思う。

うん、とてもすがすがしい作品です。
テーマのすがすがしさと温かさと、ショーの豪華さとキワドサのバランスが絶妙の良作です。
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by teri-kan | 2010-12-20 09:50 | アメリカ映画 | Comments(0)
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