CWC雑感
2012年 12月 14日
チェルシーはやっぱり強かった。
モンテレイはシュートまでなかなか行けなくて、もうちょっとやれるかと思っていた分残念でした。
しかしそんなモンテレイに完敗した蔚山はもっとヤバイかもしれない。
広島に負けたことも合わせて、世界に通用する戦い方というものを一体どのように捉えるのか。
フィジカルを前面に押し出したプレーはアジアレベルでは強いけど、その先を見るなら目指す方向は今大会の他クラブに多く見られたものを目指すしかないような気がする。
モンテレイがそうだし、アルアハリだって技術的には高レベルだった。
繋いで組み立てるサッカーが結局世界の技術とフィジカルに対抗できる唯一の手段ということは間違いなくて、そういう意味で今回の蔚山の負け方は深いものがあると思います。
アジアは今後も厳しい状況が続くかもしれませんね。
コリンチャンスの守備は面白かったです。ブラジル人DFは技術も高いし見ていて楽しい。
決勝戦が楽しみです。
そろそろ南米王者が勝ってもいいんじゃないかと思うし、ここはコリンチャンスのサポーターに期待をしたい。
いいゲームになってほしいですね。
ちなみに蔚山戦の広島ですが、懐かしの安い失点や危なげなボール回しも含めて、よくも悪くも「これがサンフレッチェ広島」というサッカーを見せたと思います。
ある意味実力通り。しかしせっかく世界を相手にしているのだから、世界によって引き出された今まで見たことのない力も見てみたかった。
収穫の多い、しかし課題も多く掴むことのできた大会だったと思います。
やはり出られるものなら出た方が断然いい。
来年の開催国はモロッコですが、また日本での開催をお願いしたいところですね。