槙野の話

昨日こんな記事がネット上に出ました。

なぜ槙野智章は広島に戻らなかったのか? 代理人が語る移籍市場の見方

なんで今更この話題?と思ったけど、記事のタイトルのつけ方からして、槙野と広島の関係については今も食いつく人がたくさんいるということなんでしょうねえ。
そして代理人がこういう形で話に出すということは、この件についての槙野のイメージが今も悪くて、それを改善したいという思惑があるということ。
でも「広島に声を掛けた」と言うけど、その際の条件に言及してないところにいやらしさが感じられるし、今回の記事が槙野にとってよかったのかどうか、ちょっと微妙だな。

槙野にとって一番いいのは風化させることだと思うんですけどねえ。
広島サイドにとってもその方がいいし、蒸し返すことは誰にとってもよくないと思うんだけど。



槙野ねえ……。
なんかいまだに叩かれてますよねえ……。
彼の海外移籍失敗についての個人的見解はここここで書いているのでもう書きませんが、なんていうかなあ、例えばゼロ円で海外に渡った選手は他にも例があって、帰ってきた時移籍金が発生したという例も他にあって、1年かそこらでJリーグに速攻舞い戻ってきた選手もたくさんいて、帰国して元の所属チームに戻らなかったという例も普通に存在して、そういった個別の事例はゴロゴロ転がっていて、なのにそれらの選手は特に叩かれてないのになぜ槙野だけが叩かれるのかというと、結局それを一人でまとめてやっちゃったからってことになるんだろうなあ。
メディアに露出しまくってるのも批判に輪をかけてて、この辺は自業自得としか言いようがないんだけど、でもあの調子の良さが槙野の長所でもあるんで、この成り行きは必然だったんでしょうね。

ま、軽々しく「ミスターサンフレッチェになりたい」「ミスターと呼んでくれ」と言うもんじゃなかったなって感じです。
クラブのバンディエラってアイドルとは違いますからね。何かあった時はサポーターから真っ先に罵声を浴びせられる役回りだから。
その「何か」が槙野の場合は自身の移籍(Jへの戻り方)だったわけで、ある意味こうして叩かれていることはサポーターが槙野をバンディエラ(というか候補)と見ていた証ではあるかもしれない。
となるともう理屈じゃないからね。感情が先行するものだし、それを頭ごなしに否定したらますますこじれる。
バンディエラとサポーターの関係って愛も憎も入り混じってるし、これは他者にはちょっとわからないものでありますしね。

広島のサポーターにとって槙野は夢の象徴みたいなものだったんだなあと感じます。
地元出身のユースあがり、明るい性格でリーダーシップもある上に、日本代表に呼ばれるまでの選手になった。これからどんどん上手くなるし、ファンに夢を与え続けてくれるに違いないと広島のファンは思ってて、多分本人もそのつもりだったんだろうけど、残念ながら選手としての器はそこまでではなかった。実力も、契約期間を残して日本に戻るという決断も含めて。
そこを認めてしまえば楽なんだろうけどね。自分達の見た夢は見込み違いだったってはっきりと。見込ませようとした当人に問題はあるけど、見込んだのは自分達なんだし。
でも見切りつけようとしてるのにこうして記事にちょこちょこと出たら無理な人には無理かな。
やっぱり余計な記事だったと思いますね。

個人的にはペトロヴィッチ以外の下でやってるところを見たかったんですけどねえ。
そのために広島を出て行ったと思ってたし、それについては支持していたので、今の状況は残念極まりないです。
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by teri-kan | 2013-05-15 14:11 | スポーツ(サッカー) | Comments(0)
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