完敗のブラジル戦

5時に起きて後半から見ました。
既に失点していて「あー苦しいなあ」と思う間もなく2失点目。
これで勝敗がどうのという話ではなくなり、ひたすらブラジルにつきつけられる課題を直視し続ける試合となりました。

コンディションの問題は確かにあって、FIFAに文句の一つや二つ言いたい気持ちもありますが、それだけの問題ではないことははっきりしてるので、なんとも微妙な気分であります。

結局4年ごとにこれを繰り返してるような気がしますねえ。
アジアでは常にトップ争いを演じ、たいていの国には主導権を握ってW杯予選を勝ち抜く。
しかしその勢いで「世界に挑戦!」と意気込むも、はるかに高いレベルに直面し、精神的なところまで木っ端微塵に打ち砕かれる。

前回は本大会直前で大幅に路線変更し、「自分達は弱い」という前提の元に、いわゆる「弱者のサッカー」を徹底することにしたけれど、今回はどうするのかな。
どちらにしても守備の強化は必要だよね。そのために攻撃が犠牲になるとしても守備が弱ければ話にならない。
ブラジルの攻撃力はハンパないけど、守備だって日本のはるか上なんだし、となるとおのずと真剣勝負の場での優先順位は決まってしまうんだよね。

とはいえ、今回は当たった相手が悪すぎたとも言える。
ランキングはスペインが1位で、今のカナリア軍団は自国民にも不評なチームだけど、さすがに王国は王国で、今現在だって世界№1といっても間違いはないくらいなんだ。
そんな相手に公式大会のオープニングゲーム、地元ブラジルサポーターに囲まれた中で、日程的にもコンディション的にも不利な状態で戦わなければならなかったのだから、よい結果を望む方が難しい。そこは割り引いてもいいんじゃないかな。
世界の壁は高いっていうけど、世界にとってはブラジルの壁が高いってくらいだし、ブラジルには負けるけど世界には勝てるチームを目指すなら日本にも可能性はあると思うし。

ブラジルって普通に強いけど、W杯で優勝することだけが目的みたいなところがあって、これまでコンフェデにはあまり力を入れないイメージがあったんですよね。特に日本のような格下相手には控え選手のお試し試合にしてみたりとか。
だから今回もうまくいけば勝機があるかなと思ってたんだけど、さすがに開催国ともなると容赦なかったですね。

フェリポンって日韓大会の優勝監督だけど、あの時もロベルト・カルロスに「上がるな」と指示してたくらいチームプレーを徹底させる監督で、技術の高いブラジル人11人が自己犠牲を払ってチームのために動いたら、そりゃ強いに決まってるでしょってなもんです。
それをブラジル国民は歓迎しないかもしれないけど、日本にとってはそっちの方がイヤで、せめてドイツ大会くらい個人が勝手にプレーしてチームとしててんでバラバラだったらよかったのになあとか、ちょっと思ってしまいました。
あんなフィジカルオバケな高技術の選手達が組織だって守備したら、ホントつけいるスキなんてないですよ。
去年の親善試合もそうだったけど、得点できそうな匂いはホントになかったですね。
しいていえばフリーキックくらいか。
セットプレーの精度はあと1年で上げれるところまで上げていく必要があるでしょうね。

しかしこれからの日本代表は大変だ。
4年前もこれからの1年間が地獄だった。監督も選手もボロクソに言われて、こっちもストレスたまりまくりだった。
その1年がどうなるのか、コンフェデの残り2試合はそれを測る試合になるでしょう。
前にも書いたけど、負けるのは仕方ない。コンディションが悪いのもわかるし。
でも集中力は切らすな。這ってでも失点してはいけない時間帯は体を投げ出せ。
世界相手にオシャレなパスサッカーなんて求めてないからさ。
どうか泥にまみれても最後まで食らいついて下さい。

ザックもねえ、システムはともかく、速い攻撃をもっと出来るようになんとかしてくれ。
監督自身それを目指してるんだと思うし、今からこそ日本にはそれが必要だと思うよ。
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by teri-kan | 2013-06-17 11:55 | スポーツ(サッカー) | Comments(0)
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