アズーリの満身創痍

今回のコンフェデのイタリア代表は大変ハードでした。
日本戦で既にお疲れモードでしたが、頼りのバロテッリは大会途中で負傷帰国、他にも負傷者続出、準決勝のスペイン戦は120分やってPK、移動日入れて中二日で行われた3位決定戦も120分やってPK、しかも退場者を出して途中から10人でプレー。最後はもうヘロヘロのアズーリでした。

がっ、こういう時こそアズーリ。
満身創痍な時こそ輝くアズーリ。
アズーリの真骨頂はボロボロに追い込まれた時なんですよね。
追い詰められた時にこそ彼らは真価を発揮するのです。

あれはなんででしょうねえ。
守備的なスタイルだからなのか、ロースコアで展開しやすいアズーリの試合は延長になることが多いんですよね。
そういうイメージが強いだけかもしれないけど、延長が多くて、そして退場者を出すことも結構あるような気がする。
ようするに「苦しい立場に追い込まれることが多いチーム」ってことなんだけど、でも追い込まれてからのイタリアのしぶとさには素晴らしいものがあるんですよ。もうそうなってからこそが見せ場っていうくらいに。

マゾなのかねこの人達?って思ったこともあるけど、ヘロヘロで足が止まって、相手に攻められて撃たれまくって、でもとにかく最低限の守備の連携を保ち、本能で体を投げ出し、自らを盾とし、ギリギリのところでゴールを守る。

あのイケメンイタリア男がやられてもやられてもボールの前に体を投げ出すんですよ?
バゴンッ!って当たられながらも、すぐに起き上がり、また自分を盾にするのです。
もうほとんど籠城戦の近衛兵。
それでいてラインを上げなければいけない時は皆がスッと前に出ます。一瞬でもチャンスが来れば全員の意思で超高速カウンターをしかけます。
それが失敗したとみるや、すぐに守備陣形を整えて、またボコボコに打たれながらボールをカットしシュートを防ぎます。
いやあ、もうね、こういう時のアズーリは最高ですわ。

まあ、こんな苦しい思いをしなくてもサクサク勝つのがこっちだっていいんだけど。
それにただやられただけじゃね、押し込まれても最終的には勝ったっていうんじゃなけりゃおもしろくない。
でも今回の3位決定戦を見て「アズーリはやっぱりアズーリだなあ」と思ったのも事実で、ヘロヘロでも頑張る彼らに「やっぱり好きかも」と思ったのでありました。
いろいろと応援しがいのある人達です。



ちなみにイケメンイタリア男がボコボコにやられながらもPK戦で勝利を得るという試合の白眉はユーロ2000のイタリア対オランダ戦です。
興味のある方は機会があればぜひ見て下さい。
この時のイタリアは文句なくイイ男です。
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by teri-kan | 2013-07-04 14:29 | スポーツ(サッカー) | Comments(0)
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