ピアノソナタ 第3番 ロ短調 作品58 / ショパン

1844年作曲のショパン作品。
私が持っているCDはピアノソナタ2番と子守歌、舟歌が一緒に収録されているポリーニ演奏のものですが、2番を聴く頻度に比べて長らくこの3番はほとんど聴いていないに等しい曲でした。

なんていうかですねー、うーん、2番と比べるとわかりにくかったというか、要するに素人にはとっつきにくかったってことなんでしょうけど、CDをかけてもただ流してたって感じのことがこの3番は多かったですね。

でもお陰様でショパンの他の曲を頑張って聴き込んでいるうちになんとなく聴き方がわかってきたというか、きちんと聴こえてくるようになったというか、まあ簡単に言えば慣れてきたってことなんでしょうけど、今ではショパンの中でもかなり好きな曲になっています。
2番よりも好きですね。こっちの方が気持ちよく聴けるし。
2番同様どの楽章も個性があるけど、2番よりも断然一つの作品としてまとまりがあって、気分の流れと曲の流れがスムーズに合わさる感じがします。

メインはやっぱり第1楽章ですかね。これだけで充実していて、で、第2楽章はサクッと軽く、第3楽章は穏やかにゆったりと、そして第4楽章でカッチョよくー!
第4楽章はいかにもラストを飾りますといった堂々たる曲で、いい雰囲気で締めてくれます。

個人的には第1楽章と第3楽章が好きですね。第3楽章の一歩間違えれば平凡?って旋律が、いい感じにたゆたって流れていくのが好きです。
第一楽章はとにかく美しい。流れるようにスムーズに、全く無理がなく、本当に綺麗に進んでいく。
始めはとりとめがない感じに聴こえたけど、まあ今でもとりとめがないのは変わらないんだけど、ショパンのとりとめのなさは慣れてくると超気持ち良くて、言葉は悪いけどダラダラしながら聴くのがいいかと思います。耳は研ぎ澄ましながらも体はダラダラ。オシャレなカウチソファみたいな長椅子にゆったり座ってる当時のサロンの絵のご婦人のように。

音楽的にこの「とりとめのない感じ」をどう言葉で表現すればいいのかわからないのが残念です。
好きだからいろいろ言いたいのに、素人の悲しさです。
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by teri-kan | 2014-04-18 11:27 | 音楽 | Comments(0)
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