ブラジル、木端微塵に散る

悲惨すぎる……。
かける言葉もない。

ある意味実力通り。そして今大会を象徴する試合。
さらに、現在の世界のサッカー状況を反映してもいる。
1-7という衝撃的なスコアもさることながら、この試合が持つ意味は大きすぎだ。

南米は、いよいよ本格的にヤバいのかもしれないなあ。

昔から思ってたんだけど、ドイツが強いのってバイエルンがブンデスで露骨な一強やってるからだよね。(それだけではないけど。)
ドイツ人はバイエルンのえげつなさをどう考えてるんだろうとずっと疑問に思ってて、代表がそのままクラブ並に連携とれて他国に勝つならそれでいいのかなあと勝手に推測して、そういった感じでドイツ代表とバイエルンに対しては個人的にかなりぬるい視線で見てたのだけど、んー、やっぱりいろんな意味でドイツ可愛くないなあ。

今大会の南米チームがパスで崩すより奪って速攻型が多かった理由として、売るために欧州好みの選手を育てているからだ、選手のほとんどが欧州でプレーしていて連携を作る時間がないからだ、というコラムを見ましたが、寄せ集め感半端ないブラジルとドイツの連携の良さを比較すると、もう両者の差は開く一方なのではないかという気がしてくる。
唯一の希望は個人技に優れた選手が出てくるかどうかくらいか。
ブラジルのネイマール頼みの戦術はいろいろ言われていたけど、現状ではしょうがなかったんでしょうね。

こうなるとメッシがどうなるのか。
オランダにメッシを完全に封じられたら、ちょっともうこの先永遠に南米が欧州に勝つことは無理なんじゃないかという気すらしてきた。

別に南米が勝たなきゃいけないってわけじゃないけど、あれだけの選手を輩出していて、金のために欧州のクラブに移籍させて、それで地元開催の大会で欧州に惨敗するという構図は、形としてはかなり歪んでいると言っても過言ではないでしょう。
他人の私が思うくらいなんだ。ブラジル人は歯噛みしてるんじゃないだろうか。

ネイマールとチアゴ・シウバがいればもうちょっと違った内容になったかもしれないけど、そういった問題ではもうないし、ドイツの強さは本物。
王国が王国としてあり続けるためにブラジルがこの惨敗をどう消化していくのか、ものすごく興味があるけど、あまり希望は持てないね。
既に南米はクラブも代表もジリ貧でここまで来ている。チリやコロンビアといった中堅国は健闘したけど、肝心のブラジルがこれではショックが大きすぎだ。

ネイマールを生贄に差し出しても暴かれてしまったブラジルの限界って感じ。
大会の顔としてメディアの生贄にし、毎試合ターゲットとして対戦相手の生贄にし、大会から退場させて決勝に行けない言い訳としての生贄にもしてしまったけど、ドイツの力と空気読めなさはえげつないまでにブラジルの脆弱さを明らかにしてしまった。

1-7のスコアは衝撃だけど、正確に現状を表してるものとして見た方がいいのかもしれない。
個人的にもショックだけど、ブラジル人、これは可哀想だ。
これから大変だろうなあ。
[PR]
by teri-kan | 2014-07-09 09:36 | 2014ワールドカップ | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< 準決勝らしい準決勝 日本のサッカー、自分達のサッカー >>