ショパンのマズルカ

「いつまでもショパン」の感想で、マズルカのCDはBGMになってると書きましたが、さすがにそれはいかがなものかということで、しばらく真面目にマズルカを聴きこんでいました。
私の持ってるCDはアシュケナージのマズルカ全集。
曲数が多いので充実の2枚組。
それをじっくりしっかり聴いてみました。

うん、やっぱりいいですよね。
1曲が短いのもあって入り込みやすいし、飽きがこない。えんえんエンドレスでもOK。

CD1枚目は1番から29番(作品41-4)まで収録してあって、2枚目は30番以降、作品番号なしの遺作もいろいろ入ってます。
この作品番号なしの曲がうまく区別がつかなくて、結構好きな曲もあるのに、一体なんて呼べばいいものかって感じです。
CDの最後を飾る「変イ長調」は58番と言えばサッと通じるのかな?
なんか曲の指定が難しいんですよね。
作品番号なしのニ長調なんて2作あるけど、これなんてどっちがどっちか、かなりややこしくないかなあ。

最後の58番の「マズルカ変イ長調」は、ちょっとプラットホームの音楽っぽいですね。「間もなく電車が入ってきまーす」のお知らせ音楽っぽい。
なごめるし、結構好きです。
この辺に並んでる曲は明るいエキゾチックという感じがして良いですね。

個人的な好みとしてはCDの1枚目よりも2枚目で、聴く量としては圧倒的にディスク2の方が多いです。
特に好きなのが作品56の3曲で、Op.56-1(33番)は青空に向かって抜けていくような浮遊感が心地よく、大変気持ちの良い曲だと思います。
Op.56-2(34番)は打って変わって地を跳ねて踊るような躍動感。土の匂いがふんわり。
Op.56-3(35番)はドラマチックですね。もろ好みです。

作品56の前後も好きで、Op.50-3(32番)からOp.56(33~35番)の3曲を経てOp.59-1(36番)まで、CDで聴く時は気合が入ります。
あとは、作品番号なしの50番「ノートル・タン」と51番「エミール・ガイヤール」が印象に強いかなあ。
この二つは副題がついているので覚えやすいんですよね。タイトルが覚えやすいだけではなく曲自体も個性があって覚えやすい。

アシュケナージ以外のマズルカはネット上でいくつか聴いたけど、比較するとアシュケナージのは綺麗ですね。気品があるというか、
他が綺麗じゃないというわけではなく、うーん、アシュケナージのはクセがないって感じ?
楽に聴けると思います。
その分土着感は少ないかなあ。
綺麗な旋律の下に流れる民族の血のたぎりみたいなものは薄いのかなあと思います。




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by teri-kan | 2014-09-12 11:23 | 音楽 | Comments(0)
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