ピアノ協奏曲 イ短調 作品16 / グリーグ

グリーグ作曲のピアノ協奏曲。
世界三大ピアノ協奏曲の一つに数えられている名曲です。

昔、三大と言われてるしとりあえず買っとくか、という軽い気持ちでCDを買いました。
「ペールギュント」とセットだったし、お得感満載な感じで。
ですが、冒頭の超有名なフレーズ以外は、なんていうか、普通?
特に心を動かされることもなく、一回聴いたきりで、この曲はそのままずっとほったらかし状態にしてました。

ところが、この度演奏会でこの曲を聴く機会があり、予習のためにとCDを出してきて真面目に聴いてみたら、良い曲だったんですね。
シンプルに良い曲だった。
小難しくなくて、普通に綺麗で、リラックスして聴ける良い曲。
ノルウェー風味に満ち満ちてて、冷たい空気感や爽やかな緑や、清涼な水の流れが感じられる良い曲。
自然や風土を音楽にした協奏曲だったのかーと、この年になって初めて気付きました。

で、実際生演奏で聴いてみたら、「ほうほう、なるほど、これはピアノがいるよね」っていうくらい、ピアノの音が印象的。
ピアノ協奏曲だから当たり前っちゃあ当たり前なんだけど、でも凍てついた空気感にピアノ音、水と氷にピアノ音、清浄な空にピアノ音、ピアノの音って北国にピッタリなんだーと、しみじみ思っちゃいましたよ。
ちなみにピアノは萩原麻未。オーケストラは日本センチュリー交響楽団。
良い演奏だったと思います。

本当は世界三大ピアノ協奏曲というものは定まってないらしく、ざっと検索かけてもいろんな方がそれぞれ好きな3曲を挙げたりしていて、なんでこの曲が三大ピアノ協奏曲の一つということになったのか、いまいち判然としません。
私が三大ウンヌンを聞いたのはもう随分と昔のことで、グリーグの協奏曲が冒頭しかインパクトがなくても、「世界三大なのだ、だから素晴らしいのだ」とずっと思いこんでいました。
ベートーヴェンの「皇帝」とチャイコフスキーの第1番に並べられる程の名曲かと言われたら微妙だけど、冒頭はとにかく有名だし、思えば昔はあの冒頭部分がいろいろな場面で使われていたような気がします。はるか子供の頃の記憶だけど。
で、その頃ってまだラフマニノフとかそこまでメジャーじゃなかったような気が。少なくとも日本の一般人の間では。
あくまで一般素人の小娘の記憶ですが、日本でのラフマニノフのブームよりも、グリーグを含めた世界三大ピアノ協奏曲というキャッチフレーズは古かったような気がします。

ただね、これって誰が言い出したんだろ。
全然定着していなかったという事実に、実は今回一番衝撃を受けています。




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by teri-kan | 2015-03-02 16:26 | 音楽 | Comments(0)
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