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ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」/ ベートーヴェン

ピアノ協奏曲といえばまずはこれ、といった感じのベートーヴェンの「皇帝」。

作曲されたのは1809年、38歳の時。
この年はナポレオンがオーストリア軍と戦火を交えており、ベートーヴェンは砲撃の轟くウィーンでこの協奏曲を作ったと言われています。
ナポレオンは皇帝としてこの後絶頂期を迎えますが、でも本作品の副題はナポレオンとは無関係。
ベートーヴェンが名付けたものでもなく、由来はいくつかに分かれているそうです。

といった感じで、曲の背景を調べればいろいろ書けることはあるのですが、この曲に関してはそんなの関係なしに、とりあえずまず聴いてみる!というのが一番かなと思います。

とにかく楽しい。わくわく前向きになれる。
「音を楽しむと書いて音楽、音楽は音を楽しむということ」なんて言い方がされたりしますが、この曲はまさにその通り、音楽を楽しむという点においては、最上位に位置する曲と言っていいのではないかと思います。

まず単純に、眠くならない(笑)。
それほど初心者にわかりやすい。
それでいて何度聴いても飽きない。
聴けば活力がわいてきて、前向きになれる。
明るく、美しく、精力的。

この「血の巡りを良くさせる効果」というのが「皇帝」、もといベートーヴェンはすごい。
頭だけではなく、心だけではなく、体全体の細胞が前向きになる感じなんですよ。
マジでベートーヴェンって天才じゃないかと思います。
音楽の天才どころか人間の天才。
旋律はキャッチー、誰もが好むわかりやすさ、長い曲だけどダレるところはなく、クラシックにあまり馴染みがなくても大丈夫な親切な曲。
それでいて品格のある堂々とした曲。
ベートーヴェンの存在は人類にとって僥倖だったとしか言いようがないなと、この楽しい「皇帝」を聴いていても思います。
音楽っていいなあと、ウキウキワクワクするなあと、心から思える曲です。

そんなにしょっちゅうベートーヴェンを聴いてるわけじゃないけど、久々に聴くとやはり良いとしか言いようがないんですよね。
人間の根本を動かすことのできる音楽だと思わされるから。

音楽的にこういう構成だからこういう意識になるといった科学的なことはさっぱりわからないので、何を書いてもすごいとか良いとかいった陳腐な感想になってしまうのですが、とにかくベートーヴェンの「皇帝」はクラシックに馴染みのない方にもオススメのピアノ協奏曲。
全身で音楽を楽しめる曲だと思います。
by teri-kan | 2015-08-28 14:47 | 音楽 | Comments(2)
Commented by 雨だれ at 2015-10-22 14:55 x
こんにちは!私もクラシックが好きで聞いています。
ベートーヴェンの曲ってとにかくスケールの大きさがすごいです。喜怒哀楽がはっきりしていて嬉しい時は素直に喜び、悲しい時は大いに嘆く。感情が爆発している感じなんですよね。
モーツァルトの曲は天上の調べのような感じなんですが。
「皇帝」は「オルフェウスの窓」でイザークが弾いた曲なので個人的にとても思い出深いです。
Commented by teri-kan at 2015-10-23 10:27
雨だれ様、こんにちは。

そういえば「皇帝」を弾いてましたね、イザーク。
あのお話はもともとは音楽学校から始まったんですよねえ。
あの頃は良かったですよねえ。

モーツァルトは私もとても美しいと思いますが、言葉にするのが難しいです。
モーツァルトのピアノ協奏曲も書いているところなのですが四苦八苦してます。
天上の音楽は専門家でない凡人には難しいのかもしれません。

その点ベートーヴェンは感想が書きやすいですね。
感情の爆発もそうですし、生命力の爆発とも言えるかと思います。
モーツァルトの曲が神様の音楽なら、ベートーヴェンの曲は人間の音楽って感じ。
近さをすごく感じる分、書きやすいのかなと思っております。
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