「SWAN」ドイツ編 その8
2016年 06月 22日
嵐の前の静けさって感じ?
今回話はほとんど進んでいない……。
というわけで、実は感想もあまりないんですよね。
真澄にはおめでとうの一言だし。
あとはエドはやさしいなあとか。
クリスだけ異様に察しがいいなあとか。
何気にクリスがメインの回でしたね。
もしかして彼は望まない妊娠の子だったのかなあ。
父親の行動も問題だけど、そもそもの原因はそこかなと。
真澄の変調にやけに敏感なので、何か思うところがあるような気がします。
自己否定を理解できる者同士といった感じのレオンとクリス。
レオンの言ってた人物はルシィのことかー。
確かにルシィは家庭環境に問題がありそうだった。
NY三人組の中で親子関係が普通そうだったのはエドだけなんだけど、なんだかんだでバランスの良い3人だったんでしょうねえ。
エドがいて上手いことまとまるというか、今だってエドが近くにいてよかったなあって感じだし、エドの真っ当さがホントいい安心感です。
最後のシーンはいただけないですね。
なんでこんな時期に妊娠?とは思うけど、無理してほしくないですよ。
しかもこうなると大々的な問題になっちゃって、皆で考えるこれから、という話になるような。
なんだか次回は大変そうだなあ……。
真澄がストレスでどうこうなるとはあまり思えないんだけど、安静にしなきゃいけないのはいけないし、となるとバレエしてる姿は今回でほぼ見納め?
落ち着いたらレッスンはできるだろうけど、レッスンしてりゃそれでいいというマンガじゃないと思うしね。
レオンの計画にシフトしていくのかなあとも思いますが、うーん、どうなるんだろ。
まあとにかく話が進まないことにはなんとも言えない。
今号はホントに嵐の前の静けさ。
秋まで待機ですね。
本当に今回は嵐の前の静けさですね。
真澄の妊娠はレオンだけに知られるのか、江戸にも知られるのかそれともほかの人たちにも知られるのだろうかと思ってしまいます。
文庫本の12巻で解説を書かれている振り付け・演出家の鈴木稔氏の言葉で、「自分のバレリーナだった母親は『火の鳥』が踊りたくて僕がお腹にいる事を隠して踊った。」
と、書かれていました。
真澄もデズデモーナを踊りたいから、レオンに止められても踊るのではないだろうかと思ってしまいます。
まだシュツットガルトに来てからアグリーダック以外踊っていない事と、子供が産まれれば暫く舞台からは遠ざかるから、デズデモーナは辞退しないのではないかと思っています。
秋までは長いです。
コメントありがとうございます。
>演出家の鈴木稔氏
なるほど~、そういう方もいらっしゃるのですね。
でもそれで無事に生まれたのは結果論ですし、実際のところはどうなんでしょう。
プロのダンサーの方の流産って割とあると言うし、周りは知ってしまったら止めると思うのですが。
あ、ということは真澄が舞台に出たいのは確定してて、それをレオンが許すかどうかというのが話の焦点になるのかもしれませんね。
悩んで苦しむのはレオン。
うーん、どうでしょう。
私は無理してほしくないんだけど。
真澄のバレエへの情熱は好きだけど、こういう形で発揮されるのは複雑ですねえ。
まあ、マンガだから踊っても赤ちゃんは無事なんですけどね(苦笑)。
母親に無茶されてもしぶとかったまいあの生命力、ってことになるのかもしれません。
耳が聞こえなくなった時も、心の中の音楽で踊ったことだし。
それに、デズデモーナに自分の愛を表現していますから。
有吉先生はどんなふうに書くのか、9月までの楽しみですね。
>レオンは親バカ
そうでしたね。
普通に生まれても親バカになりそうですが、事情が事情なだけに思い入れのある子になったのかもしれません。
>「愛されなくても愛する」
レオンがこれを言うのも妙な感じですが(笑)。
すっかりいい人になりましたねえ。
これはこれで複雑な気持ちです。