「SWAN」ドイツ編 その14
2017年 12月 18日
前回に引き続き、まるで進んでいない……。
まあ、舞台で踊ってる最中なのでしょうがないんだけど。
でも「そろそろ最終回なのか?」と思いながら1年くらい過ぎたような気がする。
舞台が長く感じてしまうのは、ひとえに結末が決まってるからなのですが、これも大きいかなあと思うのが、もう真澄には驚くべき気付きや飛躍的な成長は見られないんだろうなということ。
既に下手くそな時代は過ぎてるから当然のことなんだけど、舞台の前と後でガラリと変わるような、そんな劇的なことはもうおそらく起こらない。
あ、周囲の評価は劇的に変わりますけどね。
クリスももしかしたら変わるかもしれない。
今の境地に達した真澄には正直言うことがなくて、「オテロ」の愛と赦しの解釈も、「オテロ」自体を見たことないし読んだこともないのでああだこうだ言えない。
ただ、あそこまで周囲に揺さぶられない状態でいられたら、心は平穏でいられるだろうなあと思う。
後の「まいあ」に見られる、全く動じない真澄の出来上がりです。
もともと強い人だったけど、子供が出来てますます強くなりました。
レオンも脱皮したし、この二人、もう恐いもんなしかも。
舞台の後はどうなるんでしょうね。
どこまで描いてくれるのかな。
とりあえず無事踊りきれたことは良かった。
身体にさえ何もなければもういいです。
まあ、何もないことも前から決まってるんですけどね。
やっぱり先の見えないお話が読みたいかなあ。
今となっては本編終了からのブランクが惜しすぎる。
今回で終わるかと思ったら、まだ舞台の場面で正直サラッと見ただけで見直していません。
毎回2回3回と読み返して次回作はどうなるのかと考えるのが楽しみでした。
無事に舞台は終えるだろうと思っていますが、ガッカリ感はありました。
『まいあ』の作品もあるので、先も真澄とレオンの関係も分かっているのでこの先の二人の愛は分かっているので、なぜここまで話を引っ張って行くのだろうと思っています。
ドキドキ感がないのは、やはり先が分かっているからなのでしょうね。
そう思っていても、結局次回作を期待しています。
コメントどうもありがとうございます。
>そう思っていても、結局次回作を期待しています。
結局そうなんですよね。基本的には好きなのです。
でもだからこそいろいろ思うことが出てくる。
書いてくれるだけでありがたいと言いつつ、ファンは我が儘です。
>なぜここまで話を引っ張って行くのだろうと思っています。
私もそれは予想外でした。
もっとサクサク進むものとばかり思っていました。
今の真澄が達してる境地を描きたかったのかなあと推察しますが、もっとサラッと描いても良かったような気がします。
あまりに集大成っぽくて、かえって不安になりますね。
もうこの後は「SWAN」は書かないのかなあとか、そんな心配もちょっと抱いています。