金メダリスト・小平
2018年 02月 21日
小平の滑り「獣のよう」、TBSアナに非難の声
いやー、獣はむしろアスリートには褒め言葉というか、女性だから云々というのとは違うような気がしたんだけど、いろんな受け止め方があるんですねえ。
ていうか、それならむしろ柔道の松本薫の方が酷いよね。
野獣ですよ、野獣。
「獣が女性に失礼」と言うなら「野獣は女性に失礼」も言わなければ。
それぞれ由来が違うにしても、どちらかというと野獣の方が失礼ではなかろーか。
昨今のセクハラ問題の影響ですかね?
記事をいくつか見てみると、獣がどうこういうより、これを発したアナウンサー個人に問題があったみたいで、もしかしたら他のインタビュアーが口にしてたらここまで問題にならなかったのかな?とも思えてくる状況です。
もしそうなら獣にはとばっちりでしたね。
個人的には小平の滑りは、「なんてカッコいいんだろう」と、実は惚れ惚れして見ていました。
筋肉からしてカッコいい。
顔つきが更にカッコいい。
フォームの良し悪しは素人なのでわからないけど、カッコよく見えるというのは、多分理に適った動きをしてるからだと思う。
これを獣にたとえるというのは、だからありなような気がします。
ヒョウやチーターは地上で最も早く走るために理に適った筋肉と動きをしているのだから。
やはりアスリートに「獣のよう」と言うのは、褒めてるのではないかと思いますね。
評判の悪いアナウンサーを擁護するつもりはないけれど。
ところで、小平とイ・スンファの友情がレース後に話題になりましたが、今大会は特にそういった場面を多く見るような気がします。
ショーン・ホワイトと平野とか、羽生とフェルナンデスもそうだけど、今の選手は普段から同じ大会やツアーに出てることが多いから、「お互い気心知れてる関係」というのは多いのでしょうね。
こういうのとは逆に、かえすがえすも北朝鮮と韓国とIOCが女子アイスホッケーでやったことはスポーツをぶっ壊すことだったですね。
北朝鮮はあんな国だし、韓国がスポーツに向かないお国柄だというのは知ってるので、この二ヵ国に対しては今更期待しないけど、IOCが全然ダメなのは問題だ。
選手同士の良い話が多く聞けてる分、IOCと運営の酷さが今回は際立ちます。
日本的にもメダルがたくさんとれて大成功の面と、風だの寒さだので残念極まりない面と、結構複雑。
強風や固い雪に悩まされなかったスケートで、実力を発揮できた実力者がそのまま金を取ったというのは、日本には大きかったと思います。
勝って当然のプレッシャーは大変だったでしょうが、冷静でしたね。
小平選手、金メダルおめでとうございました!