スペイン、PK戦で散る

ラウンド16で早々にスペインが敗退しました。
開催国のノリに負けたと言えばそうなのでしょうが、しかしそう簡単な話でもなさそうだというのが、今のスペインの現状ではないかと思います。

もちろんロシアの戦いぶりは素晴らしかった。
気持ちが入っていて応援せずにはいられない。
しかし、やっぱりロシアにスペインが負けたというのは、スペイン側の事情も大きい。
黄金時代の終焉と一言で言うにはいろいろ難しいのではないかと、勝手に妄想が膨らみます。







なんといっても開幕前日の監督交代劇ですよね。
日本の二ヶ月前がかわいく思えるくらいです。
そりゃスペインだから優秀な選手達でそれなりになんとかなりましたが、ロシア戦で勝ちきれなかったというのは、やっぱり影響は大きかったのだと思います。

それもこれもレアル・マドリーが前代表監督を勝手に引き抜いたせいなのですが、んー、この件の裏事情はよくわからないけど、なんだってこんなことがまかり通るんでしょう。
そりゃスペイン代表よりレアル監督の方が報酬も名声も大きいですが、こんな不義理が通るのか?と言われれば、それはないだろうというのが人情というもの。

そういったわけでスペインのサッカー協会も前代表監督を解任したわけですが、解任せずにそのままだったらロシアに勝ってたという声が出てしまったりして、なんとも悲しいことに。
ホントありえないドタバタ劇です。
スペイン、どうしちゃったんだろ。

と言いつつ、実はスペインってそういえば昔はこんな感じだったなあと思わないでもない。
本戦の大舞台でスペインが勝てなかった頃、スペインの問題は団結力のなさだとさんざん言われていました。
強いのは予選で十分証明されてましたから、ここという決戦での勝てなさはホントに際立っていたのです。
で、その決戦での精神力のなさの理由として言われていたのが、スペインという国自体のまとまりのなさ。
スペインはバルセロナに限らず政治的に地方と中央の対立が激しいけれど、それはサッカーの代表にも反映されているという話だったのでした。

ここ十年間の黄金時代では、それらは解消されたと確か言っていたような。
でも、レアルに引き抜かれて直前で監督交代というのもそうだけど、カタルーニャ独立で大騒ぎになった時、カタランの選手がカタルーニャ代表で出たいと言ってたりとか、すごくバラバラ感あふれるニュースが次々出てきて、確かにスペイン大丈夫?って感じではあったんですよね。

それでも選手個々の能力は高いから、今大会が始まった時には「なんだかんだ言いつつ良いところまで勝ち上がるんだろう」と思ったけど、やっぱりそう簡単な話ではなかったようです。
精神面でのまとまりが大事だというのは、今大会の調子のよいチームを見るだけでも痛感します。

スペインの場合はそういったまとまりの問題に加え、いよいよスペイン風のポゼッション・サッカーに限界がきたのか?といった問題もあります。
ロシアにきっちりブロック作られて守りを固められたら、さしものスペインでさえ崩せない。
パス回しで相手の守備を崩しゴールするというのは、いよいよ難しい時代になったようです。

今大会もゴールのほとんどってセットプレーかカウンターじゃないですか?
あとPK。
シュートを打てども打てども入らなかったドイツやスペインが、極端なボールポゼッション率を誇りながらも早々に敗退したというのは、もうそういう時代ってことでいいのかもしれません。
その点ではハリルの言ってたことはやっぱり正しいんだよね……。



もう一つのクロアチアVSデンマークはさすがに見ていない。
こちらもPK戦までいったそうで、ヨーロッパ勢のつぶし合いはどちらも一応ドローということに。
こっちの山はスペインがいなくなったので本当にわからなくなりました。
強いと思われてたところが順当に勝つというのは難しいんだなあ。

今夜はいよいよ日本の登場だけど、強いところが順当に勝つわけではないというのを、少しは信じたいものです。
睡眠時間をどうするかという問題は、さてどうしようか。
もう若い頃のような無理はできない……。




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by teri-kan | 2018-07-02 21:31 | 2018ワールドカップ | Comments(0)
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